検索結果
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4.3「だったら僕とつき合わない?」――兄のライバルのあまい罠? それとも本気の恋? 平凡な男爵令嬢アリッサは、王城で下働きをする日々。ある日、優秀な兄レオナルドの同期でライバルと噂される美貌の騎士セオルドに出会う。 セオルドは、兄への当てつけを疑うアリッサに強引に交際を迫る。兄のライバルである彼に警戒しつつも、紳士的で優しいセオルドにアリッサは次第に心を惹かれていく。 しかし、暴漢に襲われかけたり、セオのために作った弁当が捨てられていたりと、不可解な出来事にアリッサの疑念は深まるばかり。 セオの真意はどこにあるのか? 利用されているだけかもしれないと悩みながらも、彼への想いを止められないアリッサの、切なく揺れ動く恋心の行方は――
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4.6『フェリシティ・レールダーナ。君に婚約を申し込む』 子爵令嬢のフェリシティには前世の記憶がある。 どこにでもいるアラサーOLだったフェリシティの前世は婚約者が浮気を目撃し、 悲しみを抱えたまま事故にあってしまい気づいたときには ――前世遊んでいたゲームの悪役令嬢の取り巻きモブ令嬢に転生していた!? ゲームのヒロインが転入してくる前になんとか、悪役令嬢の取り巻きから離脱することができたフェリシティだったが ある日、婚約者の浮気現場を見てしまう。 前世でも浮気!今世でも浮気!! フェリシティ浮気者の婚約者との婚約破棄を目指し証拠集めをはじめた時、 なんの因果かゲームの悪役である隣国の王太子であるアルバートと出会ってしまう。 ゲームの登場人物たちとは関わり合いたくないのになぜかアルバートは近づいてきて――
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3.0大陸南端のマイスタンタン王国は、人口も少なく、外交もほとんどない、平和だが貧しい小国である。昨年の火山の大噴火で国王はじめ多くの重臣を失い、急遽王位を継いだのは、まだ7歳のクレドール。どこかの国と同盟を結ばない限り、とても生き延びていけない。だが、弱小国の幼すぎる王に嫁いでくる姫はなかなか見つからない。そんな王と王国のために名乗り出たのは、クレドールの姉でまもなく18歳を迎えようとするルキア王女だった。だが結婚適齢期のルキア王女の見合い話も難航。いっそよその国に頼らず、特産品や観光資源で国を富ませることができないか思案しはじめたルキアは、ある日王立図書館で古い魔導書を発見。どうやら昔の王族は、魔法が使えたらしい。魔導書に従って試すうちに、ルキアは召喚の術が使えるように。そして何度目かの呪文を唱えると……降ってきたのは、ドラゴンと傷だらけの美青年!?
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5.0ヴィオラ(17)は我慢の限界を迎えていた。婚約者が顔合わせの日からずっと、デートに妹同伴で現れるのだ。 さすがにキレかけたヴィオラだったが、閃いた。そう、わたしも婚約者の真似をすればいいのだと。 「お義姉様……」と自分を慕うかわいいアリスを連れてデートへ向かう! あなたの真似をしてイチャつけば……その結果は? ――思いもかけない、【美貌のロリータ・アリス】の真意は読んでからのお楽しみに! 『妻の隠し子』の名紗すいかが書き下ろしたっぷりで贈る不穏で素敵な純愛ラブ。 ユニコーンのぬいぐるみたちと一緒に、ヴィオラとアリスは今日も甘いお茶会!
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4.8あまりの美貌と多忙で、女嫌いを拗らせている王太子補佐シリウスは、甥の爵位継承の事情で結婚することに。 初夜、妻として迎えたサフィニアに「子供は作らない」といきなり白い結婚宣言をするが、 純粋無垢でおとなしい妻の望みは、ただひとつ――孤児院から女の子の養子を迎えることだった。 順風満帆?な白い結婚生活。しかし、シリウスは使用人たちの物騒な噂話を耳にしてしまう。 養子のアナは《妻の隠し子》!? サフィニアによく似た彼女は、不義の子だというのだ。 アナ(二歳)の愛らしさに疑惑を吹っ飛び、振り回されて、シリウスの人生は急に色を帯びていく。 かわいいは正義! 小説家になろうで大人気、不穏ハートフルな子育てラノベ、全面改稿&番外編追加でここに開幕。
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-愛が憎悪に相転移する――彼女に告白すると必ず刺し殺される。繰り返し俺を襲う悪夢とデジャ・ヴュにどんな意味が……? 「す、す、す……好きなんだ! 俺と付き合ってください!」 一世一代の告白。彼女が微笑む。なのに、彼女は俺を包丁で刺す。にっこり笑いながら。死んでよ、宇佐美くん。そうすれば終わるから、世界が――。高校生・宇佐美隼人は憧れの上月日実花に告白すると必ず刺し殺されてしまうという、リアルすぎる悪夢に悩まされていた。ゾンビのような徘徊者が近所の公園に現れ、謎の易者に「女難の相が出ている」と告げられ、既視感に次ぐ既視感、隼人の現実は悪夢に侵食されつつある気配。告白を決意した夏休み前日、日実花は実に可愛らしく、買い物デートに誘われていい雰囲気に。だが、またまた刺し殺される悪夢。いや、そもそも悪夢ではなく、これが現実? 夢と現、その境目があいまいになっていく中で、隼人は自分が夏休み前日の半日を何度も何度も繰り返し経験していることに気づくのだった。そしてついに日実花の包丁から逃れた時、「わたしのこと『好き』って言ったら、わたしに刺されて死んでくれないと世界が終わらないよ」という日実花の言葉とともに隼人の周囲の世界が音を立てて変貌していく――