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4.3「私がどれだけ君を好きなのか、その身をもって知ってくれ」とある王家主催の舞踏会で、公爵令息サイラスは自身の婚約者である伯爵令嬢に婚約破棄を告げた。サイラスの親友、アルテシオはそれを会場で見守っていたのだが、次の瞬間、なぜかサイラスにプロポーズされた……!? しかもいろいろと戸惑った末に、サイラスの手をとってしまった!! とはいえアルテシオも、たくさんの人がいる中でサイラスに恥をかかせたくなかっただけ。貧乏子爵家の平凡な自分が、眉目秀麗・才色兼備なサイラスの隣にいるなんて、あまりに不相応。そう伝え、アルテシオは婚約を撤回しようとしたが、サイラスは話を聞くどころか、実力行使で愛を教え込んできて、さらには外堀を埋めにきて――!? スパダリ公爵令息による怒涛の囲い込み愛BL!! ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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4.1「ずっと前からです、殿下。俺は貴方に仕えていたときから、貴方以外と結婚するつもりは微塵もなかったのですから」王女フェローネは幼い頃、騎士のヴァレイフに一目惚れをした。その様子を見た国王の打診によってヴァレイフが護衛騎士となり数年経ち、周囲からは結婚も取り沙汰されているが、実際の二人の距離は平行線のまま。それでも大好きなヴァレイフがいつもそばで守ってくれる状況に幸せを感じていたフェローネだったが、ほかの騎士たちの会話によって自分の行動が彼の騎士としての未来をふいにしてしまったと自覚する。国の英雄とまで呼ばれ、他方から必要とされる彼をこれ以上自分のわがままに付き合わせるわけにはいかない。そう思ったフェローネは成人をきっかけにヴァレイフを護衛騎士から解放したのだが、なぜか翌日から彼はフェローネに何度も会いにくるようになり……思いを断ち切ろうとする王女ヒロイン×弁えすぎた結果飽きられたのかと焦る騎士ヒーローのじれじれ両片思いストーリー
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4.0ニヴァーナ王国の第二王子・イルは、異世界から来た聖女に当て馬として利用され、学園で兄王子に断罪されてしまう。さらには突然、父王に龍人国との和平のために政略結婚を命じられた。戸惑うイルを置いてけぼりに、結婚相手の龍王・タイランは早速ニヴァーナにやってくる。龍人国の風習に則り、離宮で一ヶ月間一緒に暮らすことになった二人だが、なぜかタイランは初対面のはずのイルに甘く愛を囁いてきて――?タイランの優しさに触れ、ひとりぼっちだったイルは愛される幸せを知っていく。孤立無援の当て馬王子の幸せな政略結婚のお話。 ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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3.0皇帝を陰から守る『影踏み』の一族であるハイイロはある日、目が覚めると身体の奥に鈍い痛みを感じた。 その痛みは、怪我をしたような痛みでもなく、毒の痛みでもない。 そして、隣には自分の護るべき相手である帝国の若き皇帝リュウセイが寝ていた。 黒い獣の姿をした忘却の妖魔であるシエンに自らの記憶を代償に1つ、願いを叶えてもらえる能力を持っているハイイロは、 今までその力で大切な想い人であるリュウセイを護ってきた。 しかし鈍い痛みと記憶の喪失から、自分が『一夜の愛を賜る代償に記憶を失ったのではないか』と考えたハイイロは、 大切な人の感情を歪めてしまう可能性があるならと、リュウセイが目覚める前に彼の元を去り――。 リュウセイは目を覚ますと隣にハイイロがいないことに気づく。 ハイイロが自分の元を去ったことを知ったリュウセイはハイイロを取り戻すために動き出し……。 愛するもののため国を変える皇帝×大切な人を守るために記憶をささげる青年 二人の愛の物語――
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