mdさんのレビュー一覧

王道を面白く描けるのが凄い

可歌さんはデビュー作品から追いかけておりますが、相変わらず王道のお話を面白く描ける技量が素晴らしいと思います。
王道だから面白いのは当たり前のようで中々難しく、読者はカレーを求めたのにカレー味スープを出されるようなものもそれなりに溢れているわけですが、可歌さんはちゃんと美味しいカレーを出してくださる作家さんだと思います。

相変わらず可愛らしさ全開の作品で、続きが楽しみです。

最高か

ジークへの想いで魔女の呪いを断ち切った上に告白までしてしまうリゼたん最高か。
末永く爆発してください。

とてつもなく丁寧なコミカライズ

Web版から好きな作品です。
Web版は話数的にもコンパクトにまとめていますが、コミカライズ版はキャラの心境も状況もとても丁寧に積み上げており、しかしながらだらけることなくお話をまとめてます。とても漫画がうまい。

昨今ただの紙芝居なコミカライズが多い中、漫画家さんと担当編集さんにとても恵まれたコミカライズだと思います。

ひたすら可愛かったし、ひたすら応援したくなるコンビだった。

素晴らしい

圧倒的な画力、テンポの良いコマ割り、漫画としてとてもクオリティが高く、笑いながら読書できる素敵な作品です。

それはそれとして、リゼたんクソ可愛い。

文章をただ絵にするだけのコミカライズが多い中、きちんと漫画という媒体向けに演出ができ、さらにその演出のクオリティが高いです。
数あるコミカライズの中でここまでクオリティが高いのはそうないですね。

絵は上手いが、コマ割りはもう少し頑張るとテンポよく読めて良いと思う。

理想のコミカライズ

小説と漫画両方読んだ感想として、コミカライズの能力の高さに脱帽。
小説版以上にマリエルが「マリエル」というキャラクターとして確立し生き生きとしていること、シメオンの回想と自覚やオレリアの激高など、小説の各エピソードの取捨選択・追加アレンジが巧みであり、テンポもよく夢中になって読めました。特にシメオンの恋のきっかけは漫画版のほうが自然でした。
いいコミカライズだと思います。