• 青い宇宙の冒険

    夜更かしの布団の中

    私がこの物語を初めて読んだのは、小学五年生頃。部屋の明かりを消した夜の布団の中で、小さな懐中電灯の光を頼りに読みました。親には夜更かしの読書が内緒だったからです。
    それ故か想像の翼が高く羽ばたきました。目、耳などの五感が主人公と共に小松左京さんの言葉(日本語)の世界へ誘われたのです。
    とてもハラハラドキドキしました。手の平に汗をかきながらページを繰ました。
    なんて不思議な話だろう。なんて素敵な話だろう。
    この物語は以来、私の目や想いを空(宇宙)へ向けさせ続け、身近な風景や地球の見果てぬ場所へ向けさせています。
    この素晴らしい物語がたくさんの人に読まれると良いな!

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