まめさんのレビュー一覧
レビュアー
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ネタバレ 購入済み
突然の展開
みよさん、突然の展開に戸惑うのはわかるけど、愛する人を危険な目に晒すのはどうかと。死んじゃったらどうするのよ。まぁ、死なないけど。ここに来てみよの優柔不断なキャラがイラっと来た。2人の幸せを心から願ってるのに、最近ほっこりエピソードもないし、更新が遅いわりに話がなかなか良い方向に進まないのも含めて星はみっつです。
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ネタバレ 購入済み
応援できない恋
亡くなった兄が付き合ってた恋人(性別は男)を兄の亡霊と取り合う女子高生の恋愛物語。
『兄だったモノ』というタイトル通り、恋人にとり憑いている亡霊の外見は兄の姿ではなくなっているので本当にそれが兄なのかどうかを疑いながら読んでいる。
兄という男がまたよくわからない人物で、過去には女性とも恋愛していたし、亡くなる最期は男の恋人の家で過ごしていたり、妹に向かって『お前もあいつのこと好きになるよ』と、後の三角関係(?)を匂わせるなんかご都合っぽい伏線の張り方。
途中、兄が付き合ってた女(妹とも面識あり、恋人の男とも旧知の仲)が登場していろいろ世話を焼き始めるのだが、とり憑いているモノの姿が妹とそ -
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ネタバレ 購入済み
ひたすらいじらしい
まず初めは画(え)が美しくて惹かれました。
女の子、大人の女性、若い男性、熟年の男性、年配の男性など、性別と年代の描き分けも秀逸で、安心して見ていられます。日本帝国軍、許婚、女中奉公、というワードに男尊女卑の時代背景を匂わせながらも、それを逆手にとったヒューマニズムを感じます。
レビューには『女中とその家の人間や客人が共に食事したり一緒の部屋に寝たりするなどありえない』とありましたが、そこはフィクションであり、怪物や幽霊が出てきたり、動物と話ができたりする漫画となんら変わりはないと受け取りました。姫子のいじらしさと、それを優しく見つめる文治のやりとりがとても楽しい作品です。