• サイバー時代の戦争
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    サイバー時代の戦争

    かなり具体的に世界のサイバー事情の内容が記述されており筆者の谷口長世氏の長年の努力が感じられる。1991年にソ連が崩壊したのち新たな第五の空間であるサイバー世界がヘゲモニーをとるための条件になった。しかし、サイバーの奥深さ、制御できない一面がサイバー世界を混沌とさせている。しかし、毒は毒で制すというようにネットはネットで制す必要があることを述べており、そのためにはどのようにネットと向き合えばいいのかというのが書かれている。
    時折筆者が入れてくる情景描写が緊張した場面を和らげ重々しい内容にもかかわらず読みやすかった。

    この本を読んでよかったと思うのは混沌としたサイバー世界を少し理解することがで

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    2015年05月31日