名称未設定さんのレビュー一覧
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特撮細部にこだわる少女漫画
ずっと「弟分」だと思って一緒に育ってきた幼馴染の北斗が、ちょっと前から戦隊もののブルーとして
テレビに出るようになったのをなんとなく眺めていた主人公の千夏。
でも北斗にとっては「千夏の本当のヒーローになるため」だったのだ。
恋愛感度がない千夏だったけど、北斗が本気を出してきて少しずつスイッチが入ってくる。
しかし北斗が習ってきた空手で千夏を助けたところをマネージャーに拡散され、
北斗はいきなり有名人になってしまう。
「彼はこれから売れる商品よ。あんたには近づけさせない」とタンカを切るマネージャーや
「恋愛にうつつを抜かすやつとは一緒に仕事できない」というレッド俳優。
千夏は立ち...続きを読む -
くだらない、だがそれでいいんだ
ヤンキーものからBLものまで書いちゃう奥嶋先生の、ヤンキーと異世界を合わせたトンチキ(ほめてる)な漫画。
校舎ごと異世界に飛ばされた八王子覇権工業の4人、近くの村を救って勇者とあがめられるのですが、
この2巻ではほかの学校のヤンキーが現れます。
異世界に飛ばされたのは、自分たちだけじゃない…?
しかも言い伝えでは「黒き衣を着た8人の王子が魔王を倒す」らしい。
舞浜海産高校のヤンキー二人はブレザーなので着てるものは黒くないのですが、…じつは「アレ」が黒い。
で、彼らのほうがどうも異世界経験は長いのか戦いなれしているんですけど
ぶっちゃけ笑ったのは魔法で援護しながら(バイキルトやスク...続きを読む -
かなりガチバスケ
190センチなのに運動音痴、家で茶道やってる女の子が主人公です。
150センチの美人な先輩にバスケ部スカウトされ、「でもこの人に着物着て茶道やってほしい」という邪な欲望を抱いた主人公は
それを引き換えに一週間の体験入部をすることに。
でも先輩の的確な指導に心を動かされる主人公。私も運動音痴だし、「自分から動くタイプの競技」であるバスケは苦手すぎるんですが、
もしこういう先輩がいたら楽しめたのかな、と思ったんです。
主人公はまだまだ全然バスケはできません。でも、先輩の動きなどバスケ描写がガチです。
最近多い「女子しか出てこないアレ系漫画」なのかと思いましたが、それにしてはシビアにバス...続きを読む -
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初恋がとても深刻
あこがれていたクラスメイトのイケメンに告白され、ぼっちで引っ込み思案の主人公は驚きつつもOK。
そして初めて一緒に帰るものの、いきなり手を繋がれたり、キスをされたり。
主人公はその行為に思わず「気持ち悪い」と感じてしまいます。
好きな相手なのに、なんでだろう?
親友に相談すると「蛙化現象」と教えられます。
年頃の女の子にはあるあるの症状だといわれたのですが、
原因はどう考えても「自分に自信がない」…。
イケメンくんが付き合っていくうちに結構マイペースで人の気持ちを察しない人だとわかってきたり、
彼の友達、そして彼をすきな女の子のキャラクターたちもなかなか個性的で面白いです。...続きを読む -
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