• ST プロフェッション 警視庁科学特捜班
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    青山さんの活躍

    大学の研究室をめぐって繰り広げられる人間関係、指導教授の権威や、アカハラ・パワハラなどの生々しい実態…これらの話だけだと、いかにもおどろおどろしいストーリーになってしまいそうですけど、やっぱり今野さんの才能ですね、いい意味で軽やかな読後感が残ります。さすが。
    本書では、異才を放つSTのメンバーの中でも、特に青山さんの活躍が際立っています。教授の机って、散らかっていることが多い、研究は継続的なものだからなんていう説明、なかなか鋭いかも、とも思いました(私の机も、あっ、私も大学の教授なんですけど、も、だいたい散らかっています笑。でも、私は文系なので、ピラミッド型の理系の人間関係、大変そうだなあ…と

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    2020年01月24日