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大友智子・通称「トマト」。そんなトマトは売春で生活をしている…。この生活が始まった理由は両親を事故で失いその後、親戚の家に預けられるが虐待により家出しこの生活が始まった。そんなトマトのある日、冴えない男の相手をして「お小遣いちょうだい」と言うと、男は「売春をしているんじゃないだろうな!?」と脅しとも受け取れる事を言ってきた。そんなやり取りをしていると…突如部屋に胸を刺されたと言う男が入ってきて「警察を呼んで」という言葉に冴えない男は自分がこの場にいると出世に響く事を恐れ、トマトに大金を渡し「後始末は頼む」と去って行った。すると、刺されたと言って倒れていた男はスッと立ち上がり…。
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漫画家になるために故郷の岩手から単身東京に出てきた健二は、ボロアパートで原稿と格闘する日々を暮らしていた。出版社に出向いては編集長に追い返され、ふてくされていたある日、奇妙な女と出会う。アパートを探しているという女に場所を教える健二。部屋に戻り窓を開けると、目の前にさっきの女がいた。女は今日この部屋に引っ越してきたという。健二の住むアパートと女のいるアパートの部屋は、わずか60センチほどで向かい合っているのだ。妙に人懐っこいその女と隣人同士の生活が始まるが、その日から不思議なことが身の回りに起こりはじめ……。奇才・上村一夫が描く、人情ファンタジーの傑作!
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戦火のなか、幼少時に両親と死別したサチコは自身の不遇や人の裏切りにも負けず、東京、新宿2丁目の売春宿で様々な男たちの娼婦として強く生き抜いてきた。来る日も来る日も、事情も性癖も様々な客を相手にするのが必然のサチコだったが、彼らに対し、時には恋人、時には姉、時には母親のように優しく接していた、彼女なりの幸せを夢見ながら……。昭和が生んだ天才漫画家にして絵師、上村一夫。氏の描く叙情的な世界観によりサチコというキャラクターが生み落とされ、当時の若者に熱狂的に迎えられた。代表作である『同棲時代』、『修羅雪姫』とともに当作品も映像化!!
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―――もし愛が美しいものなら、それは男と女か犯す過ちの美しさに他ならない。今日子21歳、次郎23歳、巡る季節とともに移ろい行く愛の行方。歌に映画に一世を風靡した、上村一夫の代表作、単行本未収録の7話分を追加した愛蔵版シリーズ第一弾。収録作「今日子の次郎」ほか「性電車」「喧嘩しぐれ」「春海奇行」「水中花」「蝶々行進曲」「ああ球根」「青い鳥」「記念日」「モナ・リザの微笑」「落花抄」「陸橋」「白い時間」「葬式出演料」「小さな指輪」「緑の季節」「朝顔のこと」「ふしぎな女」「甘い夜」「流行性感賞」「詩人の肖像」「月見草情死行」「帰郷」「風立ちぬ」「海辺の日記」「鈴虫夫人」「花のノクターン」「酔いしれて」「夢について――」「花梨怨歌」「秋風愁雨」「風落ちて曇り立ちけり星月夜」「赤い秋」「冬の旅」「母と子の鎮魂歌」「奇妙な酒宴」「広場」「降誕祭の贈り物」ぼ全38話を収録。
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浮世絵の巨人・葛飾北斎は、大きな屈託を胸に抱えていた。安藤広重ら新しい才能の登場に危機感を覚え、友人・滝沢馬琴の衰えに不安を感じ、焦燥に老いた身を灼かれながら画業に邁進し、引越しを繰り返す日々。その弟子・捨八は狩野派の絵師の倅でありながら枕絵師として頭角を現しつつあった。北斎の娘・お栄と、親思いの八百屋の娘・お七の二人はともに捨八に惚れているが……。北斎と捨八、ふたりの絵師の姿と江戸に生きる名も無き人々の人情を描いた時代ロマンの傑作。単行本未収録分を加え、完全リニューアル版(全3巻)第一弾!収録作「其ノ壱~参」ほか「其ノ四 寒椿」「其ノ五 お七 七草」「其ノ六」「其ノ七 花だより」「其ノ八 母(前篇)」「其ノ九 母(後篇)」「其ノ十 お栄のこと」「其ノ十一 まどろみ」「其ノ十二 鎌鼬(かまいたち)」「其ノ十三 雛人形夢反故裏(ひなにんぎょうゆめのほごうら)」「其ノ十四 屁熊」を含む全14話を収録。
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―――あれは夢ではなかったのだろうか。―――俺にはまだわからない。「ああ…」自らの秘所に指をあてがう少女、それをカメラに収める俺。熱病に犯された時の酩酊感にも似た感覚に侵されながら、それでも一心不乱にカメラを回す。「ジトク」、この美しい少女にはこの言葉が一番ふさわしい。それはオナニーでもマスターベーションでも、ましてや手淫でもなく自らをケガすジトクでなければならない。この甘美な映像を収めることになったのは、あの日の雨の昼下がり――――。収録作「妖美なる無声フィルム」ほか「猟奇令嬢」「兄と妹のバラード」「東京紅団」「わが恋せし主演女優」「ある閨秀作家の犯罪」「ある閨秀作家の犯罪・弐」の全7話を収録。
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可憐な少女が目覚めて知る、淫蕩な血の宿命――!裕福な商家の一人娘・高野雪絵は十代半ばにして恋を重ねる。初恋相手の奉公人・竜吉を捨て、教師・沖島と駆け落ちをした雪絵は、やがて母の犯した罪を知り、抗うことのできぬ宿命を悟る。情欲の炎に燃えさかり、花から花へと舞う蝶のごとく、男たちを切り捨ててゆく女を待ち受けるものとは………!?収録作「序章」ほか「かんざし おくれ毛 白い足袋」「黒髪 えりあし すすり泣き」「くちづけ 囁き 花の影」「別れの時 出会いの時」「春の嵐」「血は花よりも赤い」「愛の暴力」「愛する理由 花咲く理由」の全9話を収録。
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城下に住む両親のもとを離れて、府外渋谷村に病弱な兄と住んでいる小雪。隣に引っ越してきた、北斎の弟子と名乗る米次郎が現れた事で、平穏だった小雪と兄の生活が乱され始める。米次郎と息の合った兄が元気になっていくのは良かったが、なぜか嫉妬を覚えた小雪は、自分の想い人が兄である事を告白してしまった。厳しく拒絶された小雪は、それでも家を出た兄の後を追い、米次郎の家で兄と米次郎が睦み合う姿を見て…。許されない愛の錯綜を描く長編。収録作「怨霊十三夜 その四夜~蛇の辻~」(一~六)他に「怨霊十三夜 その九夜~蝦蟇~」の全7話を収録。
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東旺映画で十年の助監督時代を過ごした、村瀬高之。やっと自分の書いたシナリオが認められ、監督として映画を任される事になった。その時に出会った美少女・綾小路若葉。その美しさもさることながら、彼女が自殺した大女優・梓ふみ子(綾小路扶美)の娘だと知り、絶大なチャンスが自分に向いてきたと確信する村瀬だった。しかし引退していた大御所監督・牧口健造が、若葉を使って映画を撮りたいと復帰してくる。折角の幸運を横取りされそうになった村瀬は…。ドロドロとした映画界の深層を描く長編!収録作「PART・I」「PART・II」「PART・III」「PART・IV」「PART・V」「最終章」を収録。
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世間を震撼させた猟奇殺人は極限の愛の形だった。情夫の遺体に愛の刻印を血文字で綴った女……、その名は阿部定(アベサダ)。三十路に差し掛かった定は、流浪に人生に疲れを感じはじめていた。真面目になろうと決意し、水商売から足を洗い割烹料理屋の女中になったが店の主人・石田吉蔵と不貞を犯し、愛欲に溺れてしまう。「―――吉蔵を殺し、永遠に自分のものにしたい!」定が犯した猟奇殺人は愛ゆえの行動でもあった……。収録作「気違いの象」ほか「不良時代」「父」「震災前夜」「富山市清水町平安桜」「コレラと梅毒」「籠の鳥」
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バロン吉元の「柔侠伝」、上村一夫の「同棲時代」、滝沢解+ふくしま政美の「女犯坊」、小池一夫+平野仁の「少年の町ZF」、江波じょうじの「トップ屋ジョー」など昭和を席巻した劇画がズズーッと勢揃い! 掲載作品一覧------バロン吉元「柔侠伝」(第1巻第1話 『女掏摸』収録)、上村一夫「同棲時代」(第1巻Vol.1 『今日子と次郎』収録)、原作:滝沢解 作画:ふくしま政美「女犯坊」(第1巻 『怒根鉄槌篇』収録)、原作:小池一夫 作画:平野仁「少年の町ZF」(第1巻 『ラボック光』収録)、江波じょうじ「トップ屋ジョー」(第1巻 『ガンは俺の命だ』収録)
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私立愛蘭女子学園に、ロールスロイスに乗って現われた転校生・三条麻理亜。その超然とした態度に、女番長たちに目を付けられるが、麻理亜に同性愛的な想いを寄せる女生徒も…。麻理亜の家庭は義父はホモ、母と祖父は男女の関係にある奇形家族であった。麻理亜はまた別の奇形家族の産物・桐人と出会う。彼は母と肉体関係にあった。異常な家庭に、それぞれの決着が迫る。桐人は死に、麻理亜は家庭を棄てた。そしてその腹には、桐人の忘れ形見が…。収録作「1 女の園」以下「2 畸型家族」「3 薔薇の男」「4 避秋」「5 深秋」「6 悲秋」「7 土曜の嵐」「8 をんなとオンナ」「9 ともだち」「10 初雪」の全10話を収録。
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肉欲奴隷少女の復讐の炎、呪殺の願かけに励む女の過去、我が子の首を刎ねた母の狂乱……目をそむけてはいけない。ここに描かれているのは人間の本性そのものなのだから。