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4.5嫌われ者の「ヤマビル」の研究に 愛をもって取り組む子どもたちが常識に挑む物語。 「好奇心が未知の扉を開ける衝撃が満載だ」 山極壽一先生激賞! 各地で増え続けているヤマビル。 山だけでなく里でも被害が増えています。 知らない間に血を吸う嫌われ者のヤマビル。 そんなヤマビルの生態研究に挑む小中学生がいます! その名も子どもヤマビル研究会。 彼らは、山でヤマビルの数を数え、 ときに自らの血を吸わせて育て、そして、解剖までするのです。 そんな彼らが解き明かしてきたヤマビルの生態の数々を紹介します。 そして、「ヤマビルはとてもかわいいいきものです」とまで言い切る、 いききとした子どもたちの感受性に驚嘆する1冊です。
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3.72021年刊行の『ヒルは木から落ちてこない。ぼくらのヤマビル研究会』をその後の研究成果を増補してヤマケイ文庫化。 鈴鹿山脈の麓で暮らす小中学生が、自らの好奇心をもってヤマビルの研究に挑んでいます。 定説を覆すような発見や知られざるヤマビルの能力を次から次へと発見しています。 子どもたちの科学的好奇心と思考力、行動力に感嘆する一冊です。 ■内容 第1章 ヒルとの出会い 第2章 ヒルの弱点を突き止めろ 第3章 ヒルは木から落ちてくるのか? 第4章 いざ、解剖だ 第5章 実験材料を確保せよ 第6章 ヒルはどうやって拡がるか 文庫版のための増補 鈴鹿山脈におけるヒルの分布、その後
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-三重県鈴鹿山脈の山すそに住む子どもたちが、嫌われ者の吸血生物・ヤマビルを好奇心をもって研究し、常識を覆す発見をしています。 そんな研究成果をまとめた『ヒルは木から落ちてこない。ぼくらのヤマビル研究記』(現ヤマケイ文庫)が2021年に刊行されると大きな反響がありました。 本書は、その第2弾としてヒルの一生のうちで目撃例がほぼなかった「産卵の瞬間」の撮影とヒルの「脱皮」の詳細な調査。 そうして、いまだ謎に包まれた「ヒルの一生」の解明に、子どもたちが迫ります。 また、第1弾に引き続き、近年話題となっている「ヒルの分布拡大」についても引き続き調査・研究が続いています。 そして、書籍を刊行したことで、各地で講演会に呼ばれたり、他地域の子どもたちとの交流などが増え、ついにNHKの番組にも出演するまでになりました。 ■内容 プロローグ 子どもヤマビル研究会とヒル 第1章 初めての出演依頼 第2章 ヤマビルの命のつながりを求めて 産卵行動の観察 第3章 ヤマビルの命のつながりを求めて ヒルは脱皮する 第4章 ヤマビルを拡げているのは誰だ 第5章 ヒル研社会と交流する 第6章 NHK・Eテレヴィランの言い分に出演 エピローグにかえて あとがき