検索結果
-
-運命のいたずらで結ばれた相手は、 愛など信じない冷徹な貴族だった! 貴族の家に五女として生まれたデルフィーンは、姉たちのように美人でも優雅でもないことに引け目を感じていた。華やかな社交界にもなじめず、おばの影響で慈善活動に精を出す毎日だ。ある日、デルフィーンは孤児院から逃げ出した女の子を捜すうち、いかがわしい館に足を踏み入れてしまった。そこで、何者かの配下とおぼしき男から“人助け”を頼まれる。そして親切心からついていった先に、容赦ない運命が待ち受けていた!男の上司であるスティーヴンという名の貴族に娼婦と間違われて……。相手の勘違いに気づいたのは、時すでに遅く、純潔を奪われた後だった。ああ、困った人の役に立ちたかっただけなのに、なぜこんなことに?■想像と史実が絶妙なバランスを保つ物語を描くヘレン・ディクソンの新作を久々にお届けします。運命に弄ばれ、まだ見ぬ将来を汚されてしまったデルフィーン。彼女の両親は娘が巻きこまれた由々しき事態を知り、スティーヴンに責任を取って結婚するよう迫り……。
-
-ジャングルの中を、サラは逃げていた。アフリカのコンゴに来て二週間、看護師をしていた診療所が、武装した男たちに襲われ、医師も患者も、医療施設も、すべて焼き打ちに遭った。生き残ったのはサラひとり。医師から託された病原体の入ったコンテナとともに。これを大使館に届け、村に広がる恐ろしい伝染病を食い止めなければ。だがサラは暗い密林で迷い、疲れはて、木の根元にうずくまった。「サラ・バーデットだね?君を迎えに来たんだよ」不意に現れた男に、サラは助け起こされた。茫然と力強い腕に包まれ、死の恐怖も忘れ、彼女はいつしか深い安らぎを感じていた。なぜ男がジャングルにいたのか、彼は何者なのか考える余裕もなく。
-
-生まれて初めて見つけた愛は、花と散る偽りの運命だった……。 貧困家庭に育ったキャリーは早くから働き、16歳で住む家さえ失った。やがて心安らぐ相手と結婚したが、その夫も半年前に病死し、今は遺された幼い息子たちを育てながら、小さな店を切り盛りしている。そんなある日、キャリーは店に客として現れたディーコンと知り合い、彼の熱心な求愛と子供たちへの優しさに、恋心を抱くようになった。想いは日増しに募り、キャリーはある告白をする――車椅子生活だった亡き夫とは体外授精で子を授かったので、男性とベッドをともにした経験がないのだ、と。前向きに受け止めたディーコンに、彼女はさらなるときめきを覚えた。じつは彼が、富豪一族の出身だった夫の異母兄弟で、息子たちを手に入れようと近づいてきたことなど知りもせずに。 ■十代で母も住む家もなくして天涯孤独となったキャリー。恋愛感情より安心感から一緒になった夫が、富豪一族の出身だったことすら知りませんでした。なのに、ディーコンは偽りの恋愛をする裏で、キャリーが次なる大富豪を狙っているものと思いこんでいて……。
-
2.0たとえ18歳でも、 恋する気持ちは真剣だった。 ベラは産休の姉に代わって産科病棟で働くことになったが、ドクターのスコットはそれを快く思っていなかった。10代の頃、ベラはスコットに憧れて告白したものの、彼は年の差を理由に若い彼女の愛を拒絶したのだった。そんな過去があるせいか、スコットはいまだにベラに冷たく、二人の間はぎくしゃくしていた。ところが、ベラの家に男の下宿人が住むとわかって以来、スコットは何かと彼女の生活に干渉するようになる。今さら、どういうつもりかしら?ベラはいぶかりながらも、心がざわつくのを抑えようがなかった。
-
4.5姉夫婦が飛行機事故で亡くなり、姪を引き取って数カ月。ジャックはいま、とんでもない危機に直面していた。姪を育てる資格がないと児童保護局に判断されかけ、養育権を奪われそうになっているのだ。確かに大企業の経営者として忙しい日々を送り、姪もなついてくれない。だがジャックはどうしても、愛する姉の遺子をこの手で育てたかった。そこで弁護士の助言に従い、体面を整えて保護局を納得させるため、ふさわしい“妻”を探すことに決める。公然と妻候補を募るわけにもいかず、表向きはナニーを募集したところ、大勢集まった中に、一瞬でジャックの目を釘づけにする女性がいた。■ベテラン人気作家デイ・ラクレアが、心躍るすてきなロマンスをお届けします。ナニーの募集と偽って、花嫁候補を見つけたジャック。ミステリアスなナニーを誘惑し、結婚まで漕ぎつけたいと画策するのですが……。意外なラストにも注目です。
-
3.0死者の声が聞こえる――それが、神が彼に与えた力。大好評!超弩級ファンタジー第2弾孤独に生きてきた彼が愛を知る時、一族の運命もまた動きだす。 殺人課へ異動になった女性刑事ホープは、ギデオン・レイントリーの相棒に抜擢された。ギデオンは異様な検挙率の高さとその独特な捜査方法で知られる男。高級スーツを着こなす洗練された姿に刑事らしさはなく、現場で遺体のそばにうずくまってつぶやく様は、まるで死者に語りかけているかのようだ。いったいなぜ彼はすべての事件を解決できるのか――そう疑問をぶつけたホープにギデオンが返したのは、信じがたい言葉で……。
-
4.5隣国の皇太子カマルとの結婚を命じられ、王女アリーヤは青ざめた。なんでもアリーヤが彼と結婚して後継ぎをもうけないと、内戦が勃発し、近隣諸国の平和が危ぶまれるというのだ。相手がカマルでなければ、こんなに苦しまずにすんだかもしれない。かつてアリーヤはカマルを愛し、彼にも愛されていると信じていた。だがある日カマルは本性を現し、アリーヤを完膚なきまでに侮辱して捨てさったのだ。話し合いの場に現れたカマルは昔よりも魅力を増し、堂々としていながら危険なオーラを漂わせている。カマルは口を歪め、冷ややかな目をアリーヤに向けた。「安心しろ。君が僕の後継ぎを産みさえすれば、すぐに離婚する」■オリヴィア・ゲイツの三部作〈ジュダールの王冠〉も最終話を迎えました。エキゾチックな砂漠の夢物語をご堪能してください。
-
-四つん這いの女の尻に、 獣の尻が彼自身を突き立て…。 夜更けの公園。 振り返るとハニーブロンド色の大きな“狼”が―― アンソニーがそこにいた。 毛皮が彼の灼けた肌の奥へと吸い込まれ、 ぬらりと覗いていた性器は太く伸びて、 完全に勃起した人間のペニスに変わる。 どんなに大柄な人間の男と比べても、アンソニーのは大きい。はるかに大きい。 脚を大きく開いて腰を下げ、彼を深く迎え入れる。 *本書は、エロティカ・ラブロから既に配信されている『満月の夜までに、彼と別れて結婚しなくてはなりません』を改題した作品となります。 重複購入にご注意ください。