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願い、変化はやがて魔女へと馴染む
氷の精霊母の領域、精霊子を育て、魔女を隠していると言われている白冷の山。 定命者では制御の難しい妖瞳を持って生まれた青年、アセトは自ら死を選び白冷山へ足を踏み入れた。体温を奪い去る凍てつく雪風さえも、彼にとっては希望であったが、魔女、シャロットに拾われ命を繋ぐことになる。 気がつくとアセトの体は少女へと変わっていて、優しい魔女と精霊母の摂行である双子精霊に愛されて、快楽に混乱しながらもアセトは魔女としての「生」と「性」を受け入れていく。 -
剣士兄弟はそーゆー体質 ~性変症は都合がいい~
性変症についての、何か忘れていると思っていた最後の症状を。 ……けど、もう遅かったかな…… 「ん……ぁ、は……ぁ、は……」 荒い呼吸はずいぶんと淫らで、甘い声すら混じっていた。 頭まですっぽりと被った掛布の中で、ごそごそと動いて濡れた音を響かせている。 激痛、高熱の後に来るのは……強制的な発情状態。理性を保てなくなるほどの。 私はこの部分をすっかりと失念していた。 思い出したところでもう遅い。 -
発情期は恋の罠/屈服させて快楽で~女体化狼獣人/女体化エルフ~
エルフのリュアンと狼獣人のキシュカ。獣人の初発情期で出遅れて、山賊に捕まってしまった。媚薬と性別変換の魔法で女の体になってしまったが、兄のヴィリアンが助けにきてくれた。リュアンの機転で山賊に犯されるのは回避していたが、発情期と媚薬で理性を崩壊させているキシュカはそのままヴィリアンを襲い…… -
女体化騎士はご褒美になるのか?
野営地では娯楽が乏しい。 娼婦も呼べない場所での長期駐屯で、上層部から出された案は……性別変換薬。 外から女を引き入れることは禁止だが、中にいる誰かが女になるのは可……なのだそうで…… それをまず試すのは魔道騎士団の副団長であるオレと団長殿。 鬼の団長なんて呼ばれるオレが、ロリ巨乳になるとか……三十路やぞ。 美少女間違いない団長殿はともかく、オレを可愛いとか言うな! -
女体化盗賊(シーフ)とエロスなロマンを
……僕の体が、女の子になっている……だと!? 天井に浮かんだ魔力光がまぶしくて、視界での確認ができないが……手で探った感覚だけでも確信はできる。 股間にあるはずのモノがない。胸が……大きくない……のはちょっと残念だけど。ややあるって感じの、貧乳なりのやわらかさが手の中に! 「な、に……これ?」 完全に少女的な声が僕の喉から出ている。これまた変な『罠(トラップ)』に引っ掛かったもんだと思った矢先……── -
悪魔な私は嫌いですか? 天使な御曹司との溺愛攻防戦
人間に紛れ込んで、地上の生活を満喫している『淫魔』のミルカ。淫魔といってもウブで恋愛経験もなく、いつか身も心も捧げられる男性に出会いたいと願っていた――その矢先。大企業の御曹司で副社長として地上で働いている『天使』の蒼真に出会う。淫魔と天使は犬猿の仲だけど、蒼真からキスを迫られてあえなくロックオン! 甘く囁かれてこれは脈あり!とアプローチしまくるも、なかなか陥落しない彼に、恋の行方は前途多難で!? それなのに、突然「そんなに俺が欲しいのか」と情熱的な瞳で見つめられ、熱くて甘い疼きが全身に広がっていき……!? ※電子書籍限定書き下ろし付き。 -
魔女に憑依で使い魔と
「あなた、死にたてなの?」 斬新な問いかけに、オレは「たぶん」とうなずくしかできない。 オレが幽霊であることはともかく、それ以外のほとんどを理解できていないのに彼女は、「ところであなた、私に憑依(はい)らない?」 意味不明なお誘い……。 「私に憑依(はい)ってる間、意識の主導権をあなたに渡すわ。 でもその間に……私の体で必ずしておいてほしいのよ……セックスを」 ………………なんて? -
淫らな女体は夜の呪術~女体化魔道士は戻れない~
「間に合った……」 窓から射し込む夕焼けが、闇を含んで夜へと塗り替えられようとしていて……その気配をひしひしと己が身に感じて、私はその場にしゃがみ込みこんだ。 自身を抱いてほんの数分……銀の髪色と肩ほどの長さや薄紅の虹彩はそのままに、私は変わってしまう。 ついさっきまでの、本来の性別の私はいなくなる。 そこにいるのは「女」へと変わってしまった「男(私)」だ。 日が昇り朝が来るまで、私は──…… -
兄だけど義妹、背徳は愛~不安定に劣情~
伯爵家二男メルヴィンは家を出て冒険者をしていたが後継者である兄、アルヴァルが危篤だと、連れ戻された。だが「危篤」というのはある意味では嘘で、ある程度は真実であった。帰り着いた頃には生命の危機から逃れていたアルヴァルだが、どういうわけかメルヴィンへと継承権を置き換えると言う。意味がわからずメルヴィンは兄を見舞う。 そこには奇病により性別が変わってしまった兄。 「……勃起もんじゃねーか……ッ」 呆然としながらもメルヴィンがこぼしたひと言がこれであった。 -
獣と交わる発情魔力~狼獣人と女体化狩人
「リオ、俺と番って」 予想していた懇願だが、オレは困ったように微笑った。子を成して群れを作りたいのならばオレではできないだろう。オレを見下ろしていた青い瞳が白く光った。 狼獣人は発情期を迎えて魔獣人化して魔力を得る。あえて魔法を受けながら「なるほど」とオレはうなずいた。 「ノラン……おまえ、獣人だと思ってたけど……」 そう言った時にはもう、オレの声は、肉体は、かわっていた。 男から女へと。 -
女体化エルフは馴染んでしまう
今しがた、店に入ってきたのは屈強な冒険者の男三人と、その腕の中で大事そうに横抱きにされている意識のない褐色肌のエルフ美少女だった。 俺はうちの宿を利用している唯一の宿泊客を思い浮かべる。砂漠出身と言っていたそのエルフの肌は確かに褐色で、冒険者登録をしている魔道士だったが…… 一八歳ぐらいの美青年だったはず…… -
女体化剣士をダメにする。
自分の声に聞こえない声で幼なじみへと叫び、再び迫りくる触手と俺は対峙する。 遠くに、転がっている俺の長剣が見える。それさえ……! 拾えれば……と動くも、どうにも上手くいかなかった。 体のサイズが本当の俺と違いすぎるからか、上手く体が動かない。あと、やたらと揺れる胸が……おっぱいが邪魔だし! 触手が、俺を再びからめ取る。俺の体を女にしてどうするつもりなのか。 いや、愚問だ。古来から触手のすることは決まっているのだから。 捕まえた人間に、ドスケベなことをする! -
オレの知らない深夜の姉と
深夜、帰宅するとリビングで寝てしまった姉が。 「姉ちゃーん、末莉姉ちゃーん? 起きないよなぁ?」 一度寝入ると呼んでも揺すってもなかなか起きないのが仁山家の血筋。無論、オレもそれは同じだが、今の姉ちゃんは特に何をしても起きそうにない気がした。 じっくりと姉の寝姿を眺めるなんて、どうかしている。わかっていながらやめられないのは、オレが重度の姉(シスター)コンプレックスだからだろう。 オレの手は寝息に揺れている胸をわし掴んでいた。 -
限界女子は食事でエロくなる
入社した会社がブラック企業化した挙句、彼氏に浮気をされ、地元に帰ることとなったみもりは、すっかりと濡れない体となってしまった。 そんな中、飲み屋で再会したのは、同級生で今や売れっ子料理研究家の拓海。 「どうやったら濡れる体になると思う……?」 酔った勢いで拓海にそう尋ねたみもりは、彼の元でアシスタントとして雇用されることとなった。 おいしい料理で少しずつ体質改善しながらも、裏切られたせいで素直になれないみもりと、少しずつ接近する拓海。 料理が癒す体と恋の行方は。 -
女体化魔王と色欲の夜を
代々が聖騎士の家系でありながら反発し、そうならなかった元冒険者のバーテンダー・メルは、出てきた娼館の前で世界の魔王がひとり、色欲の魔兎ルグールクと出会う。 人間にしては生命力が強すぎるといちゃもんをつけられ、それはそうとお持ち帰り。 メルの精気を吸収した魔王は美少年から美少女へと性別を変える。 太古の英雄によって封印されている魔王の力が、メルによって解かれるが……? -
淫魔王の愛玩奴隷
ごく普通の会社員のはずが、実は淫魔が好む上質の体液を持つレア種の人間だった玲紀。借金取りから逃げた先で、インキュバス最強と謳われる、淫魔王・クレイシスに気にいられ、淫魔界に連れ去られた玲紀。体を拘束され、自由を奪われ、心では激しく抵抗をしながらも、身体はどんどん快感にのまれてしまい……!? 美しすぎる俺様ドSなインキュバス×強気なツンデレ薄幸男子がおくる、グズ濡れ人外ファンタジー!!絵はフルカラー。 -
運命の歯車は恋と本能~白虎獣人と女体化魔女~
白虎獣人ルウガは幼い頃に両親を亡くし魔女に引き取られた。現代で人の姿を取り暮らしていたが育ての魔女と似た気配を感知し、異形に襲われていた男、真木ハルカを救う。彼は魔女と淫魔の間の子で、ルウガに運命を感じて美少女へと変わる。魔女の素質に覚醒めたハルカに獣欲を叩き起こされたルウガは…… 恋(うんめい)の歯車は、噛み合いはじめていた。 -
生真面目ドクターはかわいいものがお好き?~甘やかされ同居生活~
「出ていかれたら困るのは俺になりそうだな」──不動産会社の令嬢でありながら、家族に疎まれ暮らしてきた真実。ある日、自身の政略結婚の話が進んでいることを知ると、ついに家を出る決心をする。家を飛び出したものの行く当てのない真実が歩いていると、車に轢かれそうになっている一匹の子猫を見つける。真実は危険を顧みず車道に飛び出し子猫を助けるが、家のない自分は引き取ることができない。車を運転していた男性・慎司は責任を感じ、真実と子猫をまとめて面倒を見ると言い出して──。そして始まった、生真面目なドクター・慎司との同居生活。しかたなく始めた同居のはずなのに、慎司は真実を甘やかし、可愛がっていき……? -
嫁入り狐神~約束のための女体変化
忘れられていた狐神は迷い込んだ幼児の願いを受諾した。三十路となった男の元に現たのは、美少女と見まがう真っ白なショタ狐。 「オレは嫁だから、スケベしたっていいんだぜ?」 神様、男じゃん…? と困惑している内にショタはロリ巨乳な狐耳娘に変わって誘う。 触れた感触はれっきとした現実だというのに、視覚が二次元めいていて… -
騎士団長は溺愛令嬢に責任婚を申し出る
侯爵であり騎士団長のカルヴィンを慕っている伯爵令嬢のジェシカ。父の親友である彼から受ける子ども扱いに不満を抱いている。想いを伝える方法はないだろうか。ジェシカの気持ちが空回りしている様子に、メイドのボニーは、「誘惑なさっては?」とアドバイス。あでやかなナイトドレスを身に着け、ボニーの手引きで、ジェシカは彼が滞在している部屋へ夜這いを仕かけることに! 彼は「閨事の勉強でもしにきたというのか?」と問い、今まで見たこともないような怖い顔をする。そしてジェシカに覆いかぶさり――翌朝、カルヴィンは一夜の責任をとろうと、ジェシカの父に婚姻の許可を取りに向かうが、裏切られたと激怒する父に邸から追い出されてしまうのだった。 -
堅物騎士、天然令嬢と恋に落ちる
一年前の転落事故の後遺症か、エミリーナには不思議力が備わっている。一年ぶりに訪れた王宮で廊下に飾られた絵画を見入っていた時に、その“不思議な力”が働いてしまい、小妖精が絵から飛び出してしまった! いらずら好きのその小妖精を、何とか元の絵の世界に戻さなければ……。必死で追いかけるうちに宝物殿に迷い込んでしまったエミリアーナは、王太子側近の近衛隊員、ランバートに捕まってしまう。盗み目的かと疑われ、真実を言えないまま、咄嗟に「想いを寄せるランバートさまと二人きりになりたかったから」と嘘をついてしまう。だがランバートは極度の女嫌いで、その言葉は逆効果。結果的に挑発してしまったのか、艶めかしいキスを受けることに。でも、今さら嘘でしたとは言えなくて……。 -
モグリの獣医は獣人さん!?
片田舎にある動物診療所――患畜よりもご近所さんの憩いの場として賑わっているこの診療所を切り盛りしているのは、まだ年若い獣医のトラこと獅童高虎と、雑用係の青年・コタこと猫田凛太郎の二人。けれどトラは実は獣医師免許を持たないモグリだし、さらに彼らにはもっと重大な秘密が…。それは二人とも人間ではなく獣だということ。トラは雄ライオンと雌虎との異種交配で生まれたライガー。一方のコタは虎に似た模様をもつトイガーという猫だ。四年前、飼い主に捨てられ途方に暮れていたコタはサーカスのショーアニマルだったトラと出会い、救われた。そして二人は不思議な獣人界の伝手を頼って人間の振りをして生きていく道を選んだのだった。大好きなトラと一緒に、ご近所さんとも仲良く平和に暮らす…そんな日々がずっと続くと思っていたある日のこと、コタは自分の記憶が時折、途切れていることに気づき…。 -
豹変したオオカミ系男子はこじらせ女子を逃がさない
風見たすきは健診センターで働く看護師。28歳になっても処女のまま、恋愛に少し臆病になってしまった、いわゆる「こじらせ女子」だ。いつものように企業へ健診に訪れたある日。誰が見ても爽やかで素敵な男性・一ノ瀬大翔から、たすきは突然一通の手紙を渡される。「ずっと気になっていました」――モテそうな人なのに、どうして私に?と不思議に思うたすきだったが、草食系っぽい大翔は意外に積極的で……!? 彼のことをもっと知りたいとどんどん惹かれていき、彼となら恋ができるかもとたすきは思い始めて――。恋は人を変えるし強くする! 草食系男子がオオカミになってしまった出逢いは、健康診断から――。 -
義兄と一線を超えてしまいそうで、どうしていいかわかりません
母の再婚で、賢吾という大学生の義兄ができた涼香。初対面できっとこの人を好きになると予感した通り、二人は仲の良い兄妹として育っていった。高校2年の夏、涼香は、気の合う同級生・菅野から「俺たち付きあえないかな」と告白されてOKしたものの、その菅野に義兄に対する恋心を指摘される。義兄への気持ちを悟られぬよう家族として接してきた涼香だったが、大学入学が決まった春、賢吾が一人暮らしをはじめて、心にぽっかり穴が空いたように感じた涼香。勉強を教えてもらいたいと週末の朝、賢吾を訪ねると、部屋に女性が! あの人を抱きしめたの? キスした? 感情を抑えきれずに問い詰めてしまう涼香に賢吾は……!? もしこの一線を越えてしまったら、もう妹には戻れないの? -
素敵な獣医さんはとびきり甘い私の保護者~子猫と一緒に拾われて~
都心の大手総合商社に勤める紗花は仕事もおしゃれも頑張るが、恋に縁がない。ある夜、友人との食事の帰り道にひったくりに遭い途方にくれる紗花は、弱った子猫を偶然拾ってしまう。夢中で飛び込んだ動物病院で獣医師の龍吾に子猫を助けてと懇願。処置をしてもらい冷静になると、財布も自宅の鍵も手元にないことを思い出し焦る紗花。状況を理解した龍吾から仮眠室で休めばと提案され甘えることに。龍吾の端整な顔立ちと男らしさ、そして獣医師としての夢を聞き、出逢って間もないのに紗花の胸はどんどん高鳴ってしまう。龍吾が親身に世話をするにつれ、ふたりの距離は急速に近づいていく。しかし紗花は龍吾の元カノの存在が気になってしまい…… -
法悦の鎖
榊智弘は循環器外科の医師。 友人の循環器内科の医師の光原から頼まれて、真行寺財閥の総帥である実頼の治療に協力することになるが、そのとき出会った長男の実篤に見初められてしまう。 強引に屋敷に連れて行かれ、監禁、拘束されて凌辱されてしまうが、その快楽が忘れられず自ら実篤に体を開く。 やがて、肉体だけでなく、榊は実篤を心の奥底で愛するようになるが、実頼の全快祝いの席で、実篤が婚約したことを知り、身を引くことを決意する。 一人、離島へと渡る榊。しかし、島での生活に慣れたころ、再び実篤が榊の前に現れて…… ※本作品は、まほろば文庫で配信していた作品を再販した作品です。 -
イケメン社長の偽装恋人は本気で愛されています
同じオフィスビルに入居する若き起業家英治にほのかな憧れを抱いていた派遣社員の千波は、ある時、英治から交流会で恋人のフリをしてくれないかと頼まれる。たとえ偽物でもこれほどの人の恋人になれるのなら、と気軽に引き受ける千波だったが、デートを重ねるごとに英治への想いが募っていくのだった。交流会が終われば切れてしまう関係。いつのまにか大好きになってしまった英治から受けるキスも、ぜんぶ演技。これは契約なんだと何度も自分に言い聞かせ、自分の気持ちに蓋をする千波だったが、英治から紅葉を見に行こうと二泊三日の温泉旅行に誘われ、いよいよ抱かれることに。優しくてあたたかくて、慈しみに満ちた視線。今だけは、本物の本当の恋人になったつもりで、彼を求めてもいい……よね? -
お狐さまはベビーシッター
夜な夜な芸者に化けては客である男を誘惑し精気を食らって生きている、妖狐の紺。でも化けるのが下手で、いつも肝心な時に耳と尻尾が生えた姿に戻ってしまい失敗続き。そんなある晩、料亭に呼ばれた紺と姉さんたちの妖狐芸者一同。ここしばらく精力を得られていない紺にとって今夜はまさに生死の分かれ目。無愛想で寡黙なエリート会社員・松崎を獲物に定めた紺は料亭を出た松崎に言い寄り、なんとか精気を得ようと画策するのだが…。目覚めるとなぜか松崎家のベッドの上。すっかり変化も解け、開き直って己の窮状を訴える紺に、松崎は一歳になる息子・日向の面倒を見てくれるならいくらでも精気を注いでやる…と交換条件を出す。こうして家政婦兼ベビーシッターとなった紺だったが…。クールなシングルファザーと半人前の妖狐、そしてちっちゃな暴れん坊。ファンタジックで胸きゅんなハートウォーミング異種間ラブ♪ -
孤高の王は森の娘を一途に愛します
没落した貴族の娘タリサは、森の小屋で細々と暮らしている。ある雨上がりの日、森の中でタリサは高貴な身分と思しき青年と出会う。ところが、顔見知りの少年クルトがリスを狙うつもりで放った矢が彼に向かっているのを目の当たりにし、青年をかばって自らの肩に傷を負ってしまう。そしてその青年とは、近隣に狩りに訪れていた国王。狼藉を働いたとクルトを咎める国王に、許しを乞うタリサの意識はやがて遠のいていき、気がつくと王城で手厚い看護を受けていた。命の恩人のタリサに、国王ディートフリートは手ずから食事の世話をしようとしたり、毎日贈り物と部屋に届けたり……。ある日タリサは、ディートフリートが10年前の内乱で婚約者を亡くしたことを知る。その婚約者は、タリサと同じように王をかばって矢を受けたのだという。やがて城内の貴族の令嬢たちからいやがらせを受けるようになる。早く元気になって城を出なければ。しかしその想いとは裏腹に、ディートフリートとの静かな語らいが、タリサを癒していくのだが……。 -
自信ありすぎなアイツとの恋愛攻防
美人で仕事もできる女、中嶋亜希。ただし父と兄たち“女の敵トリオ”の影響による強烈な男性不信により、結婚、そして恋愛からも自分を遠ざけていた。一方、英国勤務から戻ったばかりのイケメンエリート・小田切慎は同期からアンタッチャブルな女・亜希の存在を知らされる。「落とせない女はいない」と亜希に興味を持ち近づき始める小田切。そうやって言い寄ってくる男にはウンザリ気味の亜希は彼に関わらないよう立ち回っていた。しかしある思惑から小田切の誘いに乗ることにするのだが──結婚・恋愛まったく興味なしなアンタッチャブルな女と、「俺が落としてやる」自信過剰な男、ふたりの負けられないバトル勃発! -
新婚生活は毎日旦那さまから愛されて、守られて、文句ありません。
お見合いで城之内晴と知り合った内田美歩。実家は元華族であったが既に普通のOLとして暮らし、結婚への憧れもあった。対して晴はハーフで海外生活も長く、仕事もやり手だと聞いて引け目を感じるが、交際三ヶ月でスピード結婚となってしまう。ハネムーン先のフランスで初夜を過ごしたり買い物をしたりして楽しく過ごし、その日から毎日のように身体を重ねることに。無理難題の要求にも応えてしまう。身も心も晴の虜になるが、ある日、両親から晴の出世への熱と冷徹な一面を聞かされ別居を勧められてしまう。「私と結婚したのは出世のため…?」それでも彼を信じたい美歩。溺れるような愛情の正体とは…? -
司令塔は敏腕上司~私が私になるために~
「俺が全力でサポートしてやる」──永江文佳はおしゃれも恋も諦め気味、年齢イコール彼氏なし、妹は真逆に愛らしく、彼女と同じようになるのは無理だとも思っていた。自分の意見を通すことも苦手、同僚からは仕事を押し付けられ残業する日々。しかし、ある日いつものように会社に残って仕事をしていた文佳に声をかけてきた逢坂海成から的確にダメ出しをされる。他人に振り回されて、割に合わない人生を送るのはもう嫌。それに気づいた文佳は、海成のサポートを受けて自分らしく生きるために成長しようと自分を奮い立たせる。小さな努力から見た目も周囲の反応も徐々に変化しはじめ、恋のアプローチも受けるようになるのだが…… -
溺愛ドクターの甘い恋の手ほどき
親友の真優の結婚式に出席した咲乃は、隣のテーブルから笑顔を向け手を振る新郎の友人にも愛想がない。旧友がその男性にときめいているのをよそに、二次会にも行かずに仕事に傾注するような日々を送っている。実は、高校時代に見知らぬ男性から受けた仕打ちがトラウマで男性恐怖症に人知れず悩んでいたのだ。ある時、胸のしこりが気になり、検査を受けることに。予定していた女医が緊急手術のためやむなく男性の医師の診断を受けることになる。その医師とは、真優の結婚式で会った、あの男性・希だった。診察を重ねるうちに希のやさしさ、誠実さに触れ、希には拒絶反応を示さなくなる咲乃。希の提案で男性恐怖症を克服するための手ほどきを受けるようになって……。『過保護なCEOの甘い恋の手ほどき』のスピンオフ作品。【著者紹介】若菜 モモ(ワカナ モモ)千葉県在住。2011年『秘密の契約』でデビュー。現在ベリーズカフェ小説サイトにて活動中。猫と韓ドラが好き。代表作:『秘密シリーズ』3部作。『身代わり姫君の異世界恋綺譚』『砂漠の王と拾われ花嫁』 -
狐憑き公爵に夜ごと淫らに愛されて
深窓の令嬢……といえば聞こえはいいが、実は引きこもりのエディス・アポット侯爵令嬢。そんな彼女にも見合いの話が舞い込んだ。お相手はブレント・バークレイ公爵。 若くして跡目を継いだ金髪碧眼の、眉目秀麗の若者。 地位、財産、容姿、どれをとっても秀でた彼には、「狐付き」ではないかという噂があった。 見合いの席でまさにその豹変ぶりを目の当たりにしたエディス。 狐公爵の標的にされ、襲われてしまうのだが、なぜかエディスはブレントとの結婚を決意する。 やがてエディスとブレント、それに狐の『レッド』との奇妙な婚姻生活(夜も)がはじまる……。 【著者紹介】 深森 ゆうか 2008年頃からWEB上に小説を公開し始める。2016年、『聖女の結婚』でTL小説デビュー。 趣味は寝ながら読書に一人旅。肉大好き、デザート大好き、酒大好きなトド。 -
猫王子は『彼』に発情中
猫の妖精たちが棲む国ケット・シーの三人の王子たち――温和で誰もが次期国王と認める第一王子のヨーセフ、怜悧な美貌で完璧な王子を演じているが兄弟相手には冷淡な第二王子のニルス。そして人間との間に生まれたハーフの第三王子ナタル。ヨーセフの結婚が決まり、そろそろニルスやナタルにもお相手を…と盛り上がる王室で、耳も尻尾もなく19歳になってもまだ発情期が来ない半端者の自分にナタルはひとり落ち込んでいた。そんな折、ニルスが発情期のたびに飲む抑制剤の副作用に苦しんでいることを知ったナタルは、大好きな兄の辛そうな姿に耐えられず薬瓶を盗もうとして逆にニルスに見つかり、無理やり抱かれてしまう。性欲の発散だけとは思えない、まるで愛されているかのようなニルスとの情交――ナタルは幸福感と罪悪感に苛まれ…。猫耳ロイヤルラブの行方は…? -
惑わす私でごめんなさい 君のすべてを愛している
目覚めると、端正な顔立ちの男が隣に寝ていた。この男は誰…? 抜け落ちた記憶。月子の仕業か── かなえは幼い頃、怖い出来事に遭遇してから、現れた華やかで奔放な別人格の月子と体をシェアしている。しかし行きずりの男と関係するなんて初めて。ある日、ハイスペックエリートの久我総司が、同じ部署へ配属されかなえは衝撃をうける。あの朝、隣に無防備な姿で寝ていたその人だった。しかし彼はかなえがその相手だと気づいていない様子。仕事を通じて接近する二人。男性と縁のなかったかなえにとっては夢のようなひと時。しかし久我から、探している女性がいるとかなえは相談され……少しずつ久我に惹かれていたかなえは── -
囚われ契約~秘密の願望かなえてあげる。~
千鶴は二年付き合った恋人に裏切られ、「今度こそ本当にもう懲りた」と仕事に生きることを決意する。建築士の卵でもある千鶴は、憧れを抱き続けてきた世界的に名の知れる若手建築家の御堂啓介のもとで修行できることになり、胸を弾ませる。しかし、初対面で現れたのはその日の朝、最悪の出会いをしていたその人だった。傲慢で自分勝手…と口では悪態をつくが、仕事の面では尊敬できる存在…おとなしく御堂の元で働き始めるのだが、そんなある日、「契約しよ。キミは絶対に僕のことを好きにならない。僕も好きにならへん」御堂から秘密の関係を持ちかけられる。不安を覚えながらも承諾してしまう千鶴だったが──御堂に切なく翻弄されていき… -
生徒会長の甘く淫らな恋愛指導~風間北翔、指導されなさい~
「今、誰かが訪ねてきたら、どうやって言い訳しようか……楽しみだ」 ここは生徒会室。 副会長に着任したばかりの北翔は、生徒会長である楓子の手で下着を脱がされ、下半身剥き出しの状態で机の上に寝かされている。 「君の反応は楽しい。おかげで私も、もう……」 捲り上げた楓子のスカートの奥は、うっすらと湿っていた。 「本来ならこういうものは男の方が用意するものだが、私の方が多少経験があるようだ。とはいえ……コレをつけるのはあまり得意ではないから、次回からは自分で装着できるように練習したまえ」 そう言いながら、楓子は愛おしげに北翔の股間へと手を伸ばす。 -
熱砂に舞う蝶は獅子の恋獄に囚われる
「ゲームをしようではないか」才能に恵まれながら、スランプに陥ってしまった画家・京司。中東にあるニーラムザールという国へ気分転換に行くものの、ひったくりに遭った挙げ句、暴漢に襲われてしまう。助けてくれたのは、金髪にサファイアの瞳をした褐色の肌の美しい男だった。男の正体はニーラムザール国の王子・アサド。彼は京司の大事な筆を持っていて、返して欲しければ私を楽しませろ、と要求してくる。高慢な態度に最初は反発していた京司だが、彼の意外な面倒見の良さや優しさを知るうちに、次第に惹かれていくようになる。しかし、彼の「自分を描いて欲しい」という要求にだけは、あるトラウマから応えることができなくて――。横暴な王子×意地っ張りな画家のアラブ系BL。 -
一途で計画的な彼と溺愛ルームシェア
田舎から出て来た海野愛。乗り換えを間違え困っていると、母親から幼馴染の金井宗也とのルームシェアを勧められる。半強制的にルームシェアが始まるが、部屋はぐちゃぐちゃ。光熱費や家賃を払わない代わりに、片付けたり家事をして欲しいと言われる。しかし、そんな部屋に不釣り合いなアイランドキッチンや、お揃いのマグカップなど、宗也には過去に同棲の相手がいたのではと問うも否定される。更に会社を辞めて欲しいと言われ、愛は必死に仕事に向かうがそこはブラック企業。落ち込むと宗也に励まされて家事をすることに。しかも宗也から甘く責められる日々も始まる。そんな中、宗也はマンション近くで女性を連れて歩いているのを見てしまう。 -
All Your Fault!!
All your fault!! = ぜんぶ、お前のせいだ!! 道生は昼はお堅いサラーリーマン。 ストレス発散を目的に、夜は「男の娘・ミオ」としてデリヘル嬢出勤! ある夜新規客が入りホテルへ向かうと、出てきたのは高校時代の同級生、紀明だった。 初めてで不安だったからと顔を綻ばせる紀明とは対象的に怒り心頭の道生。 道生が男の娘になるきっかけを作ったのは、紀明の心無い発言だったのだ。 俺がこうなったのは、ぜんぶ、お前のせいなのに――。 一方紀明にも人に言えない悩みが。 デリヘルが初めてどころか童貞で、しかも自分はゲイかもしれない。 でも、女の子みたいな男の子、「男の娘」に欲情できれば戻れるかもしれない、と。 素直に打ち明ける紀明に、道生は自分なりの復讐を思いついて――!? -
俺様御曹司に身も心も養ってもらってます!
野々花は派遣社員をしつつ、キャバ嬢をして生活費を稼いでいた。家は幼い頃から貧しく、仕事を掛け持ちする日々。愛はあるがひもじい生活から抜け出すために日夜頑張っていたが、野々花は器用に仕事をこなせず……。そんな時、キャバクラで田野原と出会い一億円で買われてしまう!? さらに両親の職業斡旋から野々花の面倒まで見るからと彼の屋敷に住むように言われる! どうして自分にそこまで……と戸惑う野々花。しかし、屋敷には野々花と同じように連れてこられた女性が他にも九人おり!? 「愛だの恋だのは、ガキが言う言葉だ」そう言い切る彼に野々花は……。そして子供のようにひたすらに愛を求める彼女に田野原はやがて……。 -
道連れ旅の夜は抱かれ
引きこもり精霊使い(エレメンタラー)、ハジめての冒険はキケンがイッパイ 精霊使い(エレメンタラー)のアリッサムは水の精霊オンディーアスとともに一人前になるための旅に出ていたが、早々に山賊に囲まれピンチに。 パニックで呪文を忘れてへたりこんだところを、とおりがかった戦士スターチスに助けられるが、 こんどはそのスターチスに絡まれてしまう。 ――助けた代金は金貨1000枚。 ないなら体で払ってもらおうか! イジワルな精霊と雄らしい戦士に挟まれて、アリッサムのドキドキ冒険ライフが始まる! -
永遠の魔女はひと時の愛を置き去りに
「これよりあなたの所有物となります。ご主人様、どうかこの奴隷に名前をお授けください」 売れ残った犬族の奴隷青年は、少女の姿をした魔女、カンナ・ブルーレースに拾われて、ストックという名をもらう。 全焼した廃村の中で、春が訪れても氷の溶けることのない凍結湖の傍で、彼女は何十年もの間ひとりで暮らしていた。彼女は三つの呪いを背負う代わりに魔力を得た魔女である。そのうちのひとつ、「色慾」に堕ちるカンナの欲情のニオイに、彼は本能を駆り立てられる。 -
裸コートではじまった~脱いで淫らに、甘く~
目を瞬(しばたた)かせて見るものの、気の所為にしておきたかった彼の肌色の割合がマックス一〇から減ることなど一ミリもなかった。それどころか……大事なトコロを隠すことなく堂々とわたしの視界へとさらしている。 ……もしかして松本くんは、変態さんなのかしら? 「もしかして」も何もないのかもしれないのだけれども。 思いがけないところから、裸コートと共に訪れたトキメキに……わたしは翻弄されていく。 -
オレは/俺は ~弟と。/兄ちゃんと。~
オレの女装に弟が血迷う。 「目ぇ覚ませ! ド阿呆ーッ!」 と叫び、オレは後ろ回し蹴りを弟の脇腹へとキメるが……! 「その蹴り、もしかして兄ちゃん?」 蹴りが入るまでオレだと気付かないような阿呆の弟であったが、これがきっかけでこいつは覚醒してしまう。 オレへと向けられる弟の凄まじい感情に翻弄され、悩みに悩んでオレはなぜかまた、女装していた……。 -
イト婚!~従弟が従妹になったから~
「わかった。お前がそういうのなら……抱いてやる。ただし、無様に泣いて許しを乞うなよ? 途中で泣きわめいたところで中断は、無しだ」 苛立ちを眼差しに込めて言ってやる。 ゴクリ……と、彼……いや、彼だったはずの彼女は、はしたなくも喉を鳴らした。 これがついこの間まで、行動を共にして遊び呆けていた従弟であるところには、目を疑うところなのだが。彼女の父親と同じ目立つ銀髪と、僕と同じ濃い紫色の瞳は以前と変わらず「彼」であった。 従弟はいつの間にか、従妹となっていた。 -
俺と主任と残業と~秘密は奥の深いとこ。~
深夜のオフィスで。 終電逃して舞い戻ってみれば、まだ残っていた主任があられもない姿に。 普段の主任と違いすぎて、俺の理性は欲情へと傾いた。 問い詰めると、やはりひとりで慰めていたらしいが…… おかしな方向へと突っ走り、主任は蠱惑的に囁く。 「お願い、もう……我慢できないからっ」 手が伸ばされる。俺の、股間に。 エロい期待を抱きながらも、戸惑ったが、リミッターが解除された俺の分身は野獣そのものであった。 -
放課後の快楽、淫らな指導に縛られて~兄弟は慰めに繋がれる~
「先生……これは、どういう……?」 「本当にキミたち兄弟は、よく似ているね」 教育実習生として母校を訪れた高坂鳴海は、指導教官となった小林が、自分の弟である育海とただならぬ関係であることを知らされる。そこから、小林が管理している理科準備室で、放課後の「指導」がはじまった。 快楽に流され、鳴海は小林の手によって淫らな身体へと調教されていく。 そんな鳴海の姿を、淫靡な熱と羨望と、罪悪感とをはらませた眼差しで、弟の育海は実習期間中ずっと見据えていた。 -
初恋☆デュクシ!~ケダモノ痴女でごめんなさい~
地元商店街の小さな書店で紫亜がバイトを始めたのは、二六歳の初夏だった。 失恋が理由で会社を辞めた紫亜はそこで、書店店長となっていた初恋のお兄さんと再会する。 鋭い目つきで三白眼の彼は昔から誤解されがちだが、中身はとても優しいと紫亜は知っている。思い出した初恋に、なぜか紫亜は、激しい欲情を内にくすぶらせながら過ごすことに。 日々を自慰で誤魔化し続けるがある日…紫亜は亮吾を殴って昏倒させていた。 ケダモノのような肉欲に駆られ、意識のない亮吾に跨る紫亜は……。 -
籠絡? 腐男子連環の計~待て、これは腐女子妹の罠だ!~
現実であるというのに妄想の中の心地へと理性が傾く。 「ふたりは……千花が好きなんだよね?」彼らふたりの根底には、僕の双子の妹である千花がいる。確かめるように訊ねると、ふたりして気まずそうに言葉を濁した。 本気か冗談かわからない妹の言葉から、僕が「腐男子」という深みへと沈んでしまったからはじまってしまった妄想と、繋がってしまった現実。 現実に邪な欲望を向けられて、欲情まみれの妄想から僕は、ふたりを誘う。 「僕を、代わりにしても……いいよ」 -
勇者な俺と世界の魔王~まさかの妊活!?~
伝説の勇者に選ばれた俺、アリアス・ロットは、世界の魔王が一人、堕落の魔王ラズズの討伐を命じられた…はずだったが、なぜか、俺と魔王で妊活する羽目に。 どっちが孕む? こうなれば、男のプライドを掛けて、ガチで殴り合いの勝負しかない! こうして夕陽を背景に、俺と魔王は拳を構えて睨み合うのであった。 勝つのは、孕むのは、俺か魔王か、どっちだ!? -
欲望で満たすほどに、兄の誘惑に流されて
「オレ、葉二のこと好きなんだよね。兄弟だからとか家族だからじゃなくって、恋愛感情の方でさ」 「へー……」 あまりにも簡単にサラリと口にするものだから、思わず流しそうになったが、すぐにものすごい動揺が俺を襲った。 俺の兄、藤花は、女装しているわけでもないのに性別が行方不明で見た目はボーイッシュな美少女そのもの。突然の告白に翻弄し、誘惑されるがままに自分の感情もわからないままに流されて、俺は下半身の熱に従って兄を抱いた。 -
妹に服従?~背徳は甘い毒~
「お兄ちゃんはチャラい」それは見た目のことなのか、バーテンダーという仕事のことなのかはたまた両方か。 とにかくそんな感じで俺を避け気味だった妹の愛加だが…。 冬のある日、湯けむりの中で目に入った妹の姿に、俺は驚愕させられる。そこからおかしな方向へと愛加は暴走していくが。 「お兄ちゃん、あたしの性奴隷になってよッ」 「魔法少女のノリで性奴隷と来るとはなぁ! こいつぁ驚いたぜ!」 まさかの要求に俺はやけくそ気味に笑うしかない。これも複雑な乙女心らしいが…? -
姉モード!~オレ、時々、私~
「な、ない!? 無くなって……るッ?」 オレ、鮭延悠市は、ひとりベッドの上で脚を開いて下着の中に手を突っ込み、寂しくなっている股間に対して狼狽えた声を上げた。 消えてしまった男の証、やわらかな膨らみを持ちはじめた胸、くびれが増した腰に大きくなったお尻。完全に、この身体は「女」だ。この姿はオレではない。オレの身体ではあるはずだが、違う。 暗い窓に映り込んだオレはまるで、ひとつ上の姉、琴梨姉ちゃんそのものだった。 琴梨姉ちゃんの葬儀が終わって、次の日だった。 -
男の娘とイケメン女子の蜜恋
「……ヤバイ。どうして、こんな……」 キスから開放された唇が、熱を乞うようにわななき、荒い息を吐き続ける。このまま王子様に、お姫様は……と考えて心をときめかすも、やはりどうしても隠せない、どうしようもなく僕が「男」である証拠が、この甘い空気によってムクムクと起き上がりだしてしまったのだ。 劇団枯れ葉。大学生から社会人が趣味で集まった、地方にある小さな街の、小さな劇団。 明坂ツムギは男役(王子様)の時だけ、小さな劇団の中ではスターである。女性ファンがついているが、男役から普段に戻れば気付かれないほどの地味女。その豹変ぶりがカッコイイと、桜井ノゾムは密かに憧れていた。ツムギが王子様役で新たな台本が組まれるが、姫役をするはずだった小柄美女が急病で入院してしまう。ノゾムが代役をすることになり、練習時間外にツムギと二人で練習をすることに。王子と姫になりきっている雰囲気にそのまま流される。 -
壊れたから、戻れない。
脚をM字に開かされてビニールテープで縛られていることに気が付いた。 腕も、頭の上でがっちりと縛られていて動かせない。 いつの間に脱がされたのか思い出せない。 茉夏は狼狽えながら身をよじる。 しかしすぐに、自分をこうしたのが目の前の幼なじみであることを、朦朧としていた意識の記憶に思い出した。 音彦はなぜかさみしげな微笑を返す。 「好きだから、めちゃくちゃにしてやろうって思ったんだ」 茉夏はされたことを許せなかったが、幼なじみを完全に嫌悪することができなかった。 -
春に隠れて、花咲く貴族
没落貴族の一人息子リュシアンは事情を隠して男娼となる。 少女ドレスに身を包み、花となって初めてを、兄のように慕っていたイトコのアンリに鬻がれ、情交の甘さを知る。 同じ男娼であるレミとも仲良くなり、度々訪れるアンリに抱かれて安らぎを得る日々。 しかし、アンリを待つリュシアンの前に、逃げていた相手が現れる。 「可愛いリュシアン。私だけの物にするはずだったのに……他人(ひと)の手によって穢されてしまったなんて……っ」 歪んだ欲望を向けてくるその相手は…… -
義弟とこっそり?~流され試され~
「義兄(にい)さんって、呼んじゃったんですぅ……ッ」 彼女との情事の最中に、なぜかオレを呼んだという義弟。そこからどうしてかオレは、義弟に押し倒されていた。 「お願い、試させて」などと懇願され、隣で妻が寝ているのにオレは流され……。 ヤバイ……こんなの、おかしくなる。 -
アバネディアの錬金術士
小国・アバネディアに住む高名な錬金術士、ライ・フリージアとその助手であり双子の弟であるシオン。 そのふたりに、路上で花と春を売っていた女装少年ゼラニウムは拾われて錬金術士の弟子となる。三人での平和な生活が続く中で、ふとしたトラブルに見舞われたゼラニウムが抱いた渇望は……。望んではいけないと思いつつも、快感の中で彼はねだる。 「ねぇ、ライ先生、シオンさん……ふたりでもっと、オレを束縛して?」
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