市役所勤務の陰陽師?
何だか訳ありな感じのする美郷は、引っ越しに失敗するところから始まって、自分の家に住まわせてくれた怜路はうさんくさかったり、公務員だというのに長髪だから新入社員生活早々ちょっと浮いちゃってたりと初っ端から幸薄感満載の主人公。
そんな最初の方のちょっと情けない感じが進むにつれて、美郷も怜路2人の関係性が構築されたり、2人がそれぞれに背負った過去がちらちらと見え始めて、話が加速度的に進んでくのが面白い。前半には想像もしてなかった戦闘シーンなどもあり見どころ満載だった。最新刊まで読んだが二巻以降も面白かった。