• 『アリス・ミラー城』殺人事件

    犯人の存在を隠しすぎ

    犯人は実は登場しているが、文章を読んだだけでは存在が認識されない描写でごまかしている。
    それは目的としてわかるし、発想としては面白いが、、、。
    ある探偵が「あれは〇〇〇だった」と犯人を名指しするのに、その犯人を除いた(もしくは描写せずに)
    人間たちを「自分以外を全員殺せば助かる」として殺そうと大騒ぎをすること。
    目利きの探偵達もその探偵が目撃証言を話しているのに、「犯人は△△だろうとか」目撃証言を無視して他の
    人物ばかり疑う。
    もし、こんな探偵ばかりじゃ、目撃者がいる事件でも解決できないよ。死んでも当然じゃん。と思ってしまう。
    オチとしては意外性があるが、ヘボ探偵ばかりが集められ

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    2020年10月08日