おもちさんのレビュー一覧
ブロンズ
レビュアー
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山本文緒さん、中学生のころに読んで以来大好きな作家さんです。
小説が素晴らしいのはもちろん、「そして私は一人になった」「再婚生活」などのエッセイも大好きで何回も読みました(再婚生活はメンタルの影響もあるので、気軽には読めませんが)
どの作品も自分の心の奥の気持ちを代弁してくれているような気持ちになる唯一の作家さんです。
まだまだたくさんの作品を読みたかった。
そんな方が最後に遺されたエッセイ。ずっと、死ぬ時ってどんな気持ちなんだろうって小さい頃から疑問でした。その答えの1パターンを、まだ生きている私たちに教えてくれたのがこの本です。
もしかしたら自分もそうなるかもしれない、未来の恐怖にたくさん