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4.0ウブな会社員の都子は、御曹司でもある副社長・要の秘書として働き始めて3年。要にほのかな恋心を抱いていたが、彼には政略結婚の予定があるため、身分違いの叶わぬ恋だと諦めていた。ところがある日の仕事終わり、ひょんなことから要と一夜を共にしたら、後日妊娠が発覚! 彼に迷惑をかけたくないと思い、本当の理由は告げず退職することに。ひとりで産み育てていたのに、1年後、突然要が現れて…!? 「人生のすべてをかけて必ず幸せにする」――空白の時間を取り戻すかのように、たっぷりの溺愛で包み込まれ…。
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4.8昭和生まれの大学生・奥山真悠子は、ある日突然30年後の現代にタイムスリップし、強面の男、貴島龍也の部屋で目を覚ました。行く当てのない真悠子は面倒を見てくれるという彼の言葉に甘え、同居することに。羽振りのよい暮らしぶりやお付きのような男たちを連れている龍也の仕事を聞いてもはぐらかされていたが、彼が両親から強要されているお見合いを断るために恋人役を引き受け実家に行ってみると、実はその地域では名の知れたヤクザの若頭だったことが判明する。驚いた真悠子だったが、いつも真悠子のことを考えてくれて、不安と寂しさで押しつぶされそうなときに寄り添ってくれる龍也のことを怖いと感じたことはなく、キスされたことで彼を男としても意識し始める。やがてお互い惹かれ合うようになるが、真悠子がタイムスリップした原因と思われる人物に再会して……。
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-空港のインフォメーションとして勤務している六花は、27歳にして恋愛経験なし。それは中学時代の初恋の人・兄の友人である柊への恋心を未だに引きずっているからだった。そんなある日、六花は思いがけず初恋の相手・柊との再会を果たす。柊は、クレーマー対応にてこずる六花を助けてくれたのだ。六花はすぐに柊だと気づいたが、柊は六花のことなど忘れてしまったのか、そのまま立ち去ってしまう。それから3日後。柊は再び空港に現れ、六花へと話しかけてきた。「六花のことにはもちろん気づいていた。六花のことは忘れたこともなかった」と告げられ、ときめく六花。それをきっかけに、ふたりの距離は急速に縮まっていくが、六花には柊の気持ちがわからない。彼の目に自分は女性として映っているのか? それとも、ただの「友人の妹」なのか? ところが、ひょんなことから六花と柊はふたりきりで旅行をすることになり……。
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4.5父を亡くした元令嬢の恵茉は、受け継いだ土地の税金が払えずに困窮していた。すると大手不動産会社の社長・涼成に助けられ、土地の運用を任せるために政略結婚を提案される。戸惑うも家族を助けるため、交際0日のまま新婚生活がスタート。少しずつ互いの距離を縮める約束だったのに、愛妻欲強めに迫られ…。「今夜はずっと君に触れていたい」――熱を帯びた視線で囁く彼にひたすら甘く愛され、次第に身も心もとろけていき…。
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4.0「君を嫌というほど愛し尽くす」人生最後の自由時間を楽しむため、イタリアを訪れていた大学生の紗良。そこで出会った伊織という大人の魅力を持つ男と、生涯一度きりの燃えるような恋に落ちる。自分が彼のモノだという証を刻みつけられ、身体は悦びに打ち震える。しかし自分は帰国後、祖父の命令で四十歳も上の男との結婚が決まっている身。夢のような時間はやがて終わりを迎える。伊織からの連絡を絶ち、紗良は人妻となった。ところが、大手食品会社社長である夫から、甥として紹介されたのがまさかの伊織で…。「もう一度俺を選んでくれないか」残酷すぎる運命の果て、唯一の愛を掴む。 ※こちらは単話1~6話のセット版です。重複購入にご注意ください。
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5.0「王の隣で熟睡とは見どころのある娘だ。さすが、私と一晩を共にしただけはある」 酔い潰れた翌朝、マージェリーは頭を抱えていた。 まさか自分がワンナイトラブを、それも前世で大好きだった推しとしてしまうなんて――。 破滅ルートまっしぐらの悪役令嬢に転生したことに気付いたマージェリー。前世の知識を駆使して「魔の三年間」を乗り越えた彼女だが、直後、第二の破滅フラグであるオオカミ王・ユリウスとうっかり一夜の関係を持ってしまう。 こうなったら仕方ない。破滅フラグだらけな推しを『躾け』て、今度こそ完璧にバッドエンディングを叩き潰してみせます! これは、策士策に溺れる系ヒロインが、推しに図らずも溺愛されたり、周囲を無自覚に巻き込んで大騒ぎしたりしながら、誰もが幸せなパーフェクトエンディングを目指す物語。 書き下ろしでは、マージェリーとユリウスの甘々な「その後」、そして二人の娘が登場する「未来」を描いた2本の特別編を収録。
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-音大の大学院生・松岡雅路は指の故障もあり、ピアニストになる夢をあきらめるべきか留学するべきか進路に悩んでいた。そんな折、憧れのピアニスト霧島浩輔のサロンコンサートに行くことに。そこは旧華族所有の由緒ある洋館・蓮水館の音楽室。霧島の演奏に聞き惚れていた雅路だったが、突然中庭の木に雷が落ち、意識を失った……。そうして目覚めると、雅路は大正十二年の蓮水館――蓮水伯爵のお屋敷にタイムスリップしていた。当主の蓮水浩輔はまだ学生だが、どことなく霧島に似た端整な面立ちの凜とした青年だった。記憶障害で行くあてもないと偽った雅路を、浩輔は己の下僕として雇ってくれた。やがてピアノの腕を買われ、浩輔の腹違いの弟にピアノを教えるようにもなった雅路は、次第にここが自分の知っている大正時代とは少し違った世界であること、そして浩輔にも何か秘密があることに気づいて……。
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5.0民俗学専攻の大学生・明良は山奥にある大賀美村へやってきていた。そこは狼男伝説の残る村。昔は狼の牙で作った矢で嫁選びをしていたという大賀美神社の祭り、「福矢」の儀式を卒論のテーマに選んだ明良は、昨年訪れた祭りで一目惚れをした美貌の禰宜・玲から村の伝承について話を聞く約束をしていたのだ。だが逗留二日目、一人で森を散策していた明良はうっかり立入禁止の「奥の院」と呼ばれる洞窟の中に迷い込み、花嫁候補だけが触ることを許されている鏃を手にしてしまう。するとなぜか鏃は眩い光を放ち…。“鏃を光らせた者が犬神の花嫁になる”という伝承を思い出し慌てた明良は降りしきる雨の中、完全に森で迷子となってしまった。実は明良はオメガ因子を抱える身。数時間ごとに予防薬を飲まないと、オメガ症候群を発症してしまう恐れがあった。そして救出に駆けつけてくれた玲の姿を目にしたとたん、明良の身体に異変が…。
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4.7食品会社の社員として働くかたわら、休日にパーティのサクラや親族代行を派遣するエキストラ事務所でアルバイトをしている夏生。ある日彼女は、名家の令嬢からの“婚約を破談にするために大手企業の御曹司を篭絡してほしい”という依頼を引き受ける。偶然を装ってターゲットの男性・入沢遼と接触することに成功した夏生は、素性を偽り彼へのアタックを開始する。しかし、そろそろ入沢の心をつかんだと思ったとき、彼に素性を見破られ、何のために近づいてきたのかと詰めよられる(問いただされる)。そして、本当に好きなら体の関係を持てるだろうと迫られ、やむを得ず一線を越えてしまう。その後も二人は体を重ね、夏生はしだいに入沢に惹かれていく。やがて彼に嘘をつき続けていることを思い悩むようになり……。
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-「王の隣で熟睡とは見どころのある娘だ。さすが、私と一晩を共にしただけはある」 酔い潰れた翌朝、マージェリーは頭を抱えていた。 まさか自分がワンナイトラブを、それも前世で大好きだった推しとしてしまうなんて――。 破滅ルートまっしぐらの悪役令嬢に転生したことに気付いたマージェリー。前世の知識を駆使して「魔の三年間」を乗り越えた彼女だが、直後、第二の破滅フラグであるオオカミ王・ユリウスとうっかり一夜の関係を持ってしまう。 こうなったら仕方ない。破滅フラグだらけな推しを『躾け』て、今度こそ完璧にバッドエンディングを叩き潰してみせます! これは、策士策に溺れる系ヒロインが、推しに図らずも溺愛されたり、周囲を無自覚に巻き込んで大騒ぎしたりしながら、誰もが幸せなパーフェクトエンディングを目指す物語。 『オオカミ陛下の躾け方~破滅フラグと一夜を共にした令嬢奮闘記~【分冊版】1』には「1章 破滅フラグと一夜を共にしてしまった!?」~「2章 ぐいぐい来る推しが止まらない」(前半)までを収録
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3.0中堅ゼネコンで調達の仕事に就いている健太には、高校時代ともに弓道部で切磋琢磨しあってきた親友の律がいる。二人の故郷は東京から少し離れた地方都市。律はその地元の母校で高校教師をしている。別々の大学に進んで卒業後再会してから早五年、今では健太が仕事の関係で地元を訪れるたび一人暮らしの律の部屋に泊めてもらう仲だ。そんな健太の心の奥には律への秘めた恋情があった。東京の大学へ進んだのも自分の思いを断ち切るため。だが離れても時が経ってもその恋情は消えることはなく、ギリギリの状態で今の距離感を保っている。一方、律も高校の頃から健太のことが好きだった。もともと男性に惹かれる傾向のあった律にとって、健太への気持ちは友情ではなく肉欲こみの生々しい恋情…だが、保守的な田舎町でしかも高校教師という立場ゆえ、その気持ちを健太に知られるのが怖かった。燻り続けるそれぞれの恋情がある日、ささいなきっかけで暴走を始める…。
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4.7ウブな令嬢の和優は、父に言われるがままにIT企業の敏腕社長である柊哉と政略結婚をした。甘い新婚生活を夢見ていたのに、仕事で忙しい柊哉からは妻として何も求められない寂しい日々。きっと自分のことを好きになれないのだと思い、彼をこの結婚から解放してあげようと離婚に向けて動き始めた。するとあることをきっかけに、柊哉の態度が一変して…。「君を抱きたい」――体ごと熱く求められた和優は、愛されることに戸惑いながらも陥落寸前で…。
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3.3受付嬢として勤務する広瀬雪乃は、人の目を見ることが苦手。以前、対応した来客から「大きくて丸い目が高圧的に見える」との反感を買ってからというもの、特に男性を相手にするときは身構えるようになってしまった。そんな雪乃が最近、特に苦手としているのが顧問弁護士の仁科遼二。洗練された雰囲気と整った容姿を持つ遼二は女性の視線を独り占めにしているが、無表情で何を考えているのかわからない淡々とした彼の態度が、雪乃は苦手だった。しかも彼の部下であるパラリーガルの下平渉からはあからさまな誘いをかけられていて、それも雪乃にとっては悩みの種だった。そんなある日、雪乃は昼休憩中に偶然、遼二と出くわしてしまう。身構える雪乃に対し、遼二は「渉の強引な誘いに困っているのではないか。何かあれば対応するから」とプライベートの連絡先を知らせてくる。思いがけない気遣いを示された雪乃はそれ以来、遼二のことが気になりはじめ……。
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-肝試しの帰りに神社でお祓いを受けていた大学生の瑛太は、いきなり目の前が真っ白になったかと思うと、まるで三国志の世界のようなところに召喚されていた。そして一人の青年から純白の花嫁衣裳を渡され、自分の代わりに金持ちの商人に嫁いでほしいと頼まれ…。大慌てで逃げ出した瑛太だったが、今度は新人女官に応募してきた者と間違われ、そのまま後宮の書誌殿で働くことに。衣食住の不安はなくなったものの男子禁制の後宮、出ていくこともできないし女装がバレたら大変なことになる。怯えながら暮らす瑛太に声をかけてきたのは、超美形の後宮呪術師・ジャラだった。瑛太が男であると瞬時に見抜いたジャラは、「呪力の源である呪液をたっぷりと飲ませてくれるなら黙っていてあげる」と言う。こうして妬み嫉み渦巻く後宮で、瑛太は夜ごとジャラの寵愛を受け精液を搾り取られ…。そんなある日、誰かが棄廟に封じられていた魔物を解き放ってしまい…。
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-「君を嫌というほど愛し尽くす」人生最後の自由時間を楽しむため、イタリアを訪れていた大学生の紗良。そこで出会った伊織という大人の魅力を持つ男と、生涯一度きりの燃えるような恋に落ちる。自分が彼のモノだという証を刻みつけられ、身体は悦びに打ち震える。しかし自分は帰国後、祖父の命令で四十歳も上の男との結婚が決まっている身。夢のような時間はやがて終わりを迎える。伊織からの連絡を絶ち、紗良は人妻となった。ところが、大手食品会社社長である夫から、甥として紹介されたのがまさかの伊織で…。「もう一度俺を選んでくれないか」残酷すぎる運命の果て、唯一の愛を掴む。 ※セット版との重複購入にご注意ください。
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4.7十八歳の時に異世界転移して早十年。アラサー転移者で商人として生計を立てているミチカは、一人で生きることに疲れ、家族が欲しいと考えていた。そんなある日。奴隷にされたトカゲ獣人少年に出会ったミチカは衝動的に彼を買い取り、そのまま養子にしてしまう。 「ねぇ、蜥蜴(トカゲ)くん。私の子供にならない?」 「……(竜なんだけど)」 トラウマ持ちの獣人美少年×トラウマ持ちのアラサー転移者、寄る辺のない二人の時々シリアスな追いかけっこ溺愛ストーリー。 ※本作品は「蜥蜴じゃなくて竜だった」(分冊版)を合本収録したものです。重複購入にご注意ください。
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3.0ブラック企業からの転職を果たした美湖。しかし「新天地で心機一転頑張ろう!」と勢い込んで初出社した美湖を待っていたのは予期せぬ再会だった。社内でも話題のイケメン課長(しかも御曹司)は、美湖の大学時代の先輩であり、いまだに忘れることのできない片思いの相手・晴臣だったのだ。美湖の家庭は裕福とはいえず、大学時代の美湖は「名門大学に入ったものの、エスカレーター組との格差に悩むボロアパート暮らしの貧乏学生」だった。そしてその頃、貧乏アパートの隣に住んでいたのが晴臣だった。だから彼も自分と同じような境遇なんだと、美湖はずっとそう信じてきた。けれど再会した彼は御曹子で、美湖はようやく、自分がずっと騙され笑われていたのだと知った。深く傷ついた美湖は晴臣に対し、よそよそしい素振りを取る。しかし晴臣はなぜか、執拗に美湖に絡んできて、「今度は手放すつもり、ないんだ」と思わせぶりな態度まで取り始め……。
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4.1同性愛者のためのパートナー紹介所『クレ・ドゥ・ボヌー』に勤める月尾譲。仕事はやりがいもあって日々順調なのだが、プライベートでは交際五年目のパートナーとうまくいっていないことが悩みの種だ。ある日、高校の同級生だった天王寺傑が客として突然店にやってくる。高校時代の天王寺は男らしい美貌と社交的な性格で校内一のモテ男。そんな彼がなぜか地味で生真面目な譲を構い倒し、卒業式間際には「俺とつき合え」とまで言ってきた。からかわれていると思った譲は怒って彼を突き飛ばし…以来、連絡を絶って十年が経っていた。十年ぶりに会った天王寺は投資コンサルタントをしているとかで上物のスーツを身に着けデキる男全開。パートナーを紹介してほしいと言うのだが、本気なのかなんなのか…。昔と変わらず人たらしで譲を翻弄する彼の真意は一体…?
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4.3「やっと手に入れた。もう二度と離さない」 一途なドクターとの再会で愛されママに 看護師として働きながら、エリート外科医・遥の赤ちゃんを産み育ててきた芹。ところが、海外留学していたはずの彼と再会し、子どもの存在も知られてしまって…!? 遥に捨てられたと思い込んでいたのに、彼は「君への気持ちは変わらない」と独占欲全開! 空白の期間を埋めるように子どもごと一途に溺愛され、芹も秘めていた想いが溢れていき…。
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-小さな本屋を営む真一は、ある日、助けを求めて店に飛び込んできた貴族風の出で立ちの美しい青年キャルを家に置いてやることに。彼は異世界に暮らす侯爵の息子で、お家騒動のさなかに騙されてこちらの世界に来てしまったというのだが…。それから一週間、キャルがこの世界に迷い込んだという廃墟の地下廊下を一緒に抜けてみると…なんとそこは見知らぬ世界――戻るに戻れなくなった真一は、今度はキャルの住んでいた異世界で暮らすことになった。ここは獣に変身できる獣人を頂点とした身分制度で成り立っていて、キャルは狼獣人の侯爵家嫡男なのだが人間とのハーフのせいか二十歳になっても獣姿がとれず出来損ない扱いされていた。貴族社会の煩わしさを嫌い跡を継ぐ気はないと公言しているキャルだったが、なぜか再びお家騒動の渦中に…。そして彼のおかかえ魔導士に扮した真一は散々な目に遭いながらも、いつの間にか彼の婚約者にされてしまって…。
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3.0アパートは立ち退きを迫られ、おまけにバイトもクビに。小さな洋食屋を開くのが夢で頑張ってきたのに…不運この上ない一樹は、ある日路地裏で男に絡まれ犯されそうになったところを強面風美丈夫・佑久に助けられる。お礼に自宅でありあわせの材料で作った料理をふるまうと、なんとその腕を見込まれ佑久の屋敷で住み込みの家政夫兼料理人として雇ってもらえることになった。古びた洋館に老執事夫婦とともに暮らしている佑久は、IT企業を経営している資産家。しかしその真の姿は獣人――人間たちに紛れて密かに代々生きてきた一族だった。当主の座にあるアルファの佑久は、いまや絶滅寸前の一族の血を絶やさないためにも獣人の、しかもオメガの嫁を娶らねばならないのだが、なぜか普通の人間である一樹に心惹かれてしまう。もちろん一樹はそんな佑久の真の姿を知る由もなく…。だがある満月の晩、発情と酔いに理性を失った佑久が一樹の部屋に突然現れて…。
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3.0美術品の修復師を目指している美大生・神城遙。村一番の旧家の末っ子で、幼い頃から実家の奇妙なしきたりに縛られて生きてきた。だが、大学院に進学し引っ越しを済ませたばかりのある晩、遙は二つの決め事――雨の日の外出は控えること、どんな時でもお守りのピアスをつけること――を破ってしまう。そうして道に迷った遙は偶然に入ったスナックで、一人の少年を嬲りものにしている男たちに遭遇する。「お前いい匂いがする」…逃げようとする遙を獣人の姿と化した男たちが押さえつける。犯される!…覚悟した瞬間、店に木刀を手にした凛々しい風貌の男が…。それは遙の行きつけの喫茶店の店員で、遙が密かに胸ときめかせていた相手。『ハンター』と名乗った男・真守に助け出された遙は、自分が神の末裔の一族で生まれながらの稀少なオメガであるという、記憶の底に閉じ込められていた真実を次第に思い出していき…。
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4.3生真面目で拝金主義のOL彩葉は、付き合っていた男に騙され一文無しに。さらに会社に解雇され踏んだり蹴ったりの彩葉の前に現れたのが、大手ブライダル企業を経営する御先家の御曹司・月冴。彩葉はなりゆきで、結婚詐欺や浮気など、男女関係の調査を請け負う会社を経営している月冴の手伝いをすることになる。実は月冴は、兄2人と次の当主に誰がなるか、争いの渦中にあった。先代から条件として提示されたのは、背中に羽根の形の痣のある女性を探すこと。しかし月冴は、二十歳になった日に激しい一夜を共にした女性が忘れられずにいた…。後継争いに結婚詐欺の黒い闇。運命に翻弄されるふたりを巡るハラハラ&ドキドキラブストーリー。
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3.5町はずれにある『なかよし動物園』に勤めている花染秀穂は、動物好きで野生動物の保護活動もしている。ある日、祖父の遺品を整理していた秀穂はとある古文書を見つけた。それは、その昔、秀穂の先祖・由利之助が成神山の主である伝説の白い狼と運命的に巡り合い、ともに暮らすようになった…というもの。由利之助が最後の神主をしていたという花染神社に行けば、その白狼の子孫を見つけられるかもしれない。あり得ないと思いつつも成神山を訪れた秀穂は、そこで野性味あふれる超男前の青年と出会う。なんと彼こそが由利之助とつがった白狼の後継で、己のつがいとして子を為す運命にある秀穂が現れるのを二百年待っていたのだと言う。わけがわからないまま秀穂はひとまず動物園の仕事に戻るため、ロボと名付けたそのゴーイング・マイウェイな神獣と一緒に山を下りることに。片時も離れないロボを伴って職場に顔を出した秀穂だが、実はいま園はある深刻な問題をかかえていて…。
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4.0
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-清人はオメガだ。 それを知るのはかつて自分を飼っていた養父と発情期に養父からあてがわれた数人の男達だけだ。 その生活が逃れるため家出をしナンバーワンホストになった。 その店に新人黒服として入店してきた征二。 ホストになったほうがよさそうな顔とスタイルを持ちながら、誰よりも腰が低く他のホストに馬鹿にされている。 そんな征二を見るたびにイライラするのだが清人は妙に彼から目が離せない。 しかも発情して自慰している現場を征二に見られ思わず抱かれてしまう。 ある日お前の客が店の金を持ち逃げしたと清人はキャバクラの関係者に拉致される。 その仲間に清人の過去を知る男がいた。 彼は「子を孕め俺の番になれ」と言っていた獣人だった。
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3.0大手文具メーカーの総務課に勤める六花は、ごく普通のOL。唯一の特技は字が美しいこと。それは高校時代、年上の幼馴染である悠斗にラブレターを出したくて一生懸命、字を練習した結果。しかし彼の卒業式の日、いざ勇気を出してラブレターを出したら、その直後に彼の友達から「アイツ、彼女できたらしいよ」と言われてしまい、人づてに六花は失恋。その後、悠斗は家庭の事情ですぐに引っ越ししてしまい、六花の初恋は慌ただしく終わってしまったのだった。元々恋愛に明るくない六花は、それ以来恋愛方面からは遠ざかっている。そんな中、勤めている会社のCEOが代替わりするという。新しいCEOは現CEOの甥。海外留学経験もある、若き御曹司らしく、色めき立つ女子社員。特に興味がない六花だったが、新しいCEOの顔を見て驚く。それは、六花がラブレターを書いた相手、悠斗だった。あれ以来、連絡もとっていなかったし、彼は忘れているだろう、と思った六花だったが、悠斗は六花のことを覚えていた。しかも、六花のことをアシスタントとして、そばに置きたいといいだして……。
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-民俗学の研究者である結城玲は、幽木霊のペンネームでホラー小説を書いたり怪談のトークイベントに出たりして一躍人気となった。幼い頃から日常的に幽霊や怪奇現象と出遭ってきたがより本格的な怪異体験を求め、玲は築六十年、噂の呪われた家に住みだした。そんな折、家に不法侵入しようとした肝試しの若者たちが一匹の傷ついた子犬を捨てていった。ハスキーとウルフドッグのミックスのようなその子犬は人懐こく賢くて甘えん坊、ついほだされて玲は“わん太”と名付け飼うことに…。ある晩、寝ているわん太の傍らで自慰に耽った玲の放った白濁が偶然にもわん太にかかってしまった。するとわん太は見る間に大きく黒い獣――狼へと変貌していき、玲の股間に襲いかかって屹立をしゃぶりだしたのだ。驚愕する玲の前でわん太は再び形を変え始め、やがて若く逞しい男の姿になった。だが人間のわん太には記憶がない。彼の秘密を探るため玲は子犬姿のわん太と散歩を始めるが…。
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4.3二十歳の佳はオメガ。初めて迎えた発情期に兄から襲われそうになり、家庭での居場所も失ってしまったため、「自分の身は自分で守るしかない」と高校卒業後すぐに家を出た。コンビニでバイトをしながら一人暮らしを始めた佳だったが、粗暴でけんかっぱやい性格が災いしてクビに。おまけにアパートまで追い出されてしまい、思い余ってマッチングアプリを使い『ウリ』をしてみたのだが…。そこで出会ったのはなんと超がつく御曹司、名門・扇家の令息でグループ企業の社長を務めるアルファの麟哉だった。てっきり警察へ通報されるかと思いきや、麟哉から『婚約者のふりをするアルバイト』をしないかと持ちかけられた佳は、健気で不憫なオメガを演じながら、麟哉の豪邸で至れり尽くせりの同居生活を送ることになった。だが、本当の番になりたいと言い自分を大切にしてくれる麟哉に、真の姿をさらすことができず、次第に佳は心苦しくなっていき…。
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-新人漫画家の今里開里。彼には二つの悩みがあった。一つは引っ越したばかりの部屋の騒音。アパートの前をひっきりなしに通る車の音でネームに集中できず苛々する毎日。そしてもう一つは…獣人であるということ。人間たちに紛れて密かに受け継がれてきた獣人の血――その中でも開里は「種受け」と呼ばれる存在で、発情期になるとより強い獣人の種を欲してフェロモンを出してしまうため痴漢や変質者の被害に遭うこともしょっちゅうだった。そんなある日、仕事のできる静かな環境を求めて街を彷徨っていた開里は、心安らぐようなコーヒーの香りに誘われ一軒のレトロな喫茶店に入った。美形マスター、神河真人の温かい人柄、そして彼の淹れる特製ブレンドにすっかり魅せられ、開里は毎日のように店に通うようになった。実は真人も獣人で、どこかにいるはずの仲間を求めて彼らを引き寄せるコーヒーを店で出していたのだ。匂いで開里が獣人であると気づく真人だが、一方の開里はそんなこととも知らず…。
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-冷徹な若き国王アユルと、純真な心を持つ異国の王女ラシュリル。 国のため正妃を迎えたアユルであったが、ラシュリルを求める気持ちは止められず……。また同じくアユルに心惹かれていくラシュリルは、ある謀略に巻き込まれ人質としてアユルの国の囚われの姫となる――。 国王崩御のため、若くして大国カデュラスの王となったアユル。その新王の即位式に参列するためにカデュラスを訪れていた異国の王女ラシュリル。 即位式の前日、道に迷い森に足を踏み入れてしまったラシュリルは、雷鳴と豪雨が降りそそぐ湖でアユルに出会う。お互いの正体は知らずに惹かれあうふたり。しかし、アユルは同国内で正妃を迎えざるを得ない立場にあった。自分の立場を理解し、国に戻ったラシュリルだが、ある謀略により人質としてアユルの国に囚われることに。 ラシュリルは、正妃になることなどは望まず、ただただ愛するアユルと一緒にいたいだけだったが、王室にうごめく謀略に巻き込まれ――。 ラシュリルは、アユルをひたむきに愛し続けることが許されるのか。アユルは渦巻く陰謀に立ち向かいかながら、どのようにラシュリルを守っていくのか。ふたりを待つ驚きの結末とは!? <作者より> 美しい物語を書きたい。その思いから時間をかけて完成した、私にとって特別なお話です。 読み終わった時、皆様の心にも優しい光がさしますように。 『冷徹王は囚われの王女を寵愛する ~雨上がりにさす光~(1)』には「序章」~「第一章 第二話 動きだす運命」(前半)までを収録
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3.5冷徹な若き国王アユルと、純真な心を持つ異国の王女ラシュリル。 国のため正妃を迎えたアユルであったが、ラシュリルを求める気持ちは止められず……。また同じくアユルに心惹かれていくラシュリルは、ある謀略に巻き込まれ人質としてアユルの国の囚われの姫となる――。 国王崩御のため、若くして大国カデュラスの王となったアユル。その新王の即位式に参列するためにカデュラスを訪れていた異国の王女ラシュリル。 即位式の前日、道に迷い森に足を踏み入れてしまったラシュリルは、雷鳴と豪雨が降りそそぐ湖でアユルに出会う。お互いの正体は知らずに惹かれあうふたり。しかし、アユルは同国内で正妃を迎えざるを得ない立場にあった。自分の立場を理解し、国に戻ったラシュリルだが、ある謀略により人質としてアユルの国に囚われることに。 ラシュリルは、正妃になることなどは望まず、ただただ愛するアユルと一緒にいたいだけだったが、王室にうごめく謀略に巻き込まれ――。 ラシュリルは、アユルをひたむきに愛し続けることが許されるのか。アユルは渦巻く陰謀に立ち向かいかながら、どのようにラシュリルを守っていくのか。ふたりを待つ驚きの結末とは!? <作者より> 美しい物語を書きたい。その思いから時間をかけて完成した、私にとって特別なお話です。 読み終わった時、皆様の心にも優しい光がさしますように。 『冷徹王は囚われの王女を寵愛する ~雨上がりにさす光~【完全版】1』には「序章」~「第二章 第五話 人質と桂花の玉佩」までを収録