jada45さんのレビュー一覧
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当時の兵士の価値観が見れる
一応、宗教戦争と言われる30年戦争に、日本の戦国時代直後にあぶれた侍(イサク)が、敵討ちのために参加する話。
個人的に面白いと感じたのは、ヨーロッパでの兵士(傭兵)の契約を重視する姿勢かな。勝敗よりも契約通り支払いがあるかが大切。支払いがないなら、味方が目の前で殺されても素通りする感じ。
そんな中で、イサクが恩だ忠義だ仇のために戦うという姿勢を見せても、彼らが理解に苦しむ様子は新鮮だった。まあ、日本の侍も大半が金目当てだし、忠義なんて江戸以降の話だとは思うけど。
ただ、30年戦争について大まかに理解してないと、話の展開はわかりにくいかも。地理も。そのあたりの解説はほしいと思った。にしても