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3.9もう疲れない・すり減らない・振り回されない 秘訣は「考え方を選ぶこと」だった―― 合わない相手との関係で気を揉んだり、 クレーム対応で心ない言葉をいわれたり、 数字に追われて息つくヒマもなかったり……。 仕事をしていれば、しんどい思いをすることはあります。 疲れ果てて、まったくやる気が出ない……。 身も心もすり減ってしまうことはあるでしょう。 でも、同じ状況にいながら「ああいう人だからね」と軽く受け流したり、 理不尽なことをいわれても軽くスルーしたり、「できる範囲でやるしかない」と割り切ったり、 物事に振り回されない、「心が疲れにくい人」はいるものです。 では、その違いはいったいどこにあるのでしょうか? ひと言でいえば、「考え方を選んでいるかどうか」です。 心の状態は「物事そのもの」と「物事についての考え」で決まります。 たとえば、企画していたイベントがトラブルで中止になったとしましょう。 そういった「物事そのもの」を選ぶことは不可能です。でも、起きた物事だけで心の状態が決まるわけではありません。「中止になったことをどう考えるのか」、「物事についての考え」は選ぶことができます。選択肢は大きく以下2つ。 心を疲れさせる「疲弊思考」か、心を穏やかにする「穏やか思考」か。 本書では、これまで1万名以上の方の悩みに耳を傾けてきたカウンセラーが、 やってしまいがちな34の思考の悪習慣を思い切って「やめる」ことで、「疲弊思考」から抜け出すコツを伝授。 人や物事に振り回されることなく仕事に集中するための必読書です。
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3.8仕事中、頭の中にこんな言葉が浮かんできたことはありませんか? 「あんなこと言わなければよかったな」 「こんな仕事やっても意味ないのに」 「また失敗してしまった」 「何をしたってどうせうまくいかない」 「あの人ちょっとおかしいんじゃない?」 「あ~終わった、人生もう詰んだ……」 私たちは日々、無意識のうちにこういった「頭の中のひとりごと」をつぶやきながら過ごしています。 一説によると、その数なんと1日4~6万回。単純計算するとおよそ2秒に1回、起きている間ずっと、 こうした「自分との対話」をしていることになります。 それがポジティブで前向きな内容なら、気持ちが明るくなって心も軽やかになるでしょう。 逆に、もしそれがネガティブなものならどうなるでしょうか? 後ろ向きで否定的な発言ばかりする人と、1日中話しているのを想像してください。気分が滅入って、 心が重苦しくなってしまうのもムリはありません。 たしかに、仕事をしていればつらいこと、しんどいことは必ず起きます。 問題や面倒ごとをゼロにすることはできません。 しかし、そういった物事をどう思うか、どう認識するか? 「頭の中のひとりごと」であればあなた自身が決められます。 悪いことが起きたからといって、そこに「悪い考え」を重ねていては、 二重の意味でしんどくなってしまいます。 物事そのものは変えられなくても、「その物事についての考え」は自分次第。 必要以上に深刻に考えなければ、その分、客観的で冷静な視点も戻ってきます。 頭に浮かんだ言葉を客観的に見直す習慣を持つようにしてください。 本書では、つい言いがちな「心が重くなるひとりごと」を「すっと軽くなるひとりごと」 に言いかえるパターンを81例、掲載しています。 「人間関係」「ストレス」「コミュニケーション」「失敗が怖い」「メンタルが不安定」「逆境や困難」 といった、仕事でよくある状況ごとに紹介していきます。 気になる項目から読んでも、しんどくなったときにパラパラめくるだけでも大丈夫です。 狭くなってしまった「考えの視野」を戻すためのハンドブックとして活用してください。 本書によって、仕事で疲れた心が少しでも軽くなることを願っています。
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3.5メンタルは弱いままで大丈夫! あなたは、こんな問題に悩んでいませんか? ・職場の人間関係がしんどい ・会議や打ち合わせで緊張してしまう ・小さな失敗を引きずってしまう ・周りと自分をつい比べてしまう この本は、メンタルを無理に強くしようとせずに、そのままのあなたで不安や焦り、ストレスから抜け出し、穏やかに働けるようになる方法を紹介しています。 「人前で話すのが緊張する」 「上司との会話で疲れる」 「想定外が起きるとパニック」 など、仕事での辛さやしんどさを感じる具体的な場面をもとに、その解決策をまとめています。 まずは、気になった項目を1つだけでも実践してみてください。あなたの働き方が劇的に変わるはずです。 ■目次 第1章 仕事が怖い 不安や緊張をさらりと手放そう 第2章 人間関係がしんどい まわりに振り回されないコツを知ろう 第3章 自信が持てない 「完璧」になろうとしなくて大丈夫 第4章 小さなことが気になる 気にしてしまう自分も責めなくていい 第5章 もう心が折れそう 考え方ひとつで心の負担は軽くなる ■著者略歴 一般社団法人感情マネージメント協会代表理事・公認心理師。 20代で独立起業するが、ストレスから緑内障を発症、視覚障害者に。同年、うつ病と診断された姉が自死。姉の死の真相を知るために精神医学や心理療法を探求し、後に心理カウンセラーに転身する。厚生労働省ストレスチェック制度、防衛省メンタルサポートなどメンタルケア関連の公共事業に多数参画。カウンセリング実績はのべ1万5千人以上。企業研修や講演の受講者は累計2万名を超える。精神障害を持つ方のカウンセリングから経営者、アスリートのメンタルトレーニングまで「心の問題解決」に広く取り組む。 主な著書は『何があっても疲れない心をつくる 職場ですり減らないための34の「やめる」』(ぱる出版)。『「メンタル弱い」が一瞬で変わる本 何をしてもダメだった心が強くなる習慣』(PHP研究所)は4か国語で翻訳出版されている。
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3.7あなたは「メンタルの弱さ」を悪いものだと思っていませんか。いらないものなので、見つけたら「さっさとゴミ箱に捨てなければ!」と。たしかに、不安や落ちこみ、マイナス思考、ネガティブな感情というのは気持ちのよいものではありません。なるべくなら避けて通りたいもの。でも、その前提こそ、間違いだったのです。「メンタルの弱さ」は悪ではありません。「いらないもの」なんてとんでもない。それは、むしろ「強さの材料」なのです。人間はみんな「自然な弱さ」を持っています。それは身を守るための警告システム。常に私たちの行動を最適化してくれています。この本でお伝えする内容を理解し、実践していただければ、あなたのメンタルは、自然に強くなっていくでしょう。