【感想・ネタバレ】妬心のレビュー

あらすじ

夫も子供も捨て家を出るきっかけとなった年下の男との偶然の再会が、作家として世に出はじめていた牧子の心に妖しい愛の炎を呼びさます。やがて二人で暮らす日々……。だが突然、男がきりだす別れ話。不倫の愛に懊悩する女の業を描く表題作、他に情熱のおもむくままに愛の遍歴を重ねる女を多彩に描いた六篇を収録。

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妬心

瀬戸内晴美さんの歴史小説など何冊かは読んだことはありましたが。寂聴に変わった辺りから未だに好きになれませんでした。この本を読んでなるほどと思いました。愚直に生きた様は小説家に成るべくして生まれてこられた方だと理解できました。また出家された成り行きも想像できるような。私の町にはお寺が一ヶ所に集まる所がありますが、仕事がら殆どの寺の住職と接する機会がありましたが、十人十色で住職をしているから立派な訳ではなく、生まれた事が修行の場なのかなと改めて考えさせられまさした。寂聴さんの他の本も是非読んでみたいと思いました。

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2019年01月25日

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