田中大介作品一覧

  • 起立性調節障害(OD) 朝起きられない子どもの病気がわかる本
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【ひと目でわかるイラスト図解】 【「朝起きられない」には理由がある!】 朝起きられず学校には行かないのに、夜は元気な様子でなかなか寝ない子どもは、「やる気がない」「気合が足りない」「怠けている」「サボっている」などと思われがちです。しかし、本当は、起立性調節障害(OD)という体の病気がまねく症状かもしれません。 起立性調節障害(OD)は、体の機能を調節する自律神経がうまく働かないために、その名のとおり「起立」したときにさまざまな不快な症状が現れやすくなる病気です。決して珍しい病気ではありません。ODの症状が強い子どもは、遅刻や欠席をくり返すうちに、不登校になっていく場合が少なくありません。中学生の約1割、不登校の子どもの3~4割にみられます。 朝なかなか起きられない子どもに対して、「早く寝ないから!」と言いたくなるのも無理はありません。しかし、本人のやる気の問題ではなく、体のしくみの問題です。子どもの状態への理解が不十分なまま、よかれと思ってする周囲の働きかけが、結果的には不適切なものとなり、ますます状態を悪化させることもあります。 まず、根本的な原因を知ることが、適切に対応していくための第一歩です。本書では原因や症状など病気の基礎知識から対処法、学校とのかかわり方までアドバイス。ODの実態と悩む子どもの支え方がわかる一冊です。 【本書の内容構成】 第1章 誤解されやすい症状 第2章 いったい、どんな病気なのか? 第3章 これからどうなる? どう過ごす? 第4章 親が子どもにできること 第5章 学校とのかかわり方 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 小児科医が伝えたい 起立性調節障害 症状と治療
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 中学生の約1割にみられる起立性調節障害は、我が国では毎年新たに約10万人が発症している。ほとんどは高校生の間に改善するが、特効薬はなく、発症から改善までに数年かかることも多く、子どもたちの日常に大きな影響を与えている。朝、起きられなくなり、学校に行きたくても行けないにもかかわらず、「怠け」「サボり」と誤解され、つらく理不尽な思いをしている子どもも少なくない。睡眠リズムの乱れ、体力不足、さらには勉強への不安やあせりを生み、しかし、それがわかっていても簡単にはどうにもできないのが現実となっている。 本書は、おもに起立性調節障害の子どもの家族や学校関係者向けにまとめたもので、疾患のメカニズムや実態、家庭や学校での本症との向き合いかたのノウハウなどを紹介。図解や実例のケース、体験談なども多数掲載している。 本書は2016年刊行の『やさしくわかる子どもの起立性調節障害』(洋泉社)に大幅加筆・修正したものです。 【本書の内容】 起立性調節障害の症状――身体的チェックリスト11項目 第1章 起立性調節障害にかかった7人のケース  人それぞれの経過をたどる起立性調節障害の実態 第2章 朝、起きられなくなる体のメカニズム  起立性調節障害が発症するメカニズム  起立性調節障害が理解されにくい理由  発症しても気づかないケースがある  中学生の1割が発症しているとされる  学校に行けなくなってしまう 第3章 起立性調節障害はどうやって治療するか  起立性調節障害の診断のしかた  早期発見・早期治療が大切  ほかの似た病気と区別をつける  起立性調節障害の治療の流れ  エネルギーという観点から治療を考える 第4章 起立性調節障害の子どもは、なにがつらいのか  起立性調節障害が体に及ぼす影響  起立性調節障害が心に影響を及ぼす問題  未来への不安を感じたときは 第5章 実践! 起立性調節障害の具体的な対処策  まず理解しておきたい基本の考えかた  ぜひおすすめしたい日常生活の工夫  保護者の方に注目していただきたいこと  学校の先生にお願いしたいこと  医師として大切にしている考えかた 付章 こんなときはどうするの!? 起立性調節障害Q&A 巻末資料 起立性調節障害に関する情報サイトのご紹介  起立性調節障害と向き合ううえで心に留めておきたい大切なこと

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