鼠入昌史作品一覧

  • 相鉄はなぜかっこよくなったのか あの手この手の企画力
    4.2
    第1章  沿線にはいったい何がある? 相鉄線の旅 鉄道ニュース記事の執筆や鉄道著作があるにもかかわらず、相鉄にはあまり縁のなかった著者。 実際に濃紺電車に乗って、降りて、街を歩いて感じた相鉄線沿線を、正直に紹介する。 第2章  いつからかっこよくなったのか――相鉄100年ヒストリー 相鉄の真のルーツは神中軌道か現在のJR相模線か。 大会社の傘下になったり乗っ取られそうになったりの戦中戦後を経て、気がついたら大手私鉄に!? 第3章  ハマもエビナも相鉄がつくった――デベロッパー・相鉄 横浜の繁華街のスタートは、ローラースケート場だった? なんにもないゆめが丘駅に夢があるのか? “砂利鉄”からの脱却を支えた土地開発がおもしろい。 第4章  ネイビーブルーの電車はこうして生まれた――次の100年への挑戦 相鉄の“中の人”や、相鉄ブランドのデザインを手掛ける水野学氏へのインタビューが実現! 濃紺電車の誕生秘話や、これからの相鉄について検証する。 ■著者紹介 鼠入昌史(そいり まさし) 1981年東京都生まれ。月刊『散歩の達人』をはじめ、週刊誌などであらゆるジャンルの記事の執筆を担当。 また文春オンライン、東洋経済オンラインなどでも鉄道関係の取材・執筆を継続的に行っている。 著書に『特急・急行トレインマーク図鑑』(双葉社)、『降りて、見て、歩いて、調べた 東海道線154駅』(イカロス出版)など。
  • それからどうなった? ―あのころ輝いた場所の「今」を歩く―
    4.0
    【内容紹介】 本書では、さまざまな施設の‟その後“を取りあげている。痕跡が色濃く残っているところもあれば、まるで最初から存在しなかったような扱いを受けているところもある。 先人たちが夢を見た、廃遊園地。その跡を訪れれば、夢はまだ終わらず続いているのだということが伝わってくる。競馬場の跡地には競馬に魅せられた人々の情念が残り、廃野球場を歩くともはや伝説になった試合の熱狂が息づいている。勝者の歓びも、敗者の悔恨も、すべてが消えずにそこに残っているのだ。 【著者略歴】 著:鼠入 昌史(そいり まさし) 1981年東京都生まれ。 週刊誌・月刊誌などあらゆるジャンルの記事を書き散らしつつ、鉄道関係の取材・執筆も継続して行っている。 阪神タイガースファンだが、好きな私鉄は西武鉄道。 著書に『降りて、見て、歩いて、調べた 京浜東北・根岸線47駅 』(イカロス出版)、『トイレと鉄道 』(交通新聞社)などがある。 【目次】 サッチーが水着になった遊園地 としまえん 地方競馬の希望の星はホリエモンか、それとも… 高崎競馬場 平和都市のシンボルは、原爆ドームと市民球場 広島市民球場 南千住の住宅地、そこに浮いた光の球場 東京スタジアム 二十一世紀の入口で消えた和製ディズニーランド 横浜ドリームランド 夏の甲子園は豊中で、なら春の甲子園はどこで産声? 山本球場 元祖甲子園? いえいえ、天皇賞の舞台です 鳴尾競馬場 ベーブ・ルースがやってきた! 小倉到津球場 東京湾に浮かぶ埋立地、「晴海」に夢を見た 晴海フラッグ キタグチからニシキタへ、そこにあったブレーブス 西宮球場 ハイセイコーブームの影で消えた 大阪の競馬場 春木競馬場 東京湾岸〝夢の国〞ことはじめ 船橋ヘルスセンター 軍需工場を平和のシンボル・野球場へ 武蔵野グリーンパーク 古代日本の命運を握った平和の台 平和台球場 阪急らしい住宅地の真ん中でプレイボール 豊中グラウンド 彼らの夢を弄んだのは国か、市長か、それとも 夕張
  • トイレと鉄道 ウンコと戦ったもうひとつの150年史
    4.0
    電車に乗って移動中、突然おなかが痛くなった!そんな時に実感する「列車トイレ」の有難さ。今では多くの特急列車、新幹線など長距離を走る列車にほぼ備え付けられているが、かつてタンクにはためず、汚物は線路に垂れ流されていた。最悪の衛生環境から、いかにして快適なトイレが作り上げられたのか。列車トイレの清掃現場も含む、日本の列車トイレについて解き明かす。
  • 特急・急行 トレインマーク図鑑
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦後の国鉄時代に走っていた、懐かしくてかわいいトレインマークのデザインを網羅したビジュアルブック。「つばめ」ならつばめモチーフのデザイン、「さくら」なら桜の花びらと、地域風土や特産物を盛り込んだ独特な絵柄と、かわいいロゴが鉄道ファンならずとも愛されているトレインマーク。本書は、車両データなどはもちろん、マークの意味合いや成り立ちの説明、そして旅情かきたてる原稿を盛り込んだ、“鉄子”や旅行好きにもお勧めの一冊です。
  • ナゾの終着駅
    3.0
    終点の先に見えた「この国のかたち」 「名前はよく聞くけど降りたことはない」 そんな通勤路線の終着駅には何がある? 文春オンラインの誕生から続く人気鉄道・紀行連載で、 250駅以上訪ねてきた著者の「いま絶対に読みたい30駅」。 どの駅も小1時間ほど歩いていれば、それぞれの角度で 「埋もれていた日本」が見えてくる――。 いつも乗っているその電車、終点まで行ったことはありますか? 定期代+数百円ではじまる、日常の半歩先の小旅行。いつもの駅を通り過ぎたら出発です。 ◆◆◆ 【登場駅例】 自衛隊が出動して焼き払った「新木場」 初代天皇の母は“日本初のサーファー”?「上総一ノ宮」 万博を支えた「千里中央」に佇む廃墟 「雲雀丘花屋敷」の知られざる駅統合“運命のジャンケン決戦” のぞみに通過される駅「三河安城」は“日本のデンマーク”? きっぷ1枚でヨーロッパまでつながった100年前の「敦賀」 鉄道のない最大の町「鹿屋」に鉄道があった頃 戦火に揺れた小さな列車「那覇」のケービン……

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