ニャン・ウェンリーさんのレビュー一覧
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購入済み
完成度の高い殺し屋系エンタメ
Twitterのフォロワーがおすすめしていたので試し読みし、大変好みだったので購入しました。
主人公の島崎は幼年から兵士教育を受けた兵士であり、殺し屋ではないのですが、
この手の「主人公が何らかの戦闘訓練を受けていて、実はものすごく強い」作品を、「殺し屋系」として定義しています。
「殺し屋系」で個人的にメジャーだと思うのは「ザ・ファブル」なのですが、方向性が似てるようでいて違います。
「ザ・ファブル」は、全体的にのんきですっとぼけたノリの中に、ときどき殺人などの凄惨なシーンが差し込まれるのですが、
この「島崎」は画風もあってか、全体的に沈んだ空気の中に、殺伐とした過去を背負った島崎が、
それでも前を向いて頑張るところに光を感じる作品でした。
島崎がずっと平和でいられない状態が、作中で何度も示唆されているので、とにかく先が気になる作品です。
テロの犠牲になり、幼少期から望まぬ戦闘訓練を受けて殺戮マシーンと化した島崎だからこそ、平和な結末を迎えてほしいと思います。
でも、絶対にそうはならないんだろうなぁ…。