• 妬心

    妬心

    瀬戸内晴美さんの歴史小説など何冊かは読んだことはありましたが。寂聴に変わった辺りから未だに好きになれませんでした。この本を読んでなるほどと思いました。愚直に生きた様は小説家に成るべくして生まれてこられた方だと理解できました。また出家された成り行きも想像できるような。私の町にはお寺が一ヶ所に集まる所がありますが、仕事がら殆どの寺の住職と接する機会がありましたが、十人十色で住職をしているから立派な訳ではなく、生まれた事が修行の場なのかなと改めて考えさせられまさした。寂聴さんの他の本も是非読んでみたいと思いました。

    0