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-夫のアリスティドに愛されてないと感じていたイーデンは、ついに離婚をきり出した。その直後、トラックが車に衝突しふたりは意識を失った。「君は誰だ?」数日後、昏睡状態から覚めた夫は、安堵のあまり涙を浮かべるイーデンに冷たい声で言い放った。秘書や子供のことは覚えているのに、妻の私だけ記憶から消すなんて酷いわ…! ひとまず一緒に家へと帰るが、それが“不幸せな結婚”の続きの始まりだった。その上ふたりの仲をひき裂こうとする秘書は本性を表し…。
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-“この町一番の優等生”マリアンは、親がすべてを決める人生に、何も疑問を抱いてなかった。着る服も、食べ物も、婚約者でさえも…。それでいいと思っていた、婚約者にふられるまでは。そのショックで町を飛び出したマリアンは、新たな生活を始める。そしてある晩、チャリティ企画の独身男性オークションで、ワイルドな男性オズと出会い、競り落とす。彼と熱いキスを交わしたとき、彼女は新しい自分に生まれ変われる気がした。――だけど彼の正体は両親が勧めるような真面目なドクターで!?
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-姉の結婚式準備のため、故郷に帰ってきたエヴァは、懐かしくも恐ろしい声が聞こえ凍りついた。億万長者となった彼は今、町にはいないと聞いていたのに! 声の主…ジェレドは侮蔑のこもった冷たい目でエヴァを見すえた。4年前、彼と恋に落ちたエヴァは父の逆鱗に触れ、ひとり町を出た。ジェレドにとって私は裏切り者…彼に知られるわけにはいかない。密かに赤ん坊を産み育ててきたことは…。けれど彼はエヴァに「今度は簡単に君を逃がしたりはしない」と告げてきて?
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1.0パリで母が遺してくれた香水店を営む調香師レイラの前に、驚くべき客が訪れた。さる国の王で、稀代のプレイボーイとして有名なアリックスだ。愛人への香水を買いに来たという彼がレイラに向ける視線は、無視できないほど情熱的だった。決して母のように愛人にはならない――そう身を隠すように生きていたはずが彼の誘惑に負け、ついに身を委ねてしまう。そしてアリックスの愛の手ほどきに初めて歓びを知るが…彼は秘かに進めていた。残酷な計画を…。
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-母を亡くしたアリスは、写真でしか知らない父を捜しにフランスへやって来た。しかしたどり着いた豪邸で彼女を迎えた魅力的な男性ジュリアンから、父が事故死したことを告げられる。その上アリスは彼に歓迎されていないことに気づく。彼は出産で命を落とした妹と、アリスの父との結婚を最後まで認めなかったのだ。そして、アリスにも憎悪の目を向けるが…その時、妹の遺児が麻疹にかかり泣き叫んでいた。ジュリアンは小さな甥との接し方がわからずアリスに助けを求め…。
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-大企業にのりこんだキーリーは、社長タラントを思わず叩いてしまった。彼は母の再婚相手の息子、つまり義理の兄になる人だ。しかし彼は財産目当てと決めつけ、母子を“はげたか”と非難したのだ。苦労してきた母の幸せを願うキーリーは彼にも結婚を認めてほしい。だが、叩いたことを謝罪しても、その美しさから男に媚びを売っているように見られてしまう。どうしたら母を認めてもらえるの!? 不快な態度を崩さないタラントだが、彼女の心を試すような交渉を切りだしてきて…!?
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-ファッションショーのステージで熱い視線を感じたキャスは雷に打たれたような衝撃を覚えた。視線の主は東欧からの亡命者レオ。一瞬で恋に落ちたふたりだが、運命は彼らの幸せを許さなかった。大事故に遭い一命を取りとめたレオは心配するキャスを残し、こつ然と姿を消したのだ。ところが、双子の女児を出産しデザインの仕事が軌道に乗ったキャスの前に、ふたたび、彼はその姿を現したのだ。一国の王位継承者として、王妃とプリンセスたちを迎えに――。
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-ディオ、私を縛る枷…! 事の始まりは、ルーシーの父親が進めた縁談だった。政略的な出会いだったが、その時確かにふたりは恋に落ちた。…が、薔薇色の幸せは結婚式の夜に打ち砕かれる。ディオはただ、父への復讐のために私に求婚したのだ! ショックを受けたルーシーだが「実業家の理想的な妻」として、彼も「よき夫」として仮面夫婦を演じる。だけどもう限界だわ…離婚を決意した彼女にディオはひとつ条件を提示した。それは最初で最後のハネムーン!?
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-品位公正で真面目なハイスクールの校長アレックス。彼の唯一の汚点は離婚歴があること。…誰だって何かしらあるわ。4か月間彼に近づいて観察した結果サムはそう思い、ついにあることを告げる決心をした。一方アレックスは4か月前に赴任してきた養護教諭サムが気になっていた。そのセクシーな甘い声に、男子生徒だけでなく自分までも密かに惹かれていることは否定できない。だが、まさか赤ん坊を腕に抱いた彼女に突然「この子はあなたの子です」と告げられるとは!?
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-アメリカ育ちのダニーは、若すぎる結婚に失敗し、故郷である砂漠の国オマーンで厳格な父のもと籠の鳥のような暮らしを余儀なくされていた。唯一の楽しみは、こっそりと古書店に出かけることだった。ある日、そこで息をのむほど美しい実業家のクエーサーと知りあった。やさしく、時に強引な彼の魅力にときめきを覚え逢瀬を重ねるが、彼の一族が長年の宿敵だったと知り絶望する。絶対的な存在の父を裏切ることはできない。ふたりが結ばれる未来は閉ざされて…!?
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-22歳のペニーはギリシア海運王ザレクから熱烈に求婚され結婚した。しかし愛ではなく跡継ぎのための結婚と感じ、彼女は密かに避妊薬を服用する。だがザレクはそれを見つけ激怒した。「お互い頭を冷やそう」そう言い残し出ていくが、彼が乗った船は襲われ、行方不明となってしまう。ペニーは不安と後悔に押しつぶされそうになりつつも2年待ち続けた。だが待ち疲れついに義母の言うまま失踪宣言をするが…!? 「僕が死んでなくて、さぞがっかりしただろう…?」
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-最愛の妹ケイティを妊娠させた相手を捜しに訪れたコルク島で、独裁者ニックを訪ねたカミラ。ギリシャ神話から抜けだしたようなまばゆいオーラを放つ彼に見とれたのもつかの間、財産目当てと罵倒され、追い払われてしまう。妹の相手は彼の弟スピロなのだ。愛が永遠ではないことを知っている彼は、決して妹たちの恋を認めようとしない。それでも妹と恋人を会わせたい一心で再びニックに乞うカミラに彼が与えたのは、屈辱的な、そして痺れるような甘い口づけだった。
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-世界有数の石油会社に就職が決まり、未来を夢みるサラ。ところがCEOでサラのボスにあたる男性が別室で、秘書は年配の女性のはずだと怒鳴る声が聞こえる。すべての若い女性は自分を誘惑すると思っているらしい。なんて自信過剰で傲慢なの? しかし面会したサラは驚愕した。エキゾチックな美しさに逞しい肉体を持つ彼は、まさにミスター・パーフェクトだった。惑わされずに仕事に専念すると誓ったサラだが、気持ちは揺らいでしまう。この恋は絶対に秘密だわ…。
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-シーラは目の前の美しい男性を見て驚愕した。彼は理学療法士の彼女がセラピーの依頼を受けて赴いた屋敷の主ロス・キャルヴァート。皮肉にもシーラの夫がひき起こした事故で愛する妻を亡くした男性だったのだ。しかし彼は加害者の妻がシーラだとは気づいていないよう。逃げ出したい気持ちを必死に抑え依頼を受けるが、何も事情を知らない彼の積極的な求愛に、やがてシーラは心奪われる。私には愛される資格なんてない。けれど彼の甘いキスの誘惑に屈してしまい――!?
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-けぶる金髪に青い瞳。彼はまるで教会の聖堂から抜け出した守護天使だわ――。児童養護施設の院長クロエは、施設の改修工事のため現れた男性イーガンを見た瞬間、激しく心を掻き乱された。しかし、自身の悲しい生い立ちから愛や希望を信じられないクロエは心にブレーキをかける。けれどクリスマスが迫ったある日、彼は自分が皆のサンタクロースになると言う。彼の提案を激しく拒否したクロエに彼は「僕が君の望みを全部叶えるよ」と言い次々と奇跡を起こしてみせるが!?
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-「君はまるで酒におぼれた、ろくでもない母にそっくりだ」サラは初めて恋に落ち、すべてを捧げたラウルから別れ際にこう告げられた。あれから5年――派遣の清掃員として働くサラは不意に開いたエレベーターの前で固まった。スーツに身を包んだラウル、その傍らには美しい女性。今や銀行の頭取として出世した彼の前に、みじめな自分を晒したくなかった。それに、彼とわたしの息子オリヴァーがいることを知られていけない。だから目の前から去ろうとしたのに…。
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-隣に住む資産家の息子ジェームズに幼い頃から恋するジェニファーは、ついに想いを告げ、ジェームズをベッドに誘った。だが彼は「妹として君が好きだ」と…。屈辱的な夜から4年後、野暮ったかったジェニファーは美しく生まれ変わり、人気芸術家パトリックと充実した毎日を過ごしていた。心のなかにはまだ、ジェームズへの想いを秘めたままで。だから彼と再会したとき自分を抑えられず…「1度だけでいいの。あの惨めな夜を忘れさせて…!」身体だけの関係を求め――。
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-ギリシアのホテルの厨房で働くサラは実業家ニコスに料理の腕を買われ、彼の所有するエーゲ海を巡るクルーザーのシェフに大抜擢された。しかしサラには困ったことがあった。プレイボーイと名高い彼は婚約者がいる身でありながら情熱的にサラに迫ってくるのだ。彼は住む世界が違う人間。そう思い一線をひくが間近で見る彼はとてもセクシーで魅力的。「君の指は砂糖菓子のように愛らしい」おもむろにサラの指を手に取り、甘い言葉を囁く彼に思わず胸が高鳴ってしまい…!?
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3.1毎日が事件の連続! 女のドキュメントコミック隔月漫画誌「嫁と姑デラックス」の特別編集版『0号』がお得なボリュームでWEB限定配信! 特集『私よりも不幸な女』ちょっとだけでいい優越感に浸りたい―――借金・不倫・離婚・犯罪…そして家庭は崩壊…。毎日平凡に生きている女たちにとって、他人の不幸話は蜜の味! 「私ってツイてないわ…」と言いながら、他人の不幸話にほくそ笑む…。嗚呼、私より不幸な女がまだいる…それこそが最大の幸せ!収録作品・横嶋やよい「なってはいけない女」・高見亜紗「リフレイン」・サイキ敬子「幸福の優越感」・タカノユウ「本当は怖い遺産相続」・小森みゆき「幸せ指数」・小牧成「100万円の落とし前」・清水さゆり「次男の嫁で何が悪い!?」
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-話の流れで仕方なく引き受けてしまったPTA役員。手伝うわ、なんて言ってた人もいざとなったら逃げ回って…。私ばっかり頑張るのはもうたくさん!! ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-中古のせまい庭つき一戸建てで、ご近所さんとも仲良く平和に暮らしていた私たち。ある日軽い気持ちで買った宝くじが当選して!? するととんでもないことが! ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-貴女はセレブ、私は庶民…もう済む世界が違うのよ!! 一緒に田舎から東京の大学に進学した大親友。進む道が異なっても、ずっと友達でいられると信じていたのに!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-周りの反対を押し切って「別居結婚」をした私たち。お互いに納得して始めたことだけど、会えない日々が続くとやっぱり寂しくて……? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-やっと手に入れたマイホーム。近所には明るく親切な女性。家族3人楽しく暮らせそう…と思っていたのに、なぜか毎日のように嫌がらせが…!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-家業を継ぐと言う言葉についてきたけど、夫はぐうたら三昧…彼がだらしないのは私のせいだと姑に厳しくあたられて! 妊娠中なのに不安は募るばかり。 ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-飲むだけでヤセる!! そんな宣伝文句と2週間無料の言葉につられて姑が…。さらに、美容クリームも送られてきて…、ただの言葉に私たちは!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-死の宣告をされた私。病気でボロボロになっていく姿を愛する夫に見せたくなくて、便利屋に殺人依頼をした…。ところがカルテが間違っていて!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-家事が大の苦手な私の新婚生活に、ズカズカと割りこんでくる姑の影。もうやってられないわ! そんな時、実の母も同居することに!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-子供が生まれたのを機に広いアパートに引っ越してきた私たち家族。公園や商店街も近くて、間取りもいい感じ。さっそく隣にご挨拶に行ったんだけど、それが悪夢の始まりだったなんて!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-34歳独身OL、そろそろ私も結婚したい。そんな私が頼りにしているのは『風水』。最高の出会いを実現するために実践あるのみ!効果はバツグンで素敵な男性に出会えたんだけど!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-以前パート先で知り合った女性から連絡が入った。生命保険のアンケートと言われ仕方なく、つきあったのが始まりで、あれよあれよという間に、図々しく昼間はうちに入り浸りで!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-同居している姑は嫌味ばかり、近所に住んでる小姑家族は私を家政婦扱い。そんな日々の中、私はこっそり懸賞生活を続けていたら、逆転劇が!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-絶好調の仕事も、秒読み段階だった結婚も、突然の病ですべて白紙…。これからの人生、どう生きていけばいいの? 今からでも夢中になれることって見つかるの…? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-バツイチ負け組、頼れるものはやっぱりお金。私は、副収入のために始めた株式投資で知ったブロガーのオフ会に参加した。が、そこで見たお金の亡者たちの宴は想像を超えていて!! ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-出産後、1年の産休をとってから復職しようと思っていたら「そんなにのんびりしてたら保育園に入れないわよ!!」とママ友達に脅された…就活よりも婚活よりも超大変!?ママ達の保育園事情とは…! ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-血液型占いを信じ込みB型を異常に毛嫌いしている姑と小姑。 私が何をしても嫌味を言い、毎日イビってきて…。 B型は自分勝手、浮気性と勝手に決めつけないで~!! ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-会社で管理職の私にとって、専業主婦のお隣さんは子供を預かってくれる強い味方でママ友。 ところが私にだけ第二子ができたことでヒビが入り? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-ある日押しかけてきた姑の妹 会社をリストラされ、帰る家も家族もいない可哀相な彼女としばらく一緒に住むことになったが…こっそりタバコは吸うわ、イヤミを言うわ、やりたい放題で超だらしない! その上…!?
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-姑と同居しているせいで、時間もお金も自由に使えず不満が爆発しそう! そんな時、ご近所の奥さんにオークションで稼ぐ方法を教えてもらいホクホク♪ 味を占めて危険な裏サイトに自分の下着を出品し始めたら!?
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-名門中学を受験する息子の成績は最近下降気味。 心配した私はネットで見つけたプロの家庭教師を雇うことにしたけど…。 母心につけこむハイエナ家庭教師に気を付けろ!
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-ケーキ教室で仲良くなった友人は他人のモノにやたらと興味を持つ性格。 そんな彼女が近頃頻繁に我が家に遊びに来たがる…その頃からなんだか夫の帰宅が遅くなり始め…!?
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-「お見舞金に5万だして~」「孫の披露宴に200万払ってよ」と、事あるごとに嫁の実家から金をせびり尽くす義実家の恐怖!! 結婚後、夫の実家から私の実家へと、遠い親戚の香典や孫の産着代など、何かとお金を請求されてきた。姑は「しきたり」というけれど…。
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-エステサロンのバイトを始めた私は、入店早々副店長から目をつけられいじめのターゲットになってしまい…無視にビンタに陰毛入りコーヒー!? 死ぬほど怖い女の職場事情。 ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-女友達の桃子は遠恋で付き合っている本命の彼がいるにもかかわらず、遊びまくっていて…。 「私たち、親友だよね?」と浮気のアリバイ工作から、ストーカー彼氏のお世話までも押しつけてくる!! 他人に迷惑をかけまくる振り回し系女子にご注意!! ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-甘い新婚生活を夢見ていたけれど、主人はいつも帰りが遅く、この広い家には私一人 なのに…隣の部屋から毎晩物音が? だ、誰かいるの…!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-【44歳・専業主婦の体験】岸谷恵子(きしたに・けいこ)は、元夫との間に子供ができなかったことが大きな要因となって、最初の結婚に失敗してしまった。その後年齢も40歳を過ぎ、再婚への思いも薄かったのだが、新しい職場で思わぬ恋に落ち……あれよあれよと43歳にして二つ年下の同僚・和夫(かずお)と結婚することとなった。とはいえ、そもそもバツイチの四十路女の嫁を姑が歓迎するわけもなく、嫁姑関係は決してよくなかったのだが、恵子のまさかの妊娠が発覚したとき姑の悪感情が大爆発!「四十の恥かきっ子なんてみっともない! 今ならまだ間に合うから堕ろしちまいな!」などととんでもない暴言を吐かれる始末で、さらには産科医からもダウン症児や妊娠中毒症といった高齢出産のリスクをこんこんと説明されてしまう。さまざまな障壁の中、しかし逆に43歳だからこそ、わが子を産むことへの思いを強く深くしていく恵子だった――…。(本コンテンツは合冊版「本当にあった女のスキャンダル劇場Vol.8-(1)~特集/地獄を見た女たち」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-OLの高山栄美(たかやま・えいみ/26歳)は大きな不安と心配を抱えていた。同棲している恋人の山縣高志(やまがた・たかし)が消息を絶ってしまったのだ。大学院で民俗学の研究室にいる彼は『鬼』をテーマとした論文執筆のために、古くから鬼伝説のある生まれ故郷の岡山へ帰ったのだが、それ以来連絡がとれず…高志の子をお腹に宿している栄美は居ても立ってもおられず、妹・舞子(まいこ)と共に彼の行方を追って岡山にある彼の生家へと向かった。しかしそこで目にしたのは、なんと裏手の古い古墳の中で人知れず無残な死体と化した高志の姿だった。聞けば、生家・山縣家は古来より代々”鬼に呪われた一族”として悲壮な伝説を持つ家柄だというが、まさかこれも鬼の呪い…!? 動転し恐怖におののく栄美だったが、実はこれは”鬼”ならぬ、かつて山縣家の人間によって凌辱の限りを尽くされ、心身ともに踏みにじられたある母娘の悲劇に端を発する、凄惨な復讐劇の幕開けに過ぎなかったのだ――…。(※本コンテンツは合冊版「魂まで震える女の愛欲ミステリーVol.1」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-【平成(1)9年・東京都】東北地方の裕福な家に生まれた沙織(さおり)は、幼い頃から何不自由なく大切に育てられ、高校を卒業後はお嬢様としてさらなる箔を付けるべく、東京の名門女子大に進学した。そして己の将来を託すに相応しいハイレベルな結婚相手を探し求めた末に出会ったのが、優秀で前途有望な大学生の洋輔(ようすけ)だった。そんな沙織の思惑通り、洋輔は大学卒業後、見事に大手外資系証券会社に採用され、同年代の一般的な大卒男子の(1)0倍もの高給取りになるというエリート街道まっしぐら! 二人は結婚し、沙織はめでたく夢に描いたセレブ妻の座を射止めることとなった。しかしそんな幸せも長くは続かず……浮気癖のひどくなった洋輔は、沙織に対して平然と暴力までふるうようになってしまう。その横暴に耐えきれなくなった沙織は、とうとう酔いつぶれた洋輔を撲殺、その死体処理を、かつてより自分と不倫関係にあり、元々は洋輔の友人だった圭(けい)に依頼するのだったが――…!?(※本コンテンツは合冊版「ザ・女の事件Vol.5-(1)」の内容と重複しています。ご注意ください)
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2.0【34歳・美容室経営の体験】幼い頃、女グセの悪い父親と別れた母を支えながら、姉と二人で力を合わせて生きてきた女性・森田はるか。彼女は中村大和(なかむら・やまと)という、自分と同じ母子家庭で育った彼氏と付き合っていたが、ある日、彼からプロポーズされる。大和の母親はスナックを経営するキツイ性格の女だということもあり、まわりからは反対されるが、はるかは大和の愛情を信じ、そんな意見を押し切って結婚する。しかし、その先に待っていたのは幸せなどではなく、皆が危惧していたとおり最悪の結婚生活だった。いきなり大和に400万円の借金があることが判明し、しかもその返済を自分の給料から天引きされるよう勝手に姑に画策されるわ、そんな事態に反して大和は仕事をさぼりパチンコにうつつを抜かすわ……そして挙句の果てには、なんと大和と姑との禁断の関係が発覚して――…!! もうガマンの限界! 幼い二人の子供を抱えたはるかは姉の力を借りながら、自分の本当の人生を取り戻すべく、このろくでもない夫と姑に対して決然と戦いを挑むのだった――!!(※本コンテンツは合冊版「読者体験!本当にあった女のスキャンダル劇場Vol.7-1~特集/私が震えた人生最悪の日」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-主婦の大森征子(おおもり・まさこ)は、夫の和朗(かずお)と3人の子供たちと暮らしていたが、実は姑が二人いるという特殊な身の上だった。もともと和朗は姓を原(はら)といい、大森家の人間ではなかったのを、とある事情で今の大森家の養子になったという事情があり、原みつ子という産みの母親と、大森の義母という育ての母が存在するのだ。征子としてはどちらかというと、人当たりのいい関西人のみつ子のほうが、育ちがよくて堅物な大森の義母よりもつきあいやすかったが、さすがにある日突然みつ子が家を訪ねてきて、しばらく世話になりたいというのにはビックリしてしまった。しかもその理由が、みつ子の長男であり和朗の実の兄にあたる悦朗(えつお)を追う借金取りから逃げるためだというのだからたまらない。果たして、まるで真逆な姑二人の狭間であたふたと揺れ動く、嫁・征子の運命や一体……!?(※本コンテンツは合冊版「ご近所騒がせな女たちVol.10-1~特集/母と娘の愛憎関係」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-ある日突然、OLの三方亜依子(みかた・あいこ)の前に現れたのは、ゆうゆう金融代表取締役の松藤(まつふじ)という中年男で、彼女の恋人の本田勤(ほんだ・つとむ)に貸した金を、保証人になっている亜依子に返せという。勤は長年の夢であるレストランを始めたはいいものの営業が軌道に乗らず、亜依子も知らない間に夜逃げして消息を絶ってしまっていた。その額、元利を合わせて約400万円、しかも他の金融業者から借りた分もあり、総額は約1千万…利息だけで月33万円にも上り、とてもじゃないがまともに払える金額ではなかった。途方に暮れる亜依子だったが、そこで松藤が、数社に渡る借金を自分のところに一本化しないかと持ち掛けてくる。そうすれば各社ごとに対応する面倒もないし、利息も安上がりになるというのだ。藁にもすがる思いでそれに応じる亜依子…しかしそれは、さらなる借金地獄へと彼女を引きずり込む狡猾な罠であった――…。(※本コンテンツは合冊版「スキャンダルまみれな女たちVol.10-1~特集/カネと欲望に狂って」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-主婦の有村美代子(ありむら・みよこ)は警察からの突然の電話に驚愕した。名門中学に通う優等生の娘・沙也加(さやか)のボーイフレンドが大麻所持の容疑で逮捕され、一緒にいて大麻を使用したと思われる沙也加の処遇について話したいというのだ。信じられない衝撃のあまり呆然とする美代子だったが、その胸中には意外な思いが浮かび渦巻いていた…娘をここまで追いつめ、罪に走らせた要因は、自分の母親としての至らなさ、そしてそうせざるを得なかった、自分が嫁いだこの歪んだ婚家にこそあったのではないかと――…? 母子の絆を描き、大きな問題をはらんだエリート家族の実態に迫る、社会派ヒューマン・ストーリーの決定版!(※本コンテンツは合冊版「人生の選択を迫られた女たちVol.7-1~特集/家庭の大問題」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-【30歳・ソープ嬢の体験】早くに母を亡くし、男手一つで自分を大学まで通わせてくれた父の愛情に少しでも早く報いるべく、老舗の名門呉服屋の跡取り息子のもとに嫁いだ女性。しかし実はその夫には二人も愛人がいて、その上なんと姑の公認だという。 裏切られ傷ついた苦しみと孤独を、若いバーテン男性との不倫の関係に溺れることで癒そうとする彼女だったが、思わぬ交通事故を起こしたせいでそのすべてが婚家側に発覚し、多額の慰謝料の請求をされるとともに離婚されてしまう。ひとり娘を抱えながら、パートとソープランド勤めで必死に稼ぎ、人生の底辺から這い上がっていこうとするのだが、積み重なる生活苦のおかげでいつしか身体はガリガリに痩せ細ってしまい――…!?(本コンテンツは合冊版「読者体験!本当にあった女のスキャンダル劇場Vol.6-1~特集/最悪の不倫体験」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-飼い犬の吠え声から、アパートの大学生たちのドンチャン騒ぎ、路上での主婦たちの井戸端会議、果ては電線の上で鳴くカラスたちにまで! ご近所のうるさい奴らに片っ端から怒鳴り込み、静かにさせる、音無松代(おとなし・まつよ/62歳)さんこと別名『カミナリおばさん』。騒音よりも彼女のカミナリ声のほうがよっぽどうるさいと、すっかり町内の迷惑人物扱いされてる彼女だけど、まさかそんな彼女に私が気に入られちゃうなんて…!? 果たして、若いママが知った、カミナリおばさんが超過敏なまでに騒音を憎む意外な理由とは?(※本コンテンツは合冊版「ご近所騒がせな女たちVol.9-1~特集/負けられない戦い」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-梓(あずさ)は、8才年上の夫・和之(かずゆき)と幼い息子・朋(とも)の3人家族で暮らす専業主婦。元は看護師をしていたが結婚を機に辞めて以来、外面はいいものの実はとんだDVモラハラ浮気性夫である和之から「能ナシ、ダメ人間」と蔑まれながら、それに甘んじるように過食気味の冴えない日々を送っている。そんなある日いきなり、和之から「来月、おふくろの住む近所に転勤だ。用意しとけ」とムチャぶりされ、姑にもあれこれと干渉されるさらに鬱な日々が始まることになるのだが……そこに襲いかかってきたのが『阪神淡路大震災』だった。甚大なる被害と脅威に立ち向かう中で、梓は決して「能ナシ・ダメ人間」ではない、自身のプライドと自信を取り戻していくのだった……。(※本コンテンツは合冊版「スキャンダルまみれな女たちVol.9-1~特集/女失格といわれて」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-【31歳・パートの体験】自閉症の幼い息子・弘(ひろし)を抱え、今日も美奈子(みなこ)はテレクラに電話しては男を見つけ、自らのカラダを売って金を得る…なぜこんなことになってしまったのか? 私が小さな頃からぜんそく持ちで家の厄介者だったから? 妹や弟の面倒もまともに見られない出来の悪い長姉だったから? 生まれて初めて「愛してる」と言ってくれた夫・勇一(ゆういち)が、その後3度も家庭を捨てて逃亡を繰り返すようなろくでなし男だったから? ああ、今となっては何が正しかったのかわからない…ただ、私の人生に色はなく、モノクロの底に深く沈んでいるだけ――…。ひたすら愛を求めるがゆえに、人生の底辺へと転がり落ちるがごとき日々を送ってしまった女性の慟哭の叫びを赤裸々にコミック化! 悲しみと絶望の底にいま、希望の光が垣間見える……。(※本コンテンツは合冊版「読者体験!本当にあった女のスキャンダル劇場Vol.5-1~特集/ああ、結婚大失敗!」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-2人の子を持つ主婦・松本心美(まつもと・ここみ/32歳)は、パート先のスーパーの先輩・三好香奈子(みよし・かなこ)とのつきあいに辟易していた。それというのも、三好はお金に関してとことん性悪で、十円・百円単位の少額のお金を借りても絶対に返さないわ、いっしょにランチをしても会計は自分が仕切り、心美が払った分の額のポイントはちゃっかり自分のポイントカードにつけるわ、セコイまでにやりたい放題なのだ。そんな日頃の不満がとうとう爆発した心美は、思い切って三好に訴える。「私がこれまで貸したお金810円、返して!」…ところが三好の返事はなんと「借用書あるの!? それがないと返せない」というとんでもないものだった。そしてそんな三好の被害者は実は心美だけではなく、パートの同僚多数に渡っていて…皆は一致団結して、三好に貸した金を奪い返すべく、ある作戦を実行するのだった――…!(※本コンテンツは合冊版「ご近所騒がせな女たちVol.8-1~特集/リアルにイヤ~な女」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-パート従業員として働く大沢望(おおさわ・のぞみ/30歳)は、ある日、娘・りお(12歳)からの突然の告白に我を失った。「お母さん、私、赤ちゃんができたの…この子を絶対に産むわ!」…りおは、まだランドセルを背負った小学生だというのに! 相手は隣り町に住む中学2年の男子生徒で、なんと今は少年院に入っていて向こう2年間は出て来られないのだという。しかし、そんな衝撃的な事実を聞かされても、望は一方的にりおを非難することができなかった。なぜなら望自身もまた、高校を卒業した18歳のときに父親のいない子として、りおを産んだという過去があったから――…。親子2代に渡って十代のシングルマザーとなった母と娘の愛の選択とその生きざまを描く、長編ヒューマン・ストーリーの決定版!(※本コンテンツは合冊版「スキャンダルまみれな女たちVol.8-1~特集/許されざる愛」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-五十嵐曜子(いがらし・ようこ)57歳、パート主婦。息子は結婚して独立し、OL勤めのアラサーの娘とサラリーマンの夫との3人暮らし。決して裕福ではないものの、そこそこ幸せな暮らしに満足…など全然してはいなかった! 転勤族の家に3姉妹の次女として生まれた曜子は、母と姉と妹とで身を寄せ合うようにして、亭主関白でガンコな独裁者のような父に支配されながら育ったため、自分が結婚するならお父さんみたいな人じゃなく絶対にやさしくて対等な相手とと思い、今の夫と一緒になったのに…年を経るにしたがってどんどん怒りっぽく高圧的な、まるで父そっくりになってしまったのだ。奇しくもちょうど人生も後半戦を迎えるにあたり、終活の一環として衣類や道具など身の回り品の断捨離作業にとりかかっていた曜子は、そのときハッと気づく。私が本当に捨てたいのはそんなものじゃない…夫なのだ! そして密かに熟年離婚を考え始めるのだが、そんなとき思わぬ事態が降りかかって――…!?(※本コンテンツは合冊版「愛と勇気!ハッピーエンドな女たちVol.1-1~特集/私たちの絆の物語」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-【平成22年/宮城県】2010年4月。私立高校の数学教師・高梨義久(たかなし・よしひさ/56歳)が、自宅玄関前で撲殺された遺体となって見つかった。第一発見者はちょうどそのとき家にいた義久の長女だった。当初、通り魔による犯行と思われたこの事件だったが、ほどなく実は義久の妻・裕美子(ゆみこ/44歳)とその不倫相手である白石(しらいし/38歳)の共謀によるもので、その目的は義久にかけた総額1億円にのぼる生命保険金目当てだったことが判明した。元々義久と裕美子は、教師と教え子という関係であり、裕美子の熱烈なアプローチにより彼女が高校卒業と同時に二人は結婚したという経緯があるのだが、そんな情熱的成り立ちを持ち、かつ経済的にも裕福な暮らしを謳歌していた、傍目には理想的な夫婦がいったいなぜこんな悲劇の結末を迎えてしまったのか…? 世にもスキャンダラスな凄惨事件の真相に迫る、ショッキング実録ドラマの決定版!(※本コンテンツは合冊版「ザ・女の事件Vol.4-1~特集/飢えた妻たちの犯罪」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-【41歳・OLの体験】雅美(まさみ)と敦子(あつこ)は小学校時代からの親友で、お互いに成人して社会人になってからも仲良くつきあう間柄だったが、双方の職場の愚痴や不満を言い合ううちに「じゃあ二人で仕事辞めちゃおうか!」ということに。そしてそのタイミングで一緒に京都を旅行するのだが、そのおもな目的は敦子の美容整形手術だった。実は敦子は幼い頃から自分の細い一重の目にコンプレックスを抱いており、京都の病院の評判を聞いて今回の旅行先を選んだのだ。そしてついに念願の手術を受け、これでパッチリ二重の明るい顔に生まれ変われると期待に胸膨らませるのだが、包帯をとったその顔はなんと、見るも無惨なまるで『鬼の目』を思わせるグロテスクさだった――…!(※本コンテンツは合冊版「読者体験!本当にあった女のスキャンダル劇場Vol.4-1~特集/絶対に許せないヤツ」の内容と重複しています。ご注意ください)
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3.0専業主婦の前川早苗(まえかわ・さなえ)はユウウツだった。夫の努(つとむ)が単身赴任することになり、夫がいない状況で苦手な姑との同居生活を送らなければならなくなったからだ。すると早速、問題が勃発する。保が遊んで出しっぱなしにしていたオモチャに足をとられた姑が転倒し骨折、入院する事態になってしまったのだ。何かにつけ姑から病院に呼びつけられる日々が始まり、心身ともに余裕のない状態に追い込まれる早苗だったが、その間に息子の保のほうもピンチを迎えていた。元来おとなしいたちだった保はクラスメイトからのイジメにさらされていたのだ。それを知った昔気質の姑は「男だったらやり返してこい!」とハッパをかけるのだが、やさしい保の性格を知る早苗は気が気ではなく……?(※本コンテンツは合冊版「ご近所騒がせな女たちVol.7-1~特集/子育て大ピンチ!」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-やさしい夫・高文(たかふみ)と可愛い娘の三人家族で平穏に暮らしていた主婦の香矢子(かやこ)だったが、日ごろ感じていた背中の痛みを不審に思い病院で診察してもらうと、なんと乳がんであることが判明する。ショックを受ける香矢子に夫は「お母さんに知らせたほうがいいんじゃないのか?」と勧めるが、香矢子にはそれができなかった。香矢子には瑠利(るり)という姉がいるのだが、母は昔から美人で出来のいい姉のことばかり可愛がり、自分のことなど気にかけてはくれなかったから言っても無駄だと思ったのだ。しかしそこには、傍からは見えづらくとも親子の深く真摯な愛情が存在し、そんな母の想いに勇気づけられた香矢子はがん治療にも前向きになり、徐々に回復の兆しを見せてゆくのだった…。(※本コンテンツは合冊版「私の人生を変えた女の難病Vol.3-1」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-シングルマザーの池田初美(いけだ・はつみ)は、実母と二人で昔ながらの美容室を経営していた。小5になるひとり息子の潤(じゅん)はワンパクだがまっすぐで明るい少年に育ち、生活は決してラクではないけど、固い家族の絆のもと一生懸命前向きに暮らしていた。ところがそんなある日、青天の霹靂のような衝撃の事実が判明する。なんと潤は初美の実の子ではなく、出産時に同じ病院でとり違えられた他人の子だというのだ! 初美の本当の息子は冬樹(ふゆき)といい、頭はいいが身体の弱い潤とは真逆のような少年だった。そんな冬樹の育ての家は里中家という資産家で、圧倒的な財力と強引さで潤を奪い去っていき、初美は冬樹と暮らすことになるのだが、実はこの二人のとり違え子を巡る騒動の裏には里中家の欲深い財産相続の思惑がうごめいていたのだった――…!(※本コンテンツは合冊版「スキャンダルまみれな女たちVol.7-1~特集/忌まわしき過去の呪縛」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-【43歳・パート主婦の体験】今年で結婚15年になる須美(すみ)には、忘れられない忌まわしい思い出があった。須美が小4の頃、祖父母と両親、そして二人の兄姉との7人家族で田舎の住宅密集地域の一軒家に住んでいたのだが、夜は3人兄弟で一つ部屋にザコ寝状態だった。そんなある日、兄姉がすっかり寝入ってしまった真夜中、須美は何者かが自分の体をまさぐり回す感触で目を覚ます。なにコレ!?きもち悪い…そう思っても恐怖と驚きのあまり声をあげることができない。そしてそれはなんと立て続けに三日間に渡って繰り返されたのだった。幸いにも謎の犯人によるこの「夜這い」行為は一線を越えることはなかったが、それでも須美の心身を深く責め苛むには十分で、彼女を男性恐怖症にし、その後の人生に大きく暗い影を落としていくのだった――…。(※本コンテンツは合冊版「読者体験!本当にあった女のスキャンダル劇場Vol.3-1~特集/性の闇にとらわれた女たち」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-河瀬真澄(かわせ・ますみ)は男女二人の子を持つ母だったが、その結婚生活は決して順風満帆とはいかなかった。借金癖のある夫のせいで、自分が朝から晩までパートをかけもちして働かねばならず、そのおかげで子育てまでとても手が回らない…それでも、喘息持ちの息子には何かと手をかけなければいけなかった反面、逆に娘・紗綾(さあや)にはずいぶんと寂しい思いをさせてしまった。おかげで彼女は大学を出て保育士になったはいいものの、子供と接することに苦労した挙句、結局は仕事を辞めてしまう。そこで真澄はハッと気づいた。これはまるで、私が自分の母親からされ、母親もまた祖母からされた、娘に対する育児放棄という悲しい連鎖ではないかと――…。(※本コンテンツは合冊版「人生の選択を迫られた女たちVol.4-3~特集/わが子を愛せない母親たち」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-真下茜(ました・あかね/32歳)は、不倫相手である上司と共謀して会社の金を横領し、懲役1年6ヶ月の刑に処され某女子刑務所で服役することになるのだが、そこで見たものとは…? 刑務所では通常、服役態度がよければ仮釈放への道が開け、逆に規律違反等を犯し心証を悪くすればその道は閉ざされ、さらには懲罰として孤独でつらい独房での生活を強いられることになる。当然、ほとんどの者は服役態度に気をつけ、独房暮らしなどにならぬよう努めるのだが、昨今は仮釈放なんかどうでもいいから独房に入りたいと願い、わざと規律違反を犯す女囚が増えているのだという。いったいなぜ? 驚きの女子刑務所内事情を赤裸々に描く、リアル・スキャンダラスストーリー!(※本コンテンツは合冊版「スキャンダルまみれな女たちVol.6-3~特集/悲惨!裏切られた女たち」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-【平成4年・高知県】それは平和な家庭を切り裂く衝撃の『骨肉の刃』――!! その日、早朝の午前6時50分頃のことだった。住宅街に建つ一戸建て住宅で、この家の次女・春川えりか(13歳)が包丁でメッタ刺しにあい惨殺された。第一発見者であり唯一の目撃者である長女・ゆかり(16歳)の証言によると、いきなり乱入してきた見知らぬ男の仕業だというのだが、その後の調べにより、なんと真犯人は姉・ゆかりであることが判明する。成績優秀で私立の進学校に通う彼女がいったいなぜ…? そこには姉妹間ならではの嫉妬と怨嗟に満ちた、切実な動機が横たわっていたのだった――…!(※本コンテンツは合冊版「ザ・女の事件Vol.3-3~特集/悲しみの身内間殺人」の内容と重複しています。ご注意ください)
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2.0【平成20年・神奈川県】抜けるようなきれいな青空が広がる中、綱島夏美(つなしま・なつみ/33歳)は11階建てマンション最上階の通路から、長男・和馬(かずま/6歳)と次男・人志(ひとし/3歳)を投げ落とし、自らも飛び降り命を絶った。警察は夏美が子供2人を道連れにして無理心中を図ったものとみて、被疑者死亡のまま書類送検することで事件の幕を引いた。しかし、夏美はもともと生真面目で何事もきちんとやりこなす性格であり、子育てにも愛情をもって取り組んでいたというのに、いったいなぜこのような凶行に及んだのだろうか? 夫との不和、婚家との軋轢、わが子の病気…等々、尊い3人の命が失われた悲劇の事件の複雑な背景に赤裸々に迫る!(※本コンテンツは合冊版「ザ・女の事件Vol.3-3~特集/悲しみの身内間殺人」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-【平成12年・北海道】愛情にあふれる両親と、わんぱくだけど元気のいい長男・篤志(あつし)と次男・佑太(ゆうた)の兄弟と…それまで上野家は幸せな家庭だった。だが、三男・翼(つばさ)が生まれてから、それも大きく変わってしまった。翼は染色体の異常による障害をかかえたダウン症児だったのだ。しかし、健常児に比べ肉体的に脆弱なダウン症児は病院ですごす時間が長く、その世話も大変な労力と心労を伴うものでありながら、支え合い励まし合う家族の絆によって翼はすくすくと育ち、11歳の年を迎えることができた。…なのにそんな翼が、家族の中で一番愛情深く面倒をみていた長男・篤志の手にかかって絞殺されてしまうとは…! いったい、彼の心の中にどんな葛藤と苦悩があったのか? 世にもいたましき家族内殺人事件の真相に迫るヒューマン事件ドラマの決定版!! (※本コンテンツは合冊版「ザ・女の事件Vol.3-3~特集/悲しみの身内間殺人」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-【平成15年・神奈川県】ある夜、山下秀隆(やました・ひでたか/61歳)が帰宅すると、そこには妻・澄子(すみこ/60歳)が左手首と胸を自ら刃物で刺し倒れており、その横で4年間寝たきりだった息子の昇(のぼる/40歳)が人工呼吸器のスイッチを切られすでに死亡していた。昇は路線バスの運転士として働いていたが、35歳のときに原因不明の難病である筋萎縮性側索硬化症(ALS/世界一有名な患者として、2018年に死去したイギリスの宇宙物理学者・ホーキング博士がいる)を発症し、神経細胞を冒され徐々に全身の筋肉が衰えていき、やがては呼吸も止まり死に至るという前途を悲観しての、母・澄子による無理心中とみられた。結局、澄子は一命をとりとめ、昇からの要請を受けての嘱託殺人容疑という比較的軽い罪に問われることになるのだが、そこには実際には通常の殺人よりもはるかに重い、愛ゆえの苦渋と葛藤が存在したのだった――…。(※本コンテンツは合冊版「ザ・女の事件Vol.3-3~特集/悲しみの身内間殺人」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-3年に及ぶ遠距離恋愛期間を経て、ようやく恋人の公次(こうじ)と結婚できた加奈(かな)。さあ、いよいよ待ちに待ったラブラブな日々が始まる!――と思いきや、いざ新婚生活が始まってみると、公次はまったくと言っていいほど加奈のことを抱こうとはしなかった。ええっ、一体なぜ? 仕事で疲れてるから? それとも他に女がいる!? 悶々と悩みのたうつ加奈…そうやってセックスレスの状況に耐え忍んでいたある日のことだった。アソコの外陰部にチクリとした痛みを感じたのは。最初はさして気にとめなかったものの、次第にその痛みは強くなっていき、さらにはかゆみを伴う炎症を起こしたようになってしまう。一体これは…!? 医師の診断は『バルバディニア外陰痛』という、聞いたこともない病名だった…!(※本コンテンツは合冊版「私の人生を変えた女の難病Vol.2-3~特集/人には言えないイヤな病気」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-【43歳・介護士の体験】柴田栄子(しばた・えいこ)は、老いた母を満足に世話してあげることもできず他界させてしまったことを後悔し、それをきっかけに介護職を目指しヘルパー2級の資格を取得、40歳にして事務職からの転職を果たした。年長者への深い敬意を胸に少しでも老人たちの力になるべく全力を尽くしたいと施設に勤めた栄子だったが、実際の介護の現場はそんな彼女の想いとは真逆の残酷な世界であり、入所老人に対する悪意やいじめ、虐待、さらに職員同士のいがみあいなどがはびこっていた。己の理想を砕かれ、絶望した栄子は一旦は職場を離れるのだが、次に勤めたグループホームでは気持ちも新たにわが身を奮い立て、自らが信じた介護の道を切り開くべく邁進していくのだった――。(※本コンテンツは合冊版「読者体験!本当にあった女のスキャンダル劇場Vol.2-3~特集/私が本気で殺したいと思った奴」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-【30歳・パート主婦の体験】相崎薫(あいざき・かおる/仮名)は建設作業員として働く夫と、息子・稔の3人暮らし。皆から男っぽくドライだと言われるが、それには大きな理由があった。薫の両親は不幸にも二人ともすでに亡くなり、自分では天涯孤独の身だと言っているが、実は6才年上の兄・春樹(はるき)がいて、この兄のせいで両親は早くに亡くなり、その憎しみと複雑な心情ゆえに薫は世の中を冷めた視線でしか見られない性格になってしまったのだ。兄・春樹は薫が生まれる前に、それまでなかなか子供ができなかった両親が養子として引き取ったため、薫とは血がつながっていないのだが、その不幸な生い立ちゆえに人一倍愛情とやさしさを込めて育てられたのが仇となって、浪費癖のある甘えた人間になってしまった。しかも結婚した相手がさらに輪をかけた浪費女だったため、夫婦して大きな借金をつくり、そのたびに亡き両親に金の無心をし続けたのだった――…。(※本コンテンツは合冊版「読者体験!本当にあった女のスキャンダル劇場Vol.2-3~特集/私が本気で殺したいと思った奴」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-【平成24年/東京都】「人を殺して――…しまいました…」ある日、110番にかかってきた電話は、女の声でそう言った。場所は池袋のラブホテル。別れ話のもつれの末のまさに痴情の果てに、12才年下の会社の上司であり妻子ある男性を殺害した坂上結子(さかがみ・ゆうこ/49歳)は、むせかえる血の匂いの中、通報するまでの一晩をコンドームを風船のようにふくらませて遊び、アダルトDVDを鑑賞しながら過ごしていた――…。夫に去られ二人の子を持ち、老いた両親の面倒をみるためにパートと会社勤めをかけもちしてがんばっていた49歳のシングルマザー。つらい更年期の症状に苦しみながら、若い男とのただれるような不倫セックスの快楽に溺れ、若返りの幻想に呑み込まれ、そして残酷すぎる現実に踏みにじられ…その凶行に至るまでのせつなき魂の行方を追う!(※本コンテンツは合冊版「ザ・女の事件Vol.3-2~特集/カネと男に狂った果てに」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-【平成10年/長崎県】横田美佐(よこた・みさ)は、夫・茂(しげる)との間に2男1女の3人の子をもうけ、どの子も目に入れても痛くないほど可愛いわが子たちだったが、その夫婦生活自体はドン底だった。親から受け継いだ家・田畑はあるものの、茂は定職にも就かず日がな飲んだくれ、家族に対しても暴力をふるう始末。そんなところへ近づいてきたのが茂の釣り仲間である古館(ふるたち)だった。古館は美佐のつらく寂しい心の隙に巧みに入り込み愛人関係を結び、多額の生命保険をかけたうえで茂の殺害を持ち掛けてくる。海での溺死事故に見せかけた計画はうまくいき、美佐は茂の死亡保険金1億円と、家・田畑を売って得た5千万円ほどの大金を手中にするのだが、実は本当の地獄はそのあとに待っていた。凶悪な本性をあらわにした古館は美佐から多額の金をむしり取った挙句、なんと次はわが子のうちの一人を殺して保険金を得ることを強要してきたのだ――!(※本コンテンツは合冊版「ザ・女の事件Vol.3-2~特集/カネと男に狂った果てに」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-【平成20年/大阪府】ある日の朝、同棲相手である江川和人(えがわ・かずと)を仕事に送り出した関口明子(せきぐち・あきこ)は、ほどなくして一本の電話を受け、なんとその和人がひき逃げによって即死したという連絡を聞く。しかし、明子は決して驚くことはなかった。それもそのはず、和人を高級外車のアルファロメオで轢き殺した犯人は彼女の浮気交際相手である五十嵐克己(いがらし・かつみ)であり、これは二人共謀のうえでの犯行だったのだから。果たして、明子をしてこの計画的犯行に走らせた、和人の意外な”ある一言”とは一体――!? 男と女の愛憎の機微が生んだ凶悪犯罪の真相に迫る、本当にあった事件ストーリーの決定版!!(※本コンテンツは合冊版「ザ・女の事件Vol.3-2~特集/カネと男に狂った果てに」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-【31歳・主婦の体験より】真由子(まゆこ)の実母は子供嫌いだったのか、幼い真由子は育児放棄されて育った。そして真由子が3歳のとき、実母は勝手に父の給料を前借りして出奔し、父娘2人だけが取り残されてしまう。その後、父は1歳の男の子を持つ女性と再婚し、この継母は当初とてもやさしく、真由子との母子関係は良好だった。ところが真由子が4歳のときに、出て行った実母が突然電話をかけてきて難癖をつけだすと、継母の態度は一変し、真由子を虐待するようになる。さらに真由子が思春期を迎える頃になると、今度はなんと連れ子の義弟が夜中に真由子の布団の中に忍んでくるようになり、ついに真由子は妊娠してしまう…果たして、この忌まわしき負の連鎖が断たれる日は一体いつ――…!?(※本コンテンツは合冊版「読者体験!本当にあった女のスキャンダル劇場Vol.2-②~特集/絶対に許せない身内ども」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-【30歳・主婦の体験より】恭子(きょうこ)は晋也(しんや)という、やさしく真面目な夫に恵まれ、夫婦生活は良好だったものの、この結婚によってできた二人の義家族は最悪だった。まず、舅。高収入のくせに見栄っ張りの浪費家な上に、ギャンブル狂いで始終カネに困っていて…恭子が流産して悲しみにくれていたときも、なんと「出産のための金が必要なくなったんだから、わしに20万ほど都合してくれ」などと平然と言ってくる始末! そしてもう一人は晋也の姉、つまりは小姑である美咲(みさき)。30代半ばになる今まで好き放題やった挙句、舅の血を引いてカネをはじめ全てにおいてだらしなく、汚部屋に借金の督促状の山に埋もれるように暮らしている。そんな、何かにつけ恭子と晋也夫婦にたかってくるこの最低身内二人…もうほんと、早く縁を切りたいんです!(※本コンテンツは合冊版「読者体験!本当にあった女のスキャンダル劇場Vol.2-②~特集/絶対に許せない身内ども」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-時は19世紀初めの江戸時代。徳川幕府のキリスト教弾圧と鎖国政策により、日本の海外貿易は対中国とオランダのみに限定され、長崎のみが日本唯一の海外貿易港を持つ場所として栄えていた。そしてその港のほど近くにある花街・丸山で、紅羽(くれは)という女郎が異人との間に一人の混血の女児を産み落とした。浮舟(うきふね)と名付けられたその子は、まばゆいばかりの金髪碧眼に雪のような白い肌を持つ伴天連(ばてれん)女郎へと成長し、丸山番付当代一位の人気太夫へとのし上がっていく。そして請われて、西洋からの商人たちが一堂に集まる”出島(でじま)”へと道中を張るのだが、そこで初めて己の出自をめぐる驚くべき真実を知ることになるのだった――。絢爛たる”華”と過酷な”業”の中で生きた一人の女性の姿をドラマチックに描く、長編時代ヒューマン・ストーリーの決定版!!(※本コンテンツは合冊版「スキャンダルまみれな女たちVol.4-③~特集/本当にコワイ女の復讐の内容と重複しています。ご注意ください)
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-【平成19年・宮城県】事件はとある駐車場に放置された一台の軽自動車から発覚した。なんとその車内から一人の若い女性の全裸死体が見つかったのだ。被害者は加納克美(27歳)という近くのスーパーに勤める新妻だったが、ほどなく容疑者として浮上したのは大方の暴行男性犯人説に反して、佐々木志保(33歳)という女性で、なんと被害者が勤めていたスーパーの元同僚だった。実は被害者の夫・加納哲也は志保の元カレであり、彼に対してまだ未練たらたらだった彼女は、愛する男を奪った憎い女に対して狂おしいまでの殺意の炎を燃え上がらせていったのだった――!(※本コンテンツは合冊版「ザ・女の事件Vol.3-1~特集/嫉妬に狂った女たち」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-【平成12年・埼玉県】ある夜、夫の会社の社宅に住む浅野美智代(34歳)のもとに警官が訪ねてきた。実は美智代の娘の柚葉(ゆずは/生後6ヶ月)はこの日、不運にも重傷を負い入院することになったのだが、診察した医師がその容態に虐待を疑い通報、確認のためにやってきたのだった。いわく「太腿の付け根にきつくつねった痕があり、脳挫傷のほうもまるで床に叩きつけられたようなひどい状態である」…身に覚えのない美智代は驚愕するが、そこで浮上してきたのは同じ社宅に住むママ友の長谷聖美(はせ・きよみ)の存在だった。同い歳、同じ会社に勤める夫を持ち、同じ社宅住まいという境遇の中で親しくなっていった二人だったが、いつしかそこには歴然とした幸せの格差が生まれ、聖美は美智代に対してドス黒い嫉妬の炎を燃やすようになっていたのだった。そしてついにその憎悪の魔手は美智代の娘・柚葉に及んで――…!!(※本コンテンツは合冊版「ザ・女の事件Vol.3-1~特集/嫉妬に狂った女たち」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-【27歳・主婦の体験】鳥居美奈子がようやく授かったお腹の子を流産し、その悲しみとショックのあまり睡眠薬を過剰摂取、間一髪死を免れたとき、夫が話してくれたのは、昔つきあったある一人の女性のことだった。彼女は「メグ」と呼ばれ、夫と深く愛し合っていた。ところがある時期から様子がおかしくなり、夫への執着具合・独占欲が常軌を逸したものになるばかりか、しまいにはいくつもの人間に成り変わってしまう多重人格の症状を呈するようになったのだ。そして夫は知ることになる…メグは幼い頃から実父から性的虐待を受け続け、精神を病みきってしまっていたのだ。そして、そんな彼女の悲惨すぎる人生を聞くうちに、美奈子の中にはもう一度人生をがんばってみようという前向きな感情が湧き起こっていくのだった…。(※本コンテンツは合冊版「読者体験!本当にあった女のスキャンダル劇場Vol.2-1~特集/こんな主婦友はイヤだ!!」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-【32歳・主婦の体験】私の元パート仲間の話です。彼女は9歳の男の子と7歳の女の子の母親で、ご主人はタンクローリーの運転手をしています。1年前にマンションを買って引っ越してきた彼女ですが、そのローンの支払いに加えて、実は男の子が学習多感障害を抱えていて通院代がかなりかかり、家計のやりくりが大変なようでした。そこで彼女は私と同じ健康ランドのパート勤めをやめて、普段お子さんと一緒にいることができる内職の仕事を始めたのですが、それが今どき驚くべきもので…チラシを封筒に入れてノリで封をするというものなのですが、2枚作ってようやく1円、丸2日寝ないでやっても2500円ほどにしかならないという効率の悪さだったのです。でも、そんな内職でも彼女は何かに憑かれたようにのめり込んでいき、家に閉じこもって一日中体を丸めて作業する日々を続け…とうとうとんでもないことになってしまったのです――!(※本コンテンツは合冊版「読者体験!本当にあった女のスキャンダル劇場Vol.2-1~特集/こんな主婦友はイヤだ!!」の内容と重複しています。ご注意ください)
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1.0【平成15年/愛知県】川森典枝(36歳)は暴力夫とようやく別れ、勇樹(4歳)・賢太(3歳)・将人(2歳)・まゆ(1歳)の4人の子供たちを連れて、生活保護の助けを受けながら市営住宅で人生の再出発を図っていた。しかし、実際には子供想いで愛情深い性格の典枝だったものの、荒っぽい言葉遣いで見るからにヤンママ然とした外見のために周辺住民からは誤解されがちで…誰からも手助けを受けられない孤独な状況に苦しんでいた。そんな中、数少ない気晴らしがタバコとパチンコだったのだが、まさかそれがあまりにも悲惨すぎるこんな事態を招いてしまうとは――!?(※本コンテンツは合冊版「ザ・女の事件Vol.2-3~特集/子供を殺す母親たち」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-【平成20年/群馬県】阿部朋美(仮名・34歳)は9歳の娘・麻衣が行方不明になったと、何食わぬ顔で警察に捜索願いを出した。しかし本当は、麻衣は朋美の内縁の夫であり血のつながらない継父・森谷の手によって虐待凍死させられ、無惨な遺体となって深い山中に埋められていたのだ。元々は電子機器メーカーの営業職に就く真面目な夫を持ち、麻衣と家族三人で何不自由のない暮らしを送っていた朋美が、いったいなぜヤクザ同然の男の元に走り、我が娘をこのような悲惨な境遇に追い込まねばならなかったのか? そこには、母親としてよりも女としてのエゴと欲望を優先し、自分勝手に暴走したあまりにも愚かな生きざまがあった――…。(※本コンテンツは合冊版「ザ・女の事件Vol.2-3~特集/子供を殺す母親たち」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-【昭和46年/埼玉県】それは今よりもずっとご近所づきあいが密接だった時代――。郊外の新興住宅地に家を買い、妊娠7か月の身重で引っ越してきた佐藤和美(仮名)は、近くに住む二人の主婦、大塚・花川と親しくなる。大塚には二人の娘、美香子(5歳)と香奈子(4歳)が、花川にはひとり娘の広恵(3歳)がいて、年子状態の三人はまるで三姉妹のように仲良く遊んでいるように見えたのだが…。ある日、一番年長の美香子が行方知れずとなり、その後なんと近所の家の庭で絞殺死体となって発見されるという惨劇が巻き起こる。悲しむ大塚や集まってきたマスコミを前に、花川は「最近この辺をうろついている怪しい男が犯人に違いない」と自ら進んで言い放つ。普段どちらかというとおとなしい花川のそんな言動に違和感を持つ和美だったが…なんと、実際に警察に容疑者として逮捕されたのは、その花川自身だったのだ! 同じ娘を持つ母親だというのに、信じがたい凶行に走ったその動機とはいったい……!?(※本コンテンツは合冊版「ザ・女の事件Vol.2-3~特集/子供を殺す母親たち」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-【35歳・美容師の体験】岡部奈津子(仮名)は20歳にして恐喝罪および売春取締法違反で有罪となり(懲役2年の実刑)、成人式を目前に女子刑務所に収監された。その日から名前ではなく823番と番号で呼ばれることとなり、割り当てられた狭い舎房は奈津子を含めた5人部屋で、4人の先住者はいかにも一癖も二癖もありそうな女たちばかりだった。果たしてこんなところで上手く生きていけるのだろうか…不安と恐怖に押しつぶされそうになる奈津子だったが、直後、思わぬ事実が発覚する。なんと彼女は妊娠していたのだ! 二人一緒に逮捕されたものの、まだ未成年だったため少年院へと送られた最愛の相手・隼人と間の子だった。刑務所では中絶することは認められない。奈津子は妊婦として服役しながら出産の日を待つこととなるのだが、そんな身重ゆえに大事に扱われる彼女のことを面白くなく思う女囚たちも少なからず存在し、黒い思惑を奈津子に向けるようになる…果たして彼女の運命や如何に――!? イジメあり、レズあり、陰謀あり…女子刑務所という知られざる世界で繰り広げられる女たちの群像劇をドラマチックに描破する、大長編実話ドラマの決定版!!(※本コンテンツは合冊版「読者体験!本当にあった女のスキャンダル劇場Vol.1-3~特集/女だらけの闇社会」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-【35歳・美容師の体験】岡部奈津子(仮名)は20歳にして恐喝罪および売春取締法違反で有罪となり(懲役2年の実刑)、成人式を目前に女子刑務所に収監された。その日から名前ではなく823番と番号で呼ばれることとなり、割り当てられた狭い舎房は奈津子を含めた5人部屋で、4人の先住者はいかにも一癖も二癖もありそうな女たちばかりだった。果たしてこんなところで上手く生きていけるのだろうか…不安と恐怖に押しつぶされそうになる奈津子だったが、直後、思わぬ事実が発覚する。なんと彼女は妊娠していたのだ! 二人一緒に逮捕されたものの、まだ未成年だったため少年院へと送られた最愛の相手・隼人と間の子だった。刑務所では中絶することは認められない。奈津子は妊婦として服役しながら出産の日を待つこととなるのだが、そんな身重ゆえに大事に扱われる彼女のことを面白くなく思う女囚たちも少なからず存在し、黒い思惑を奈津子に向けるようになる…果たして彼女の運命や如何に――!? イジメあり、レズあり、陰謀あり…女子刑務所という知られざる世界で繰り広げられる女たちの群像劇をドラマチックに描破する、大長編実話ドラマの決定版!!(※本コンテンツは合冊版「読者体験!本当にあった女のスキャンダル劇場Vol.1-3~特集/女だらけの闇社会」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-【35歳・美容師の体験】岡部奈津子(仮名)は20歳にして恐喝罪および売春取締法違反で有罪となり(懲役2年の実刑)、成人式を目前に女子刑務所に収監された。その日から名前ではなく823番と番号で呼ばれることとなり、割り当てられた狭い舎房は奈津子を含めた5人部屋で、4人の先住者はいかにも一癖も二癖もありそうな女たちばかりだった。果たしてこんなところで上手く生きていけるのだろうか…不安と恐怖に押しつぶされそうになる奈津子だったが、直後、思わぬ事実が発覚する。なんと彼女は妊娠していたのだ! 二人一緒に逮捕されたものの、まだ未成年だったため少年院へと送られた最愛の相手・隼人と間の子だった。刑務所では中絶することは認められない。奈津子は妊婦として服役しながら出産の日を待つこととなるのだが、そんな身重ゆえに大事に扱われる彼女のことを面白くなく思う女囚たちも少なからず存在し、黒い思惑を奈津子に向けるようになる…果たして彼女の運命や如何に――!? イジメあり、レズあり、陰謀あり…女子刑務所という知られざる世界で繰り広げられる女たちの群像劇をドラマチックに描破する、大長編実話ドラマの決定版!!(※本コンテンツは合冊版「読者体験!本当にあった女のスキャンダル劇場Vol.1-3~特集/女だらけの闇社会」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-【29歳・OLの体験】パーティーコンパニオン派遣事務所でコンパニオンリーダーを務める美帆は、とにかく見栄っ張りで妄想チックな女性だった。ある日、そんな相手はいないはずなのに「彼が早く一緒に暮らしたいって言ってきかないものだから…」と言って事務所を辞めていったかと思うと、それからしばらく後に連絡を寄越してくると、その後の信じられない人生の顛末を語り始めた。闇金融から借金をした彼女はその返済のために掛け持ちでスナックとヘルスで働いていたのだが、そのスナックのマスターにヤバげな薬を射たれた上に犯され妊娠、しかも性病までうつされる始末。堕胎して生活を仕切り直そうとするものの、ストレスからくる下半身マヒ症状を発症、今は自宅で引きこもり生活をしているという。果たして、彼女に平穏な日々が訪れるときはやってくるのか…?(※本コンテンツは、合冊版「読者体験!本当にあった女のスキャンダル劇場Vol.1-②~特集/壮絶!!不幸博覧会」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-【53歳・無職の体験】千里は二人の子供を持つ主婦だったが、家計に厳しすぎる夫と口うるさい姑によってがんじがらめの生活を強いられ、少しでも自分の自由になるお金が欲しいと頼み込んで、ようやく弁当屋にパートに出ることを許される。するとそこで山本慎二(仮名)という6才年下の男性と親しくなり、何かと不器用な彼の相談にのってあげるようになる。そしていつしか二人の距離は縮まっていき、ついに千里は結婚生活を捨てて慎二のアパートに転がり込むことになるのだが、そこにはこれまでとは違う苦しい生活が待ち受けていた。彼は夫とは真逆に経済観念がなく仕事も長続きせず、暮らしのすべての負担が千里にのしかかってくることとなったのだ。もうやってられない! いよいよ切羽詰まってきた千里…しかし本当の不幸はさらにその先に待ち受けていたのだった――!(※本コンテンツは、合冊版「読者体験!本当にあった女のスキャンダル劇場Vol.1-②~特集/壮絶!!不幸博覧会」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-【33歳・OLの体験】直子がまだ20歳の貧乏学生だった頃、成人のお祝いを兼ねた高校時代の同窓会が開かれた。直子はそこで当時仲のよかった、久美に再会する。昔からキレイで男子に人気のあった彼女だったが、今は化粧品会社の美容部員をしているといい、ますますその華やかさに磨きがかかっているようだった。そんな久美から直子はある頼まれごとをする。実は会社のお得意様の息子が直子のことを気に入っていて、1度でいいからデートしてあげてほしいというのだ。断るに断れず了承する直子…しかし、その相手はゾッとするほど不細工な巨体デブ男で、なんとその日、直子は無理やり犯されてしまう。そしてその背後には、実は久美の密かなたくらみが潜んでいたのだった…。(※本コンテンツは、合冊版「読者体験!本当にあった女のスキャンダル劇場Vol.1-②~特集/壮絶!!不幸博覧会」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-【25歳・専業主婦の体験】自分が小学生のころ両親が離婚、母子家庭で育ったゆえに家庭の温かさに飢えていた女性・あやは家出中に知り合った男性と同棲し妊娠、17歳で出産・結婚した。それまでは何かと反目し合っていた母とも孫ができたことを機に和解、しばらくは平穏で順調な結婚生活が続いたのだが、1年も経たずして状況は暗転する。上司と折り合いの悪かった夫が会社を辞め、パチンコにはまり借金がかさんでいき、がぜん生活苦に陥ったのだ。しかも、あやに対してもなんと刃物を振り回しながら暴力をふるうようになり…そん生活からなんとか逃れたあやは、ようやく心から信頼することのできる男性を見つけるのだが、そこにはさらなる不幸が待ち受けていた――!?(※本コンテンツは、合冊版「読者体験!本当にあった女のスキャンダル劇場Vol.1-②~特集/壮絶!!不幸博覧会」の内容と重複しています。ご注意ください)