本当に素晴らしい作品です。昔のことだからとあまり真剣に考えていなかった戦争の話をメインに書かれたこの本を見てほんとに感動しました。戦争が起きた時恋人が旅立つ時家族が旅立つ時色々な場面で傷つき悲しい想いをもった人が戦争の時にはいたんだと感じられる作品でした。最初は堅苦しい話だとイメージしていました。けれども中身をしっかり見ると百合の気持ちが本当に理解出来ました。愛する人に行って欲しくない気持ち結果が分かっているからこそ死なせたくないという気持ちが伝わりました。戦争の結果を知りながら愛する人を旅立たせるというのは苦しいものだと思いました。この本を読んで戦争が起きた時代がどれだけ辛いものか今当たり前に過ごせるのはその時代の人の努力があったからこそだと改めて気付かせてくれる作品です。彰の本当の想いとか他の特攻隊員の人たちの気持ち、戦争に行った人々の気持ち本当は怖いはずだし行きたくないと思ってる人が沢山いると思います。けれどもこの本では戦争に行った人々がどのような気持ちでのぞんで行ったのかがわかる本当に素晴らしい作品です。百合は突然来て分からない気持ちを抱えながらも特攻隊員の人たちのことを想いながら必死に止めようとした気持ち百合の色々な感情が理解出来ました。本当に百合の言葉には共感出来るところが多すぎました。今でも続いている戦争、まだ差別が存在する世の中そんな世界を変えて行けたらいいなと思いました。ぜひこの作品は全人類の人々に読んで欲しいです。読んで戦争の気持ち、旅立った人々の気持ち色々な感情が書かれていて今戦争のことを気にしてない人やどうでもいいと思ってる人々もこのような素晴らしい作品を見たら少しでも感情が動くと思います。ぜひ読んでください。