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4.9【描き下ろしおまけマンガ付き!!】 ドレスよりも甲冑を身にまとい、騎士の誇りを尊ぶアルデーリア第一王女・レオーネ。「金獅子」とも恐れられるほど勇猛な彼女に、滅亡寸前の元敵国・ゼルジオスから縁談が舞い込む。相手は、戦場で何度も剣を交えた宿敵ベルトルド元帥ーー。 レオーネは鎧を花嫁衣装に味方のいない元敵国へとひとり乗り込む。相手国の監視と利用、政治目的の縁談のはずが寡黙なベルトルドの不器用な優しさに剣一筋で生きてきたレオーネは調子を崩されて…? 戦場でしかお互いを知らない二人が、それぞれの思惑を胸に夫婦として歩み出す!!
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4.1【大人気ライトノベル、待望のコミカライズ!!】ドレスよりも甲冑を身にまとい、騎士の誇りを尊ぶアルデーリア第一王女・レオーネ。「金獅子」とも恐れられるほど勇猛な彼女に、滅亡寸前の元敵国・ゼルジオスから縁談が舞い込む。相手は、戦場で何度も剣を交えた宿敵ベルトルド元帥ーー。 生涯を剣に捧げると思っていた姫将軍に、突如降って湧いたライバルとの政略結婚。彼女に課せられた責は二つ。一つは監視、もう一つは魔法大国であるゼルジオスの力を祖国に役立てる事。無愛想で寡黙なベルトルドとの会話は軍人同士のようだが、突然のストレートな物言いに、今まで剣一筋だったレオーネは調子を崩されて…? 戦場でしかお互いを知らない二人が、それぞれの思惑を胸に夫婦として歩み出す!!
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4.0類稀な精霊術の使い手でありながら周囲に虐げられ、 まるで生贄のように、隣国の悪名高い「冷酷公爵」と政略結婚させられた令嬢のメルト。 しかし彼は、幼少期にお互いを慰め合った幼馴染のヨシュアだった! 昔のように接したいと申し出たメルトにヨシュアも首を縦に振ったが、 メルトの予想を超えた甘々な結婚生活が始まる…!? 夫婦になった幼馴染が最強バディとして幸せを掴む、愛溢れる逆転劇の開幕♪
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4.2精鋭の騎士団で知られる大国アルデーリアに生まれた王女レオーネは、敵国から「金獅子」と恐れられるほどの勇猛な将軍である。幼い頃からドレスを着て淑やかにしているよりも剣の修練に明け暮れる方が性に合っていた彼女は、他の姫たちが煌びやかな夜会へ出かけているときも、鎧をまとって戦地を駆けていた。レオーネ自身もまた、その生涯を剣に捧げるものと思っていた。 ある日レオーネのもとに、熾烈な戦いを続けていた魔法大国ゼルジオスとの停戦の報せが舞い込む。今までさんざん自分を苦しめてきた敵国とはいえ、宿敵が急に目の前から消えてしまったことに戸惑うレオーネ。そんなレオーネが、父王より「結婚せよ」と命じられた相手は、敵将ベルトルドだった。戦場で幾度となく剣を交えた好敵手であり、今や国家存亡の危機にあるゼルジオスをたったひとりで支えている元帥であった。
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3.4類稀な精霊術の使い手でありながら周囲に虐げられ、 まるで生贄のように、隣国の悪名高い「冷酷公爵」と政略結婚させられた令嬢のメルト。 しかし彼は、幼少期にお互いを慰め合った幼馴染のヨシュアだった! 昔のように接したいと申し出たメルトにヨシュアも首を縦に振ったが、 メルトの予想を超えた甘々な結婚生活が始まる…!? 夫婦になった幼馴染が最強バディとして幸せを掴む、愛溢れる逆転劇の開幕♪ 分冊版第1弾。 ※本作品は単行本を分割したもので、本編内容は同一のものとなります。重複購入にご注意ください。
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3.5クロイツァー子爵令嬢カロリーネは、かつて父の経営するレース工場で出会ったシャルマ伯爵の息子オリヴァーとの淡い初恋を大切に胸に秘めている。無理な事業拡大から母を亡くし、やがては事業に失敗した父も母のあとを追うよう逝ってしまった。借金はすべて返済した、遠からずお前に迎えがくると言い残して……。やがて天涯孤独となり、爵位もはく奪されたカロリーネにシャルマ家から縁談を伝える手紙が届く。もしやオリヴァー? だが、迎えの馬車に乗り込み連れていかれたのは、ぞっとするような蔑みの言葉を吐く先代からシャルマ伯爵位を継いだデニスという男のもとだった。クロイツァー家には未回収の貸付があり、その借金のカタにカロリーネを後妻として娶るという。そしてまだ混乱して現実を受け入れられていないカロリーネの目の前に現れたのは……。デニスが告げる、「私の甥、オリヴァーだ」
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2.9絶世の美女として街で噂されているリリーシアは、両親を早くに亡くし祖母と二人で慎ましやかに暮らしていた。そんなある日、リリーシアの元へ城の使いが訪れる。聞けば、リリーシアに「王女殿下の話し相手」になって欲しいというのだ。破格の高額報酬に驚き尻込みするリリーシアだったが、祖母に背中を押され、二人揃って王宮で住み込みで働くことに。リリーシアとよく似た背丈のおてんばな王女・セレフィーナと国王。そして英雄・ギルフォード・ヘデュク騎士団長たちに快く迎え入れられたリリーシアだったがある日、セレフィーナと間違われ、何者かに襲われてしまう。間一髪のところでギルフォードに助けられたリリーシア。危険に満ちた王宮での生活に怯えながらも、セレフィーナの話し相手としての勤めに励んでいたある夜、リリーシアは男子禁制のはずの後宮で男性のうめき声を聞いてしまう。ひどく苦しげなその声を哀れに思ったリリーシアは、声の主を救おうとするが……!?
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1.0高校卒業を迎え、万智は苦手な友人の乃彩と離れた新生活に期待を膨らませていた。なのに乃彩と一緒に異世界へ聖女として召喚!? 打倒魔族!と、聖女になる気満々の乃彩と、聖女に懐疑的な万智。乃彩の卑劣な裏切りに遭い追放された万智は、森を彷徨うなか記憶を失い怪我をした少年と出会った。洞窟でともに暮らすうち少年はすっかり万智に懐くのだが、突然魔族の大群が襲来。魔力を取り戻した少年は魔王ユリアード!? 「あんたを世界一幸せな王妃にしてやるよ」いきなり求婚!? 魔族の王として立派にふるまうユリアードに甘えられ戸惑いながらも万智は魔界の生活に馴染んでいくが――
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-あなたに、千年の命と愛を―― その筆先で描くのは、誰かの「願い」を叶える絵。 大切な人の幸せを願ったはずが、それは不死の呪いとなり……。 不老長寿の皇帝と運命的な出逢いを果たす絵師・転生姫は、過去の因縁を断ち切れるのか!? 羅賀国西方を治める一族の娘・朱麗には不思議な力がある。 彼女が絵を描くと、そこに込められた「願い」が叶ってしまうのだ。 それは呪われた力だと父に諫められ、好きな絵を堂々と描けずにいた朱麗は、ある日、何者かに命 を狙われた皇帝・圭鳳を助けた縁で後宮へ。 「私は絵師。妃にはならない!」 妃ではなく専属絵師としてならばと承諾したものの、美しい朱麗への圭鳳の寵愛は止まず、ますます深くなるばかりで……。 ふたりを待ち受けるものとは、いったい!? 絶品! 溺愛! 中華後宮ファンタジーの傑作!
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3.9気の置けない友人たちを集めたお茶会。何の変哲もないその夜、一瞬にして国が滅びた……。アムル国の王女リリーは、敵国フエリエ王国で幽閉されている。城を爆破された衝撃で瞼に火傷を負い、一時的に視力も失っている。手厚い治療を受けながら、侍女のウラただひとりを支えに、何とか囚われの屈辱に耐えていたのだった。そんなある日、王太子マティアスがリリーのもとを訪れる。マティアスはリリーの両親の身の安全を保障しただけでなく、驚くべきことにリリーを王太子妃として迎えたいと申し出たのだ。さらにアムル王国を滅ぼすつもりはなかったと告げられ、謝罪される。混乱するリリー。しかし祖国が滅びてしまったことに変わりはない。心を閉ざしたまま王太子の求婚を受けること。それはリリーにとっての復讐だった。だが、マティアスの繊細さ、優しさに触れていくにつれて、リリーの心にも少しずつ変化が表れ……。
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-失恋するたびにピアスの穴を開けてきた沙樹。六つ目を開けようと思っている——合コンで他愛ない話をしていると、たまたま隣に座った櫂海から、やめさせてやりたくなるね、と言われた。その夜、二人はホテルへ。いい感じに盛り上がってきたと思いきや、櫂海は酔いつぶれて眠ってしまった。なにごともなく朝を迎えたが、二人の恋はすでにはじまっていた。だが、櫂海が沙樹にどれだけやさしく接し、沙樹をどれだけ激しく求めても、過去の失恋経験から、沙樹は櫂海を心から信じることができない。元カノの気配に不満を募らせ、同僚女性の影に苛立ちを覚える。ある日とうとう爆発してしまった沙樹は、櫂海の部屋から飛び出し、SNSで知り合ったまだ大学生の青年となりゆきでホテルに行ってしまう。部屋に入ると、青年の態度が豹変。カッターナイフを取りし、沙樹に「俺を、切って」と言い出したのだ。青年の首には、たくさんのためらい傷。全力で拒む沙樹だったが……
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-午前七時。栄えあるハートフィールド王立騎士団に所属するリアンヌの一日は、寝起きの悪さで有名な第二王子のクライヴを叩き起こすことから始まる。クライブからは何度となく「俺と結婚してくれよ」と告げられてはいるが、リアンヌは真に受けていない。身分差を考えてだけのことではない。リアンヌにはひそかに恋心を抱いている人がいるのだ。まもなく、クライブの二十一歳の誕生日を迎える。成人を祝って開かれる盛大な舞踏会に向け、クライブにダンスの相手を買って出るリアンヌに、クライブはまたもやプロポーズ。だがリアンヌの想い人は……第一王子のアーノルド? 三年前、リアンヌを王立騎士団に導いてくれたその人は仮面を付けていた。本当に“彼”がアーノルドかどうかも自信がない。自信はないが、クライブの求婚を受けるわけにはいかない。そして舞踏会当日、クライブは国王から王位承継者はお前だと指名されて……
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3.4王宮侍女のロシータは、仕事一筋のあまり侍女仲間から変わり者扱いされている。コンプレックスの赤毛を揶揄されるばかりか、時には嫌がらせを受けることも。だが、侍女室長とは深い信頼関係で結ばれていて、周囲の声は気にならない。ある日、侍女室長から騎士団棟の会議の準備を頼まれる。そこで三年ほど前に助けてもらったことのある、憧れの騎士団長・レオンシオと再会したロシータは、母の形見のペンダントを一緒に探したことから、レオンシオと急速に接近していく。やがて、二人は愛し合うように。だが、それを知らない王太子がレオンシオに縁談を持ちかけたと聞き、ロシータはレオンシオの将来を思えば身を引くことを決意するのだった……
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3.6隣国の王弟ラーシュとの政略結婚が決まった――はずの姉。しかしこの結婚に乗り気でない姉は、王子から送られてくる手紙を読みもせず、妹のチェチーリアの方がやきもきして、代筆を行っていた。このままではいけないと考えた父王にお前が嫁がないかと尋ねられ、チェチーリアは即決する。行間から読み取れるラーシュの人柄を信頼し、ラーシュがしたためる異国の風景に憧れもしたからだ。姉の身代わりとして嫁いだチェチーリアを隣国の国王夫妻は歓迎してくれるが、当のラーシェはなぜだか冷たい。「私は身代わりだから?」傷つくチェチーリアだが、ある日、記名のない手紙が届けられる。誰からか気になるものの、追及はせず純粋に手紙の交換をはじめる。だが、王妃から思わぬヒントを与えられ、チェチーリアの身を案じてくれる手紙の主が誰だかわかって――
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4.0
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3.0子爵令嬢のセレスティナは、晩餐会で助けてくれた近衛騎士フォンシェに憧れている。父に嘘をつき、彼を追って王宮侍女になることを選んだ。 無事採用されたが着任先は国王の公妾ロラの侍女。 ロラの機嫌を損ねるなと侍女頭からもいわれていてたのに、着任早々セレスティナはロラの怒りを買ってしまう。 気落ちしていた時にフォンシェと再会するが喜びも束の間、彼は「ロラ様の気持ちは痛いほどわかる」と辛そうだ。 もしやフォンシェはロラを愛しているの? セレスティナは彼を応援しようと決める。 そんな折、セレスティナは国王に興味を持たれ「わたしの側付きとなれ」と迫られる。 危機一髪のタイミングで助けてくれたのはフォンシェだった。ロラを想っているはずのフォンシェに優しく抱きしめられ、セレスティナは混乱するのだが……。ふたりの恋の行方は? 陰謀渦巻く王宮ラブストーリー。
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-子爵令嬢のセレスティナは、晩餐会で助けてくれた近衛騎士フォンシェに憧れている。父に嘘をつき、彼を追って王宮侍女になることを選んだ。 無事採用されたが着任先は国王の公妾ロラの侍女。 ロラの機嫌を損ねるなと侍女頭からもいわれていてたのに、着任早々セレスティナはロラの怒りを買ってしまう。 気落ちしていた時にフォンシェと再会するが喜びも束の間、彼は「ロラ様の気持ちは痛いほどわかる」と辛そうだ。 もしやフォンシェはロラを愛しているの? セレスティナは彼を応援しようと決める。 そんな折、セレスティナは国王に興味を持たれ「わたしの側付きとなれ」と迫られる。 危機一髪のタイミングで助けてくれたのはフォンシェだった。ロラを想っているはずのフォンシェに優しく抱きしめられ、セレスティナは混乱するのだが……。ふたりの恋の行方は? 陰謀渦巻く王宮ラブストーリー。 『恋する騎士は嘘つき侍女を離さない【分冊版】1』には前半が収録。
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4.0「あんた……誰だ」 「きみの友だ」 ひとりは過去の記憶を失い、 ひとりは女の姿で後宮に潜む。 《過去の記憶》と《濃厚な友情》は、青年ふたりに奇跡を起こすのか!? 胸熱の中華風ファンタジー!! 悠永国(ゆうえいこく)の後宮には、こんな噂があった。 曰く「皇后の剣、と呼ばれる謎めいた人物がいる」と。 それは氷のように冷徹な皇后の側近で、名は静羽(せいは)。炎のごとき美貌の女性だという。 幼い頃の記憶がない翔啓(しょうけい)は、ある日後宮に迷い込み、女の姿をした青年・嵐静(らんせい)と出会った。 彼こそが、静羽なのか……。 初めて会った相手のはずなのに、なぜか翔啓は嵐静に強く惹かれる。 それは彼自身の失われた過去にも関係しているようで……!? 失った《過去》に、大切なものを、置いてきた――。 ふたりの「再会」がきっかけで、幼い皇太子や皇后をも巻き込んだ大事件が動きだす。 過去と友情が織りなす――血湧き肉躍る中華後宮ファンタジー開幕!
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-※【電子単行本】ご購入の方へ ご購入前に必ずお読みください※ ・この作品は「後宮の炎王 第1話」~「後宮の炎王 第12話」」までの各話と内容の重複があります。 「あんた誰なんだ?俺の何を知ってる!?」 「君の友だ――。」 薬師一家の沁翔啓(しん・しょうけい)は、兄の舞光(ぶこう)とともに遠路はるばる悠永城へとやってきた。 病に伏せる皇太子殿下のために、国内一の名水である瑠璃泉を献上するのが目的だった。 だが翔啓は、ふと忍び込んだ後宮への隠し通路で、女のような出で立ちの人物を目撃する――。 悠永城に潜む<皇后の剣>とは何者なのか? 仮面の下に隠された、炎のように赫い瞳の秘密とは…? 冷酷な皇后が支配する、陰謀と欲望が渦巻く後宮。 失われた記憶を求めて彷徨うことになる翔啓は、果たして何を知るのか――。 《過去》と《友情》が交錯し、運命に翻弄される二人。 激しくも切ない、心揺さぶる中華後宮ファンタジー! ※本作品は、以前出版社forcsより販売されていた作品となります。重複購入にご注意下さい。
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-「あんた誰なんだ?俺の何を知ってる!?」 「君の友だ――。」 薬師一家の沁翔啓(しん・しょうけい)は、兄の舞光(ぶこう)とともに遠路はるばる悠永城へとやってきた。 病に伏せる皇太子殿下のために、国内一の名水である瑠璃泉を献上するのが目的だった。 だが翔啓は、ふと忍び込んだ後宮への隠し通路で、女のような出で立ちの人物を目撃する――。 悠永城に潜む<皇后の剣>とは何者なのか? 仮面の下に隠された、炎のように赫い瞳の秘密とは…? 冷酷な皇后が支配する、陰謀と欲望が渦巻く後宮。 失われた記憶を求めて彷徨うことになる翔啓は、果たして何を知るのか――。 《過去》と《友情》が交錯し、運命に翻弄される二人。 激しくも切ない、心揺さぶる中華後宮ファンタジー!
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3.8【きっと見つかる、大切なもの。 ――実業之日本社文庫GROWからあなたへ。】 大帝国の末っ子皇子の相棒は、後宮最強の宝石オタク少女!? なんと!!! 後宮を揺るがす大事件を、名コンビが解決!! 「前を向くための背を押してくれる、 宝石のような彼女のことを、もっと知りたい」 ――小説家・沖田 円さん大絶賛! これぞ絶品! 中華風ファンタジー! 輝峰国の末の皇子・皓月にとって皇宮での日々は彩りに欠けたものだった。 しかし宦官のふりをして潜りこんだ父の後宮で、下働きの風変わりな少女・晶華に出会い、その猛烈な宝石愛に触れるうち、皓月の退屈な生活は波瀾万丈なものになってゆく。 自分に価値を見いだせない皇子と、どん底人生にもめげず明るく生きる少女の、痛快中華風ファンタジー!
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3.4恋を知らない令嬢・ノエリア。ある日、傷を負った青年を助けると…なんと彼は若き国王陛下・シエルだった。“冷徹”と噂されている彼だったが、献身的に看病するノエリアを、「こんなに愛したのはきみだけだ」と宝物のように大切に甘やかしてきて…!? さらには「俺の妻になれ」――と彼から突然のプロポーズ! 愛情をたっぷり注がれて、彼一色に染められていき…。
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4.0王家への反逆者に連なる家として社交界で孤立している男爵家の令嬢マイニ。そんな立場から良縁は望めず、平民のような暮らしをしているが、マイニには『エド』という恋人がいる。偶然出会い惹かれあったふたりは、互いに身分を明かさず想いを育み、マイニは名前しか知らない彼に初めてを捧げた。まさか彼が国王陛下だなんて知らず――。王宮の舞踏会で鉢合わせ、エドが国王エドヴァルドだと知ったマイニは、すぐさま寝所に連れ込まれ、何度も王に熱く求められる。「俺を拒まないでくれ。お前しかいないんだ」マイニの立場を知っても変わらず愛を乞うエドヴァルド。ふたりの間には厚い壁があるのに、彼を拒むなんて出来なくて……?
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4.0類稀な“精霊術”の使い手なのに虐げられ、隣国の「冷酷公爵」と婚約させられたメルト。 しかし出逢った彼は、お互いを慰め合った幼馴染のヨシュアで!? しかも「俺を頼れ、そして甘やかされておけ」って冷酷とは正反対の甘々愛されな日々にドキドキが止まらない! そんな時、ヨシュアの兄が公爵の座を狙い罠を仕掛けてきて……。 逆転の秘策はヨシュアの魔法とメルトの精霊術。 最強相棒夫婦、二人で幸せを掴みます! 巻末には、王国の危機が去っていよいよ「冷酷公爵」の名を返上? 書き下ろしエピソード『お疲れ様会』を特別収録!
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4.7アリアは宮廷歌劇団の看板女優。恋愛よりも歌劇の彼女は公演のため各地を巡る日々を送る。ある日従姉妹のサリーが「豚のお嫁さんになんてなりたくないの!」と泣きついてきた。サリーの婚約者は白豚辺境伯と噂されるオリバー。サリーを実の妹のように可愛がるアリアは、身代わりとなってオリバーの人柄を見極めてくると提案。何日も馬車に揺られ、たどり着いた辺境の地でアリアを迎えてくれた人物は噂とは全然違っていて――!? 愛おしい宝物を見るような目は本当はサリーに向けられるはずのもの。アリアはただの身代わりなのに……オリバーと過ごした時間を誰にも奪われたくない。そんなアリアには辺境を訪れた目的がもうひとつあって……? ※このタイトルには【分冊版】がございます。重複購入にご注意ください。
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3.0孤児院育ちエメはまもなく十六を迎えようとしている。ある夜院長から呼ばれ、仕事を紹介してもらうことに。独立心旺盛なエメはすぐにその申し入れを受けたのだが、その実態は人身売買であり、エメは奴隷として売り飛ばされてしまったのだ。やがて妹の不在に気づいた兄のマルクがエメを追って港で再会を果たすも、マルクまでもが奴隷商人に捕らえられてしまう。船に揺られること数日、目的地であるエリンケア国に到着すると、二人は下船した一瞬の隙をついて逃亡することに成功。そんな二人の前に現れたのは騎士団の若武者ジェイド。エメはジェイドに助けられるが、かわりにマルクが行方不明となってしまう。そんなエメをジェイドは自宅に匿い、マルクを探すうち、運命の糸に導かれて人身売買組織の黒幕と対決する——
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-幼馴染の蓮と詩絵里。詩絵里は幼い頃、蓮との不慮の事故で右目が見えなくなってしまっていた。その責任を取るように、大人になった今もそばにいて、いつも祈りを捧げるように詩絵里の右瞼にキスをする蓮。詩絵里は蓮のことが好きだが、彼はきっと義務感で優しくしてくれるのだろうと思い、気持ちを伝えられずにいて…。恋人でもなく友達でもない、曖昧な関係の行き着く先は? 不器用なふたりの深い愛を描いた、切ない純愛物語。
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-幼馴染だったはずの千手と響。だが、響は千手を裏切った。やがて成長した二人は、刑事と窃盗団の総帥の息子として対峙する―― 宗教絡みの犯罪の増加に伴い、警視総監の一存で設置された特命課・盗品特別管理課は、警視庁の誰もが認める閑職の部署。配属されたのは、寺の息子の千手のほか、神社の息子、新興宗教の教祖の息子の三人の刑事。発足以来仕事といえる仕事もなく、日々『お茶会』をしながらヒマをつぶしている。そんなある日、千手は幼馴染でもあり一課の刑事でもある健介に声をかけられた。病弱だった千手と、ガキ大将タイプだった健介。見た目も性格も正反対の二人だが、千手が唯一気軽に話せる相手でもあった。軽口をたたき合ううち、健介が一枚の仏像の写真を取りだした。一目でそれを騨拝奥元郷寺の虚空菩薩像と見抜いた千手は、健介から殺された六本木の貿易商のコレクションルームにあったものだと教えられる。なぜそんなところに虚空菩薩像が……? 健介からの情報に違和感を覚えた千手は、さっそく騨拝奥元郷寺に向かった。だが、途中で不良グループに襲われてしまう。失いかけた意識の中で千手は、かつて千手の初めての友達だった響が自分を裏切り、寺の千手観音像をすり替えたことを思い出していた……
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1.0オンディーヌ・サルトは十六歳。社交界デビューを果たしたばかりの愛らしい伯爵令嬢だ。王女主催の晩餐会に招待されて胸ときめかせる少女には、二十六歳で事故死した前世の記憶があった。転生したファンタジー世界を堪能しようとしていたオンディーヌだったが、晩餐会で起きた王女殺害未遂事件に巻き込まれ、孤島の監獄に収監されてしまう。悲嘆にくれる彼女の前に現れたのは、人間の言葉を喋る不思議な猫・ボタンと、彼女を救い出そうとする王子レイナルドだった。レイナルドとボタンとともに、前世の知識で得た俊敏な体と鋭い技で敵をなぎ倒すオンディーヌの活躍が始まった……! 他萌え至上主義! 自分の恋愛には超奥手なオンディーヌが巻き起こす痛快コミカル活劇!
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-オンディーヌ・サルトは十六歳。社交界デビューを果たしたばかりの愛らしい伯爵令嬢だ。王女主催の晩餐会に招待されて胸ときめかせる少女には、二十六歳で事故死した前世の記憶があった。転生したファンタジー世界を堪能しようとしていたオンディーヌだったが、晩餐会で起きた王女殺害未遂事件に巻き込まれ、孤島の監獄に収監されてしまう。悲嘆にくれる彼女の前に現れたのは、人間の言葉を喋る不思議な猫・ボタンと、彼女を救い出そうとする王子レイナルドだった。レイナルドとボタンとともに、前世の知識で得た俊敏な体と鋭い技で敵をなぎ倒すオンディーヌの活躍が始まった……! 他萌え至上主義! 自分の恋愛には超奥手なオンディーヌが巻き起こす痛快コミカル活劇! ※本作品は「追放になった悪役令嬢ですが、王子の猛追から逃げられません」(分冊版)の1~6巻を収録したものです。重複購入にご注意ください。
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3.0伯爵令嬢のシュティーナは、王太子との政略結婚が決まり、花嫁修業中。お転婆娘である彼女は、ある日こっそりと屋敷を抜け出すと、町で青い目をした眉目秀麗な紳士と出会う。彼と密かに愛を育み、初めて大人の恋を知るシュティーナだったが、王太子の婚約者である彼女にとって、この恋はご法度。身分違いの愛と諦め、未来の旦那様の待つ王宮へと向かうと、なんとそこには愛する人がいて…。町で出会った彼の正体は…なんと王太子様!?
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3.0「……お願いがあるの、私を嫌いになってください」 今は亡き両親が決めた婚約だったが、幼なじみで名門キエザ公爵家の次期当主・アルノルドを子爵令嬢のルフィナは思い慕っていた。ところがある雪の日、ルフィナのために彼は大怪我を負ってしまう。それを機に「許嫁に相応しくない」と非難され、ルフィナは恋心を閉ざしてしまった。時は経ち三年後。母の形見の薔薇を育て暮らす彼女の元へ留学から戻ったアルノルドが現れる。あの頃と変わらず許嫁として大切に扱ってくれる彼にルフィナは破談にしようと冷たくするけれど──「きみはずるい。僕を避けているくせに瞳が好きだって言っている」アルノルドは深く大きな愛で彼女を包み込み……?
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3.6アリアは宮廷歌劇団の看板女優。恋愛よりも歌劇の彼女は公演のため各地を巡る日々を送る。ある日従姉妹のサリーが「豚のお嫁さんになんてなりたくないの!」と泣きついてきた。サリーの婚約者は白豚辺境伯と噂されるオリバー。サリーを実の妹のように可愛がるアリアは、身代わりとなってオリバーの人柄を見極めてくると提案。何日も馬車に揺られ、たどり着いた辺境の地でアリアを迎えてくれた人物は噂とは全然違っていて――!? 愛おしい宝物を見るような目は本当はサリーに向けられるはずのもの。アリアはただの身代わりなのに……オリバーと過ごした時間を誰にも奪われたくない。そんなアリアには辺境を訪れた目的がもうひとつあって……? ※こちらは【分冊版】です。同タイトル通常版との重複購入にご注意ください。
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-ニャオン国の皇女・モモはヒト科の青年・ショウマのことがひそかに好き。ヒト科の入国を禁じているニャオン国では、密入国者は猫人の奴隷になるのが通例である。なにせ猫人族は他の種族を使うことに長けている。喉や背中、肉球を撫でさせてやれば、それがヒト科にとって金銀財宝なんかよりも至高のご褒美になる。わざわざ猫人族の奴隷になりたくて密入国してくる輩もいるくらいなのだ。ショウマがそのためにわざと密入国したかどうかまではモモはわからないが、二年前、たまたまショウマを見たモモは彼を引き取り、今は侍従として自分に仕えさせている。だが、素直になれないモモは、ショウマにわがまま放題。ある日モモは、父王から買うことを禁止されたハイヒールを手に入れるために、花嫁修業でもある刺繍や裁縫の内職をしていることを打ち明けて、ショウマに協力を仰ぐ。モモの健気なまでの心意気に感動したショウマは、快く応じただけでなく、鰹節を削る内職まで! 二人でためたヘソクリで念願の桃色のハイヒールをようやく手にしたモモに、ショウマはさらにハイヒールと同じ色の可愛いチョーカーをプレゼントしてくれたのだった。だがそのチョーカーを身に着けたモモは――なんとヒトの姿に⁉ 今までモモに忠実だったショウマの態度が一変、実はショウマは、ヒト科が建国したハボン国の王子の一人だったのだ。ショウマの手によってヒトに変身させられたモモは、ニャオン国の座敷牢に閉じ込められてしまい……
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3.3貴族の反乱で荒廃したタルキス王国に、ロンダルシア王国の王女メローネが嫁いできた。反乱を鎮め、再建を誓う若く誠実な国王カレルだが、国土は荒廃し国庫も疲弊したタルキスに、由緒ある国の若い王女が我慢できるわけがない、すぐに帰るに違いないとあきらめ気味。ところがメローネはつねにマイペースの不思議系王女。小鳥や仔馬と語り、大臣たちや王宮の下働きたちともあっという間に打ち解けてしまう。いっぽう王国には反乱貴族たちが残した呪いの爪痕が今なお残り、あちこちで怪異が起きていた。王宮に現れた巨大な白蛇を前にまったく臆せず話すメローネ。それを見てカレルは王国を襲わんとする重大な異変と、この地をメローネが訪れた意味を悟るのだった——
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4.0そばにいて、エマ。ずっと、ずっと―― 異世界と繋がる鏡の管理を担っている桐谷家。永麻はその一員として、向こうから来てしまった<渡り人>たちが無事に帰れるまで世話をしていた。 そんなある日現れたのは――傍若無人なひねくれ王子!? 口は悪いしわがままだし、王子ことレントへの第一印象はサイアク……だったけど、一緒に過ごすうちに、彼への見方が、気持ちが変わって、気づけば好きになっていた。 でも、住む世界が違う。立場も違う。諦めてお別れするつもりが、突然鏡の向こうに連れていかれて――「俺の婚約者になってほしい。──ていうか、する」 ……待って、聞いてないんですけど!?
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4.0伯爵令嬢のディアナは、ある目的をもって舞踏会に参加していた。屋敷にこもりがちな彼女が意を決して参加した舞踏会だったが、自分に向けられる視線や含み笑いに耐え切れず早々と会場を後にする。帰り際、酔っ払いに絡まれ困るディアナを助けてくれたのはダークブルーの瞳が印象的な男性、ジークだった。「決めたわ。あの方にする」──ディアナは書置きを残して家を出ると、ジークが住む屋敷を訪ね、しばらくの間ここにおいてほしいと頼み込む。常識外れの行動に冷たくあしらわれるディアナだったが、めげずに懇願するとやがてジークも耳を傾けてくれた。目的を尋ねられたディアナはにこやかに答える──「あなたと恋がしたいの。一夜だけでも」