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  • 路地裏で拾われたプリンセス
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    路地裏で少年のふりをして暮らす私が、プリンセスの代役ですって……!? 路上で生きのびるため、情報屋のアルは少年のふりをしている。女らしい体のラインをだぶだぶの服で隠して。路上に放り出される前の記憶はなく、本当の名前もわからない。ある日、古代ローマ時代の剣闘士を思わせる男性が訪ねてきた。鋭い光を放つ瞳は金色で、そのオーラに誰もが道を空けた。彼は大富豪リシアス。行方不明のカリヴァ王国プリンセス、ザンドラの情報を集めるようアルに依頼してきた。だが折しも暴漢に襲われ、アルは実は女だと気づかれてしまう!するとリシアスは大金と引き換えに途方もない仕事を依頼する。「きみにプリンセスのふりをしてほしい」 ■気鋭の作家ロレイン・ホールの日本デビュー作は、大人気の男装ヒロインの物語。薄汚い少年の服の代わりに、生まれて初めて美しいドレスを着たヒロイン。過酷な境遇にもめげずひたむきに生きる彼女の初恋の行方は? そして、思いもよらぬ出生の秘密とは……?
  • 王子と土曜日だけの日陰妻
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    私はあなたが軽蔑している一族の娘。でも、私にも心があることを忘れないで。 父に強いられ、顔しか知らない王子に嫁いだエルスベス。新婚初夜、ハンサムで男らしい夫アマディオに純潔を捧げ、密かに胸を躍らせていたエルスベスは、彼の言葉に凍りついた。「君とベッドを共にするのは週に1度。世継ぎができるまでだ」公務以外で会えるのは土曜日だけ? それで夫婦と呼べるの?エルスベスは知らなかった。彼が彼女の一族を心底蔑んでいると。やがて週末だけの蜜月を待ちわびるようになり、夫への想いを募らせるエルスベスは、待望の世継ぎを身ごもった。ところがその日から、アマディオは姿を見せなくなって……。 ■ハーレクイン・ロマンスの伝統を守りながらも、現代的なエッセンスを加えて軽妙なロマンスに仕立てるミシェル・スマート。今作でもその手腕が冴えわたります! 王子の子を妊娠し、あらためて、彼を愛していることに気づいたヒロインは……?
  • 世継ぎを授かった灰かぶり
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    王子が望むのは、おなかの世継ぎだけ。私の愛が届く日は絶対に来ない! イギリスから逃げるようにリネア王国へ移り住んで7年、クララは遠からず国王となるアラリックに仕えている――ひそかな想いをずっと押しころしながら。だが、彼が資産家令嬢との政略的な婚約を破棄した夜、クララはほとばしる情熱を抑えきれず、身を捧げてしまう。5週間後、妊娠が明白になると、彼は非情な結婚を申し出た。「きみを愛せないが、子どもには王位を継がせたい」彼女は冷徹な言葉に傷ついたが、我が子のため求婚を受け入れた。ハネムーン先で恐るべき試練が待ち受けているとも知らず。 ■確かな描写力と抜群の構成力で人気急上昇中のエミー・グレイソン。暗い過去を引きずるイギリス人ヒロインと王族としての義務を最優先する傲慢ヒーローの、契約結婚ロマンスをご堪能ください。
  • 初夜に消えたシンデレラ
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    私は愛の女神に見放されてしまったの?挙式した日の夜に別れが訪れるなんて。 「君は独りで眠ればいい。押しつけられた花嫁を抱く気はない」ローマの教会でイタリア貴族チェーザレと結婚式を挙げた日の夜、アイダは夫となった男性が腹立たしげに放った言葉に絶望した。残忍な祖父が極悪非道な手段でチェーザレを脅迫し、私との政略結婚を強要していたとは!憧れの彼と愛情にあふれた家庭を築くという夢が崩れ去り、アイダは豪華ホテルのスイートルームから急いで姿を消した。4年後、偽名で貧困生活を送る彼女の前にチェーザレが突然現れ、傲慢に命じる。「君は今でも僕の妻だ。トスカーナの別荘へ来い」 ■8歳で両親を亡くした後、家族の愛に恵まれなかったヒロイン。憧れのイタリア貴族ヒーローとの結婚で、やっと愛情に満ちた家庭を築けると歓喜したのもつかの間、運命は彼女を不幸のどん底に突き落とし……。A・ウエストの劇的な再会ロマンスをお見逃しなく!
  • 天使を授けて消えたシチリア富豪
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    あなたを愛し、子供も産んだのに、なぜ私は妻になれないの? 貧しい画家のブリアンナは商談も兼ね、シチリアの美術展を訪れた。だがそこで、一番会いたくなかった相手とでくわしてしまう。辣腕の実業家ロレンツォ・パリジ。大切な息子の……父親だ。2年前、画学生だったブリアンナは彼と出会い、恋に落ちた。夢のような蜜月のときが続いたある日、彼は素性も明かさぬまま忽然と姿を消してしまった。そこへ追い討ちをかけるように妊娠がわかるが、ブリアンナは彼の正体が有名な大富豪だと聞かされて、身分差ゆえに、ひとりで産み育てようと決めたのだ。ロレンツォは息子の存在を知って驚き、すぐに彼の屋敷の敷地内にブリアンナ母子を呼び寄せるが、結婚する気はないようで……。 ■息子と共にシチリアへ呼び寄せられたヒロインは、ヒーローのプロポーズを密かに期待します。ところが彼の提案は、“同じ敷地内で暮らすが僕は別の女性と結婚する。きみとは二度と関係をもたない”という奇妙なもので……。実力派ロレイン・ホールの新機軸!
  • エーゲ海の花嫁に天使は微笑む
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    すべてを失った絶望の夜に、希望の光を宿すことになるなんて。 農場で働くレベッカは、幼い頃からオリンピック選手になることを夢見ていた。ところが練習中に大怪我をして、無念にもその夢を絶たれてしまう。さらに恋仲だった農場主の息子にも捨てられ、どん底に突き落とされた。元恋人の結婚式の夜、惨めで耐えきれず逃げ出したレベッカは、偶然出会ったセオの彫像のような美しさに我を忘れ、一夜限りと誓って身も心も捧げた。さよなら、昨日までの私。ようやく新たな一歩を踏み出した矢先、彼女は妊娠に気づき、しかもセオがギリシアの大富豪だと初めて知って動揺するが、彼から子供のためだと便宜結婚を提案される。本当にそれでいいの? 惑いつつレベッカはエーゲ海へ旅立った。 ■愛らしいヒロイン像と圧倒的筆力で人気急上昇の作家、ロレイン・ホール。今作では、運命の一夜で命を授かったヒロインが結婚へと導かれる、切ないロマンスを描きます。ストレスから早産になってしまったヒロインを心配して付き添うヒーローの姿に要注目!
  • 千の顔を持つシンデレラ
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    あの夏、あなたに見せた素顔は、けっして嘘ではないと信じてほしい。 イリンカはロンドンで突然誘拐され、ヴェネチアへ連れてこられた。そこで待っていたのは、何世紀も続く名門の富豪ザーゴだった。3年前の夏、イタリア旅行中のイリンカは彼と出会って恋に落ち、純潔を捧げて、夢のような数週間を過ごした。だが彼に求婚されて急に怖くなり、別れも告げずに逃げ出したのだ。「僕の妹が恋人との仲を裂かれて泣いている。きみの仕業だな?」変装の専門家であるイリンカには秘密を守るべき仕事依頼もある。口を開かない彼女に、話すまで屋敷でメイドとして仕えるよう、ザーゴは厳しく言い渡した。嘘でしょう? 一日中一緒に?今度こそは逃さないと彼に熱く見つめられ、彼女は身を震わせた。 ■その高い変装技術を買われ、富裕層の顧客から様々な依頼を受けているヒロインは、偶然にもヒーローの妹のトラブルにかかわることに。メイドとして彼の屋敷で暮らすうちに、封印した想いが再び溢れて……。ケイトリン・クルーズらしい軽妙洒脱なロマンスです。
  • 仇敵には愛という名の毒を
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    仇敵との結婚は、家族を救うため?いいえ、心に嘘はつけない。 リンナはギリシア富豪アサン・アカキオスに依頼され、彼の別荘で結婚式の料理を担当することになった。じつはリンナはアカキオス父子を憎んでいた。彼女の父親を辱め、破滅させたからだ。それでも料理は彼女の人生そのもの。拒む理由はなかった。ところが式の直前、アサンは花嫁を彼の父に奪われてしまう。リンナはそのとき初めて、この結婚が契約結婚で、以前から父子が反目し合っていたと知った。そしてアサンから、驚くべき提案を告げられた。「代わりにきみが花嫁になればいい」彼女の家族の汚名をそそぎ、借金も肩代わりするからといって。私が悪魔の花嫁に? なぜかリンナの胸は密かにときめいて……。 ■幼いころは家族ぐるみの付き合いもあったヒーローとヒロイン。互いに抱いていた淡い恋心も、いつしか運命の荒波に翻弄され、思わぬ展開に。2023年に日本デビューを果たしたロレイン・ホール。愛らしいヒロイン像と圧倒的筆力で要注目の作家です!
  • 十年後の愛しい天使に捧ぐ
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    あなたは父の嘘を信じて私を捨てた。そして私は、あなたが残した宝物を失った。 支配的な父の謀略で、恋仲だった厩務員レックスとの駆け落ちが頓挫してから10年。ポーシャは自身が働くオークションハウスに亡父が唯一遺した絵画を出品した。学費を捻出するには、それしか術がなかったのだ。すると驚いたことに、すぐに絵画は落札された。落札者である億万長者をひと目見て、ポーシャは愕然とする。レックス! まさかこんな形で再会するなんて。未練に引きずられ、ポーシャは体だけとの約束で密会を続けるが、週末の小旅行を最後に、愛のない関係を断とうと決めていた。だが運命は残酷だった──彼女は一夜で彼の子を身籠ってしまう。10年ぶりに求婚されても、ポーシャにはまだ秘密があって……。 ■薄幸ヒロインのシンデレラロマンスに定評のある、人気作家アニー・ウエスト。10年前の駆け落ち当日、ヒロインは父の罠にかかり、地下牢に幽閉されますが、そのとき彼女のおなかには、小さな命が宿っていて……。感涙必至です! ハンカチをお忘れなく。
  • 大富豪は華麗なる花嫁泥棒
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    花嫁泥棒に心まで盗まれるなんて、いったい私はどうしてしまったの? 挙式当日、フランチェスカは密かに胸を弾ませていた。ようやく暴君のような父親の支配から自由になれるのだ。たとえ、愛のない契約結婚の花嫁であったとしても。だが礼拝堂へ赴く寸前、花婿の異母弟アリスティドが突然現れ、「今日、きみを兄から盗んで僕の花嫁にする」と宣言して、強引にフランチェスカを連れ去った。花婿が誰であれ、父親から救い出してくれるのならと彼女は承諾し、その日のうちに二人は結婚した。意外にも新婚生活は順調で、フランチェスカは日ごとアリスティドの魅力に惹かれ、心が揺れ動いていた。悩みはひとつ。なぜ彼は盗んだ花嫁に指一本触れようとしないの? ■『路地裏で拾われたプリンセス』で華々しい日本デビューを果たしたロレイン・ホールが、イタリア富豪と無垢な乙女の切ないロマンスを描きます。本作はケイトリン・クルーズ作『身重の花嫁は一途に愛を乞う』の関連作としてもお楽しみいただけます。
  • すり替わった富豪と秘密の子
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    もしも18歳の誕生日に戻れたら、きっとあなたのキスに応えてしまう。 急逝した夫の双子の弟ディオニュソスと再会したアリアドネは、そのさなか、激しい腹痛に襲われ病院に運ばれた。残念なことに、治療も虚しく彼女は亡夫の子を流産してしまう。目覚めたアリアドネは、亡夫と瓜二つの義弟にとっさに懇願した。「お願い! 人工授精であなたの子を授けて」アリアドネは彼の子を亡夫の子と偽り、育てるつもりだったのだ。ディオニュソスは驚き、非常識な頼みごとに隠された本心を、アリアドネに厳しく問うた。もうすべてを打ち明けるしかないの?同性愛者だった彼の兄とは友情で結ばれた結婚だったこと。そして秘密を守るため、純潔のまま身籠るしかなかったことを。 ■ギリシア名門一族の双子の兄弟とヒロインは、子供の頃から友情を育んできました。やがてヒロインは18歳の誕生日に兄と婚約。彼女に惹かれていたヒーローは強引に唇を奪うと、逃げるように家を飛びだして……。ドラマティックで切ない再会ロマンスです!
  • 祭壇に捨てられた花嫁
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    私を祭壇に置き去りにした憎い人。なのに愛さずにはいられなくて……。 結婚式当日、花婿のイタリア富豪ヴィトは現れなかった──伯父に強いられた政略結婚で、彼のことはよく知らないけれど、いくらなんでも酷すぎるわ! フローラはドレス姿のまま、彼のオフィスに押しかけた。だがヴィトから伯父が彼の両親を破滅させたこと、そしてこの結婚は伯父への報復だったことを聞いて呆然とする。伯父は8歳で両親を亡くした彼女を引き取った恩人だが、一方で彼女の両親の遺産を強奪した悪人でもあったから。帰る家もお金も頼れる人もなく、フローラはどん底に落ちた。半年後、ヴィトは出先でウエイトレスとして働くフローラを見つけ驚愕する。「ここで何をしている? いったい何があったんだ?」 ■支配的で強欲な伯父の操り人形として生きるしかなかったヒロインと、両親を死に追いやったヒロインの伯父を追いつめることに人生を費やしてきたヒーロー。二人の間に思いがけず芽生えた純愛を、大スター作家アビー・グリーンが情感豊かに描きます!
  • シチリア大富豪と消えたシンデレラ
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    私は息を潜めてただ待つしかないの?愛しているとあなたが言ってくれるのを。 自分が養女だと知ったフローラは、ロンドンまで出向いて出生時の情報を入手し、愕然とした。母は麻薬依存症……。打ちひしがれて駆け上ったホテルの屋上で、青い瞳の世にも美しい男性と出会い、運命に導かれるように純潔を捧げた。素性はおろか、名前さえお互い告げないまま。6週間後、フローラが住む田舎の農場にヘリコプターが飛来し、降りてきたのは――二度と会えないと思っていたあの夜の男性。「やっと見つけた。きみは妊娠したかもしれない」強引に連れていかれた先は巨大なヨット。彼は巨万の富を誇る、シチリア大富豪だったのだ! ■夢心地で身を捧げ、身ごもった乙女の恋の行方は? “嵐のようなジェットコースター・ロマンス”とAmazon.comの読者レビューで評される、注目作家リラ・メイ・ワイト。舞台劇さながらの迫力ある作風は、リン・グレアムファンの方におすすめです!
  • 夫を愛しすぎたウエイトレス
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    夫婦なのに夫婦のふりをするなんて、奇妙で、陳腐で、そしてあまりに切ない。 多忙で妻を顧みない夫ドメニコから逃げだして4カ月後、レイは彼の伯母の弔問のため、ヴェネチアの屋敷を訪れた。なんて愚かなの? 出迎えた夫にうっかりときめくなんて……。翌日、ドメニコの親代わりだった故人の遺言が読みあげられ、レイは思わず耳を疑った。彼が屋敷を相続する条件として、2回目の結婚記念日を妻と共に迎えることが必須だという。「屋敷は絶対手放せない。半年間、夫婦円満のふりをしてくれ」ドメニコの懇願に屈し、レイは渋々“従順な富豪の妻”に戻るが、接触は頬へのキスまでというルールはすぐに破られて……。 ■夫の愛情を微塵も感じられない籠の鳥のような生活が虚しくなり、ウエイトレスをしながら夢への一歩を踏みだしたヒロイン。遺言書がきっかけで、再び夫婦として向き合うことになり……。期待の新作家ロージー・マクスウェルが描く、熱い夫婦再生ロマンス!
  • 無垢な義妹の花婿探し
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    運命はあまりにも残酷――愛する義兄に別の男性との結婚を強いられるなんて。 婚約者に騙され、マティがスコットランドに引きこもって3年。スペインから、亡き父の再婚相手の息子ハビエルがやってきた。ハンサムなのにどこか謎めく義兄が黒い瞳を光らせる。「一緒に帰るんだ。金目当てでない花婿を見つけてやる」亡父の遺言どおりマティを25歳の誕生日までに結婚させる――さもないと相続財産を失うのだ。マティはしぶしぶ帰国し、義兄の選んだ花婿候補と次々会う。でも結婚なんてしたくない。「私は競売にかけられる牛じゃないわ」それに……私が好きなのは、ハビエル――あなたなのに! ■期限までに花婿が決まらなければ義妹と結婚しなければならないヒーロー。義妹がやっと好意を示した男性を前にひと安心するはずが……? 『路地裏で拾われたプリンセス』『秘書は一夜のシンデレラ』が大好評を博したロレイン・ホールの義兄妹もの!
  • 王子が選んだ十年後の花嫁
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    王妃になっても幸せにはなれない。彼が私の愛を拒み続けている限りは。 シドニーは30歳の誕生日に突然現れたハリールから求婚され、動転した。学生時代、彼とは固い友情で結ばれていた。引っ込み思案の彼女を異国の王子ハリールはいつも励まし、勇気づけてくれた。やがて感謝の想いは恋心へと変わり、5年前、王位継承のため帰国するハリールについに愛を告げた。だがなぜか彼は冷たく拒絶し、絶縁を言い渡して去ったのだ。まだあのときの傷さえ癒えていないのに……。シドニーは求婚を一蹴するが、2週間だけ滞在してはと誘われ、思わず心が揺れる──ハリールの密かな企みにも気づかずに。 ■大スター作家ダニー・コリンズ推しの方におすすめのスター作家、ジャッキー・アシェンデンが描く、ドキドキが止まらない熱いロイヤル・ロマンス! お互いが30歳になって独身なら結婚する──食卓のナプキンに走り書きした“誓約書”が本物になるなんて。
  • 愛されない花嫁の愛し子
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    たった1週間の幸せを胸に刻んで、彼女は愛する人にさよならを告げた。 まさか、こんな場所で夫のジャックにでくわすなんて!友人の結婚式に参列したベスは愕然とした。便宜結婚だったとはいえ、彼から籠の鳥のように扱われ、たまらず家を飛び出して以来、10カ月ぶりの再会だった。離婚を申し出たベスに、ジャックは言った。「僕にはきみが必要なんだ。どうか戻ってきてほしい」今も彼を愛するベスは心を動かされ、情熱の1週間を過ごすが、夫の変わらぬ傲慢ぶりを垣間見て絶望し、再び姿を消した。数週間後、妊娠したベスの前に突然ジャックが現れて……。 ■父の借金の肩代わりをしてくれたヒーローと便宜結婚したヒロイン。名ばかりの夫と過ごした夢の1週間で、思いがけず身ごもって……。大スター作家レベッカ・ウインターズを彷彿とさせる、スター作家アニー・ウエストのドラマティックで品のある夫婦再生ロマンスをお楽しみください。
  • 短い恋がくれた秘密の子
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    再会した彼に打ち明けるのが怖い。7年も言えずにいた息子の存在を。 息子が6歳になり、救急隊員として働き始めたブリー。初出勤の日、現場に現れた救急救命士を見て、彼女は目を見開いた。ジョンノ! まさか再び彼と会う日が来るなんて。7年前、彼の送別会の夜、ブリーはかりそめの恋と知りつつ身を捧げた。妊娠がわかったのは、ジョンノが街を去ったあとのこと。彼に連絡が取れないうえ、おなかの子の健康に問題があるとわかり、ブリーは途方に暮れたが、独りで産み育てようと決意する。生まれた子は病にもめげず、明るく元気に育っていた。あなたには息子がいるの――戻ってきたジョンノに告げなければ。けれども、その勇気が出ないうちに、彼の知るところとなって……。 ■命の現場を舞台にめくるめくロマンスを描いて人気のアリスン・ロバーツが放つ感動作。母一人子一人で過ごしてきたブリー母子の前に、不意に舞い戻ってきたジョンノ。彼が家族も子供もいらないと考えていることを知り、ブリーの悩みは深まるばかりで……。
  • 秘書は一夜のシンデレラ
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    二度と会えない愛しいひと。彼の面影を胸に、この子たちと生きていく。 カリヴァ国王ディアマンディスの秘書カテリーナは、長年恋い焦がれていた彼と、ある夜ついに結ばれた。一夜の夢と知りながら。けれど思いがけず双子を身ごもり、パニックに陥る。身分違いの恋が幸せな結末を迎えるはずがない。愛するひとの子を守るため、カテリーナはひそかに国を出た。だがアテネで独り暮らし始めた彼女のもとを訪ねてきたのは、誰あろう、怒りの形相のディアマンディスだった!カテリーナを強引に連れ帰り、結婚を宣言。愛を信じぬ冷酷な国王の、愛されぬ花嫁となるが――。 ■ドキドキはらはらの圧倒的筆力! 日本デビュー作『路地裏で拾われたプリンセス』が大好評を博した、気鋭の作家ロレイン・ホール。過酷な運命に翻弄されて家族を失い、愛を渇望しながらも得られなかった国王が、幸福をつかむ感動作です。

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