純粋に誰かを想うということ
若い人でこの物語に共感する人は、すごく繊細な人とか、猫好きとかかも(きっと少数派)。
BLと思って読まない方がいいと思う。
ここに描かれている愛は、恋愛(性愛)より深い所で結びついた二人の何かだ。
それが何か、うまく表現できないけど、近しい人との永遠の別れをいくつも経験してきた私には、めちゃくちゃ刺さった。
読み進めるうちに、どうしようもない切なさや悲しさは、どんどん温かさと愛おしさに置き換わっていって…。
なんだかすごく癒された感じがする(いっぱい泣いたしね)。
疲れた時に、また読み返したいお話。