komokomoさんのレビュー一覧
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購入済み
ます、絵がとても好き!
絵の雰囲気が漫画というよりイラスト的というか、デザイン的というか、ふと絵本の『さむがりやのサンタ』を思い出しました。セリフがなく絵で語る場面や、犬のろくろとの場面などが、それを連想させたんだと思います。
それぞれの場面の構図が洗練されていて美しいので、ずっと眺めていられます。表紙や扉絵に至っては、額に入れて飾りたいくらい。
直さんと木綿(ゆう)が互いに惹かれあっていく様子も自然で、話の流れも好きです。ちょっぴりスパイスも効いています。
ろくろも含め、それぞれが優しくて、可愛いです。
物語の終盤で一応、最後までシたらしいですが、描かれているのはキスまで。それも、かなりソフトです。
デザインやイラ -
ネタバレ 購入済み
むちゃくちゃ刺さった!
最近読んだ中で、一番刺さった作品です。
完全なる「ネタバレ」です。
この作品をちゃんと味わうために、できれば先に作品を読んでみてほしいです。
物語は、兄・春樹のパートナーだったΩの幸人を子供の頃から慕う、αの一樹目線で語られます。
一樹は兄のことも大好きだったから、自分の気持ちは封印し長く幸人に会うことを避けていました。
これは、切ないです。しかも幸人と結婚までした兄はβ。それでも一緒になった二人の絆はどれほど深かったことでしょう。
ここにまた、「切ない」とその中に「甘さ」があります。描かれていない愛の日々が、容易に想像できてしまうので。
だからこそ、春樹を失った幸人は、硬く心を閉ざしてし -
購入済み
顔が好きすぎる!
実は「一途な義弟α×番を亡くした子持ちΩの、切なくて優しいオメガバース」という設定と、無料立ち読みでΩの名月さんの顔を見ただけで、どうしても読みたくて買ってしまいました。
読んでみて、義弟に惹かれていく名月さんの気持ちに思ったほど抵抗や葛藤がなかったのが意外でしたが、二人が幸せになれてよかったです。
もっと「切ない」が欲しかったけど、それでも全体的にうまく構成されていて読みごたえがありました。
優しい空気感だけど、絵に力があって、すごく気持ちが伝わってくるし、エロいシーンにもリアル感があります。
すごく好きな一冊です。
できれば、もっと名月さんのアップを見せてくださぁ~~い!!!
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ネタバレ 購入済み
おじさんだけど、キュンとします
今は一緒に暮らしている幼馴染の日常のほんの一コマ。
時代は昭和初期か中期くらいかな、着物着てるけど時代の暗さは感じません。
全体的にほのぼのした空気感で、おじさま×おじさまなのに、子どもの頃のキュンとする回想もあって、なんか二人とも可愛い!
特に受けのおじさまの顔がどタイプで、その子供時代は可愛すぎてずっと見ていられます。
小説家の攻めさんが風邪で寝込んでいるのですが、かいがいしくお世話する受けさんに、ただお世話されていられず…
ふたりとも、実に色っぽいです。
こういう関係になった経緯や背景が何も描かれていませんが、いろいろ妄想できるし、ちょっとしたセリフや状況にくすぐられる感じで、ニヤニヤし -
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購入済み
純粋に誰かを想うということ
若い人でこの物語に共感する人は、すごく繊細な人とか、猫好きとかかも(きっと少数派)。
BLと思って読まない方がいいと思う。
ここに描かれている愛は、恋愛(性愛)より深い所で結びついた二人の何かだ。
それが何か、うまく表現できないけど、近しい人との永遠の別れをいくつも経験してきた私には、めちゃくちゃ刺さった。
読み進めるうちに、どうしようもない切なさや悲しさは、どんどん温かさと愛おしさに置き換わっていって…。
なんだかすごく癒された感じがする(いっぱい泣いたしね)。
疲れた時に、また読み返したいお話。