連城三紀彦 - 文春文庫作品一覧
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3.7誘拐、交換殺人、タイムリミット・サスペンス、そして妖しき恋愛。 著者のエッセンスが満載された最後の短篇集 高校二年生から三歳児まで、八人の子供と母親からなる家族の元へかかってきた一本の脅迫電話。 「子供の命は俺が預かっている。三千万円を用意しろ」。 だが、家の中には子供全員が揃っていた。 果たして誘拐された子供とは誰なのか? 連城ミステリーのエッセンスが満載された、最後のオリジナル短編集。 解説・香山二三郎 【目次】 「指飾り」 「無人駅」 「蘭が枯れるまで」 「冬薔薇」 「風の誤算」 「白雨」 「さい涯てまで」 「小さな異邦人」
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4.0長年埋もれていた連城三紀彦のミステリー長篇! ファン待望、必読の一冊。 薬指に結婚指輪をはめた左脚の白骨死体が山中で見つかり、 石室敬三とその娘は、その脚が失踪した妻のものだと確信する。 この事件をきっかけに、日本各地で女性の身体の一部が発見される。 伊万里で左腕、支笏湖で頭部、佐渡島で右手…… それぞれが別の人間のものだった。 犯人は、一体何人の女性を殺し、 なんのために遠く離れた場所に一部を残しているのか? 壮大な意図が、次第に明らかになっていく超絶ミステリー。 ※この電子書籍は2016年9月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。