検索結果

  • 私という名の他人
    完結
    -
    夜遅くにけがをして、治安の悪い路地裏に倒れていたリー。一切の記憶を失い、自宅に戻ったものの使用人はよそよそしく、夫のポールの目は憎しみに満ちている。一体、私の人生はどんなものだったの? だが不安の中にも希望は芽生えた。リーにとっては初対面の夫と愛しあうようになったのだ。以前の自分は残酷でむごい仕打ちをポールにしていたらしい。記憶が戻ったらどうなるの? やがてリーはすべての記憶を取り戻すが、そこには想像以上の最悪の事態が待っていた…!
  • いとしき者へ
    -
    彼が結婚していて、家庭があるなんて。妊娠を知ると同時に、彼女は事実を知った。■初めておなかに新しい生命が宿っているのを確認されたとき、フェイスは有頂天になり、医師の前で躍り上がった。赤ちゃんができた!なんてすてきなの!長いつき合いの恋人ウォルターも、きっと大喜びするだろう。一刻も早く彼の喜ぶ顔が見たくて、フェイスは早速ウォルターのオフィスに飛んでいった。ところが、ウォルターは冷たい困惑の表情で彼女を追い返した。どういうこと?すっかり落ち込んだフェイスのもとに、ウォルターの法律事務所の共同経営者ショーンが現れた。ウォルターには、隣町に美しい妻と四人の娘がいるという。ひどく気の毒そうに、ショーンは結婚写真と家族写真を見せた。ウォルターが女性たちを騙していることは、珍しくもないらしい。フェイスはもう、何を信じていいのかわからなかった。
  • 傷ついたシンデレラ 男たちのER I
    3.0
    「赤ちゃんのお父さんはどうしたの?」産婦人科医のレベッカは、兄に連れられて病室を訪れた少女に尋ねた。十八歳のエイミーは歯を食いしばったまま何も答えない。心配する兄のゲイブにも、どうしても相手の名を言わず、六カ月になるおなかの子供にもなんの関心も示さないという。もしかしてエイミーは誰かから暴力を受け、望まぬ妊娠をしたのでは?彼女の目に浮かぶ罪悪感と恐怖に、レベッカはふとそんな気がした。ゲイブはかつて婚約者とおなかの子供を事故で失った経験があるため、赤ん坊がちゃんと生まれてくることを望み、レベッカに助けを求める。だが、レベッカにはエイミーの気持ちがよくわかった。なぜならレベッカ自身、心ない暴力の犠牲者だったのだから……。
  • 銀色に光る海で
    -
    ファンは海辺の屋敷で家政婦として暮らしていた。しかし実は、失踪した父の跡を継ぎ、密輸団の頭領を務めている。ある日、屋敷に新しい主人がやってきた。海軍で武功を立て、巨万の富を手に入れた公爵家の次男、ジョージ・クレアモントだ。彼の姿を前にして突然湧きおこったときめきを、ファンは胸の奥底に追いやった。こんな思いを知られれば、自分の本性を白日のもとにさらすうえ、部下たちをも危険に陥れることになるのだから。■海の上での女性のいない生活に慣れた彼は、屋敷で悪戦苦闘し……。
  • 気高き約束
    -
    キャサリンは大好きな兄の訃報を受け取った。ウェリントン公の指揮下、ワーテルローでナポレオン軍と戦い、勇敢な最期を遂げたのだ。悲しい知らせを届けたのは、上官だったアダム・カルソープ卿。亡くなる前夜、兄はアダムにこう告げたという。自分にもし何かあったときは妹の面倒をみていただけますか、と。陽気で優しかった兄の死に、キャサリンは泣き崩れた。それからほどなく彼女の前に後見人のおじが現れ、遺産相続をめぐる悶着が巻き起こる。窮地に立たされたキャサリンが頼れるのは、アダムのほかには誰もいなかった。
  • 結婚という誘惑 ホワイトホーン・マーヴェリック VIII
    -
    実習医のブリンナは、落ち込んだ気分のまま入ったバーで、ある男性に声をかけられた。グリーンの吸い込まれそうな瞳に、セクシーで引き締まった体。こんなすてきな男性が、本気で私に興味を持つとは思えない。だがダンスに誘われ、ぴったりと彼に体をくっつけたとたん、ブリンナのすべての理性は吹き飛んだ。私は日ごろから堅実で、およそ衝動的な人間ではないけれど、理にかなったことばかりを考える生活にはもうあきあきだ。誘われるまま、ブリンナは男性と一緒にバーを出た――その熱い一夜が、ある悲劇の幕開けとなるとは想像もせずに。★山火事にまつわる謎と、心に染みるロマンス。人気作家C・セント・ジョンの世界をご堪能ください。★
  • 婚約と結婚の間
    -
    ●『涙の契約結婚』(マーゴット・ダルトン著)リーはある会社の面接会場で元婚約者のデイビッドと再会する。六年前、家族の事情で泣く泣く結婚をとりやめたのだが、彼女が婚約を破棄した本当の理由を知らない彼は冷たかった。だが、既婚者しか採用されないと知って戸惑うリーに、デイビッドは非情な契約結婚を持ちかけてきた。 ●『迷える婚約者』(ジーナ・ウィルキンズ著)幼なじみのアランとの結婚を目前に控え不安に陥ったサーシャは、別荘で一人静かにすごし、ゆっくり考えることにした。ところが夜遅くにアランが現れ、彼女の心は千々に乱れた。休日返上で仕事をすると言っていた彼がなぜここに?婚約者が別荘に訪れた理由を知って、サーシャは愕然とした……。★婚約から結婚までの間にはさまざまなドラマが存在します。本作では、ベテラン作家たちの手になる感動の物語を二編収録してお贈りいたします。★
  • 捧げられた乙女
    3.0
    領主の娘ながら家族を失い、財産をなくした16歳のマディは、途方に暮れていたところを助けられ、きらびやかな宮廷の片隅でひっそりと生きていた。そんなあるとき、突然彼女は王の忠臣と結婚するよう命じられる。王の慈悲により、マディは亡き父の土地を継ぐことになり、彼女の夫が新たな領主としてその地を治めるというのだ。わたしは領地を手に入れるための道具にすぎないのだろう……。だがほかになすすべはなく、マディは結婚を承諾した。そして婚約式の日、冷徹な表情の花婿と対面してマディはおののいた。サー・ジャレイント――初めて胸をときめかせた相手がそこにいた。■偶然の出会いからマディのことをふしだらな娘と思い込むジャレイント。一方マディは彼の誘惑は計算ずくだったと考えて……。愛すればこそ生まれる誤解の波を描く、読み応えたっぷりの物語です。
  • 白雪姫の約束
    5.0
    アダムはまたしても遅刻した。よりによって結婚式の当日まで!彼はいつも仕事、仕事。結婚してこの先うまくやっていけるの?ずっと感じていたその不安はますますつのり、サブリナ・ホワイトはついに教会から逃げ出した。ウエディングドレスを着替えもせずに、親友の車を借りて、彼女は子どものころに楽しい休暇を過ごした山へ向かった。途中で車が脱輪し、吹雪の中、助けを求めてたどり着いた家の玄関でサブリナは気を失って倒れ込んだ――ハンサムな男性の腕の中に。ザック・プレスコットはわけがわからないまま彼女を抱き上げ、そっとソファに寝かせた。その雪のように白い、美しい女性を……。★これまでシルエット・ロマンスでお楽しみいただいてきたキャロル・グレイスがハーレクイン・イマージュに初登場!ファンタジックでこのうえなく美しい物語を紡ぐキャロル・グレイスの世界へどうぞ。★
  • ずっと愛した人
    -
    人生とはなんと残酷な!幼い姉弟の深いトラウマの謎とは?■ライラにとってトムは本当に特別な人だった。トムにとっても同じで、幼なじみの二人は恋人同士になった。だが、飲んだくれの粗暴な父親と掘っ建て小屋に暮らすトムと、川をはさんで向かい側の、立派な屋敷の一人娘ライラとでは生活があまりに違いすぎ、別れは、避けられないことだった。十五年後、病院で働いているライラは、大怪我を負い入院したロデオ・カウボーイが、忘れもしないトムだと知って驚いた。瀕死の彼との再会だけでも動揺したライラだが、トムの幼い娘が弟と二人だけで、父親が入院している病院近くに何日も身をひそめていたのを発見し、ショックを受けた。トムの娘は、まるで体中からとげを出しているようにかたくなで、必死に一人で小さい弟を守ろうとしている。あどけない弟のほうも、母親についてきかれるとひどくおびえる。二人を家に連れ帰ったが、ライラは謎に包まれ、途方に暮れた。
  • 七年目のキス
    -
    七年目のジンクス。あるいは三度目の正直。いったいどちらを信じればいい?■〈セックス・アピール〉――それがシャドウが経営する店の名だ。その店では、愛し合うカップルが楽しむための品物が売られている。とはいえ、オーナーの彼女自身は、男性にいい思い出がなかった。十七歳のとき、そして二十四歳のとき、生涯一緒に暮らそうと思った相手にひどい目に遭わされたのだから。七年がたち、また運命の年がめぐってきた。彼女に見とれて店の前で転倒したブレント・ブラムウェルは、まさに世界で一番セクシーな男性で――運命の相手に見えた。彼はシャドウに惹かれていることも隠さず、積極的に関係を深めようとする。シャドウは当惑した。わたしは彼が好き。だったらどうして不安になるの?
  • 七年目のキス【ハーレクイン文庫版】
    -
    シャドウは、男性に恵まれない人生だった。17歳のとき、そして7年後の24歳のとき、生涯一緒に暮らそうと思った相手に酷い目に遭わされたのだから。彼女に見とれて、店の前で転倒したブレント・ブラムウェルは、まさに世界で一番セクシーな男性で――運命の相手に見えた。彼はシャドウに惹かれていることも隠さず、臆さず、積極的に関係を深めようとする。シャドウは当惑した。なぜなら、今年は男運最悪のジンクス、7年目の運命の年のめぐり合わせだったから。 *本書は、ハーレクイン・テンプテーションから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 涙の契約結婚
    完結
    -
    テレビ局の面接会場で、6年前に別れた元婚約者デイビッドが目の前に現れ、リーは驚愕した。彼はリーを冷たく見下げると、花婿を挙式当日に古靴のように捨てた女だと蔑んできた。違う、私はあなたを忘れたことはなかったのに。さらに面接の時、既婚者しか採用されないと知り、とっさに結婚していると嘘をついてしまったリーに、デイビッドは嘘がばれないよう君が僕に結婚を申し込めばいいと告げてきた。私を憎んでいるはずなのに…あなたは何を考えているの?
  • 涙の契約結婚【分冊】 1巻
    無料あり
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    テレビ局の面接会場で、6年前に別れた元婚約者デイビッドが目の前に現れ、リーは驚愕した。彼はリーを冷たく見下げると、花婿を挙式当日に古靴のように捨てた女だと蔑んできた。違う、私はあなたを忘れたことはなかったのに。さらに面接の時、既婚者しか採用されないと知り、とっさに結婚していると嘘をついてしまったリーに、デイビッドは嘘がばれないよう君が僕に結婚を申し込めばいいと告げてきた。私を憎んでいるはずなのに…あなたは何を考えているの?

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  • 灰色の伯爵
    3.7
    嘘よ! 私があの伯爵に買われたなんて。おじが賭事で作った借金を肩代わりする見返りに、冷徹と名高いコールドベック伯爵は私との結婚を要求した……。激しく動揺するキャサリンの耳に、力強いノックの音が響いた。「コールドベックです。あなたとお話ししたい」伯爵はキャサリンに反論を許さず、その日のうちに式を挙げ、2日後には彼女をヨークシャーの領地へ連れ去った。そのときのキャサリンは夢にも思わなかった。自分を買った夫に、狂おしいほど恋い焦がれる日が来ようとは。
  • 灰色の伯爵【ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版】
    5.0
    無口で無表情な伯爵は、困窮する娘の身柄を要求した! 嘘よ! 私があの伯爵に買われたなんて。おじが賭事で作った借金を肩代わりする見返りに、冷徹と名高いコールドベック伯爵は私との結婚を要求した……。激しく動揺するキャサリンの耳に、力強いノックの音が響いた。「コールドベックです。あなたとお話ししたい」伯爵はキャサリンに反論を許さず、その日のうちに式を挙げ、2日後には彼女をヨークシャーの領地へ連れ去った。そのときのキャサリンは夢にも思わなかった。自分を買った夫に、狂おしいほど恋い焦がれる日が来ようとは。 ■いっさいの感情を封じた冷淡な伯爵と、孤児たちを救いたいと願う心豊かな乙女。対照的なふたりが夫婦となって、どんな結婚生活が始まるのか? 甘く切ない想いが交錯する、リージェンシーの名作。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • はじまりは嘘でも
    -
    カイラは、急死したおばの事業を引き継ぐことになった。男性ビジネスマン向けのチャームスクールとは、いかにも時代遅れで、おばらしい。今どきデートのマナーや、女性の扱い方を学びたがる男なんているのかしら?カイラの努力もあって徐々に事業が軌道に乗ってきたころ、一人の男が訪ねてきた。レッスン希望だというその男性をひと目見るなり、カイラは興奮と戦慄で動けなくなった。ダブルのスーツに、完璧に整えられた髪。物腰も洗練されている。この人にレッスンなど必要ないわ。彼女がそう確信したとき彼が言った。「デートのレッスンを頼む。もちろん、きみに」★人気作家C・フィリップスが描く熱く激しいロマンスを、今月から三カ月連続でお届けします。★
  • ハーレクインコミックス セット 2025年 vol.1465
    完結
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    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「シンデレラの純潔」「涙の契約結婚」「取り引きされた愛」の3話をまとめて収録。
  • ふさわしき妻は【ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版】
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    妻にはぜひ慎ましい女性を選ぼう――まさに彼女とは正反対の。 しおれた花束を手に、クラリサはメイドのお古を着て広場に立っていた。舞踏会の夜、不良貴族に臆病者呼ばわりされて黙っていられず、花売り娘になれるか否かという賭けに応じてしまったのだ。レディが一人で夜の暗がりに立つなど危険すぎることも忘れて。案の定、通りがかりの粗暴な大男に路地裏へ引きずり込まれ、絶体絶命と思われたそのとき、長身の救世主が颯爽と現れた。彼の正体は、訳あって花嫁探しをしている不機嫌な子爵、シンジン!先ほどの舞踏会でクラリサに向かって、妻に求める条件を満たさない――慎みがなく、率直さも、節度もないと言い放った男性だ。ああ! こんな惨めな姿を、誰よりも見られたくなかった相手なのに……。 ■華やかなリージェンシーの旗手、ジュリア・ジャスティスの名作をお届けいたします。顔を合わせるたび、クラリサはシンジンに背を向けられてきました。けれども暴漢から救われたのを機に、ほかの貴族とは異なる彼に強く惹かれ始めている自分に気づいて……。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ふさわしき妻は
    3.5
    戦功をあげ祖国へ戻ったシンジンは、ふっと諦めの溜息をついた。父は領地の存続もあやういほど莫大な借金を遺して亡くなり、初恋の人セアラは本当に愛する人を見つけ、結婚してしまった。自分に残された選択肢は、裕福な妻を迎えて家を救うこと……。すると当のセアラが彼の苦境を聞きおよび、お節介をしてきた。彼に花嫁候補を紹介できる、顔の広いレディと引き合わせたのだ。その女性とは、高飛車で口の減らないクラリサ・ボーモント。いくら美人とはいえ、社交界によくいる軽薄なタイプに違いない。妻にはぜひ慎ましい女性を選ぼう――まさに彼女とは正反対の!
  • 魔女に捧げる誓い
    4.0
    ■水鏡に映し出されし運命の相手。その名はディ・バラ……悩み多き騎士。■ディ・バラ家一番の女好きで酒好きのスティーブンは、神々しいまでの美しさに恵まれ、何ひとつ不自由なく暮らしていた。だが実際は、日々つのるむなしさのせいで酒も女も楽しめない。しかも父キャンピオン伯爵から、不愉快な仕事を言い渡された。この寒さ厳しい気候の中、レストランジュ家の姫君ブリードをウェールズの館まで送り届けろというのだ。美しい女の護衛ならともかく、ブリードは彼をいらだたせるだけの存在だった。頭巾で髪をすっぽり覆い、始終しかめっ面を彼に向けてくる。しかしのろのろと道中を行くに従って、逆に興味がわいてきた。まるで魔力に導かれるがごとく、彼はブリードに吸い寄せられた。好奇心と飽くなき欲望は、やがて抑えきれないほどに……。
  • 惑わされた女【mirabooks版】
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    五つ星ロマンティック・サスペンス!孤独な女刑事が 挑むのは、身代金要求のない不可解な男児誘拐事件。事件の鍵をにぎる謎の男は、敵か、味方か―― ワシントン州の小さな町で起きた幼い男児の誘拐事件。事件を担当することになった若手女性刑事のジャッキーは聴取を進めるも、思うように捜査は進まずにいた。そんななか、ポールという男が情報提供者として現れる。長身で精悍ながら礼儀正しく優雅、その不思議な魅力にジャッキーは一瞬で胸がざわめいた。しかし彼の証言はどこか謎めいているばかりか、警察内部の人間しか知りえない情報で……。 *本書は、mirabooksから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 惑わされた女 ジャッキー・カミンスキー I
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    刑事に昇進して二年のジャッキーは、ある日ワシントン州の小さな町で起こった幼児誘拐事件を任される。被害者の母親は地元有力者の令嬢、父親はクロアチア人の大学講師。反目しあう元夫婦の周辺で事情聴取を進めるにつれ、謎は混迷を深めていく。少年の命だけは、なんとしても助けなければ……。ジャッキーは犯人を親族に絞りこみ、昼夜を問わず捜査を続けた。悲劇の母親、愛情あふれる父親、元州検事総長夫妻、クロアチア移民の大家族――善良な仮面の下で嘘をつき続ける悪魔は誰なのか? 全米で話題沸騰の人気シリーズ第1弾。
  • 見つめる瞳 ジャッキー・カミンスキー II
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    ★人々の裏切りと欲望のすべてを、その瞳は見つめていた……全米で話題沸騰のジャッキー・カミンスキー・シリーズ、待望の第2弾!★一見なんの変哲もない家宅侵入事件を担当することになった女刑事ジャッキーは、事件の関係者に恐ろしくも淫らな脅迫状が届いていたことを知る。それは本人たちしか知り得ない過去の秘密を暴き、連続殺人を予言するおぞましいメッセージだった。悪質ないたずらと見られていたが、予告どおりに殺人は起こり、凶悪な事件は急展開を迎える。そしてついに、ジャッキーをも死へと誘う殺人予告状が届き……。タフで繊細な女刑事のスリリングなラブ・サスペンス。
  • ★名作リージェンシー・ロマンス★ジュリア・ジャスティス関連作2作セット
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    ★お得な20%以上OFF価格★編集担当者イチ押しの人気作家ジュリア・ジャスティス。華やかな19世紀社交界を舞台にした、読み応えのあるヒストリカル関連作を2本セットで。伝説に残る名作! ●『意外な求婚者』父の借金で困窮する貴族の娘セアラは、卑劣な准男爵との結婚を覚悟する。そんなとき、社交界きっての人気者が彼女に救いの手を差し伸べた。エングルメア侯爵ニコラスが求婚してきたのだ。だが彼にとって結婚とは、親を安心させ、子をもうけ、安定した家庭を礎に自由に暮らすための方便でしかなく……。●『ふさわしき妻は』領地の存続も危ういほどの借金を残して父が亡くなり、裕福なレディとの便宜結婚を迫られた子爵シンジン。彼に花嫁候補を紹介できるという社交界の華クラリサ・ボーモントと知り合うが、高飛車で口の減らない彼女にたちまち反感を覚える。妻にはぜひ控えめな女性を、と望むのだが……。
  • 私という名の他人
    3.0
    リーはわびしく、孤独で、不安だった。大けがをして記憶を失い、自宅の屋敷に連れてこられたものの、使用人は皆よそよそしく、夫ポールの目は憎しみに満ちている。だが、リーが以前の残酷な性格からは想像もつかないほど優しくなったことに、やがて周囲は気づき始める。ポールにも再び愛されるようになっていくリーだったが、ついにすべての記憶が戻ったとき、恐ろしい事実に愕然とする。記憶を失う前の私は、離婚を切り出したポールを憎むあまり彼に殺し屋を差し向けていたのだ……。

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