【感想・ネタバレ】「性」の進化論講義 生物史を変えたオスとメスの謎のレビュー

あらすじ

●巨大過ぎる牙のマンモス、体長より眼が離れたシュモクバエ…… ●不合理に見える進化の謎は「オスとメスの生物史」で解ける! ●性と進化にまつわる驚きの事実が満載の「全く新しい進化論」! 生物の進化を語る上で欠かせない「自然淘汰」。そんな自然淘汰の中でも、特徴的なのが「性淘汰」だ。これは「繁殖に有利な」種、つまり異性を巡る競争に有利な種が生き残り、そうでない種が滅びるというものである。しかし、「繁殖に有利な特徴」は、必ずしも「生存に有利な特徴」とは限らない。したがって、「異性を巡る競争には有利だが、生存には不利な特徴」などの、「世にも不思議な進化の数々」が現れてくるのだ。そもそも、無性生殖をしていた生物は、なぜ有性生殖をするようになったのか? オスとメスの関係は進化にどのような影響を与えてきたのか? そこには、想像をはるかに超える壮大な生物史のドラマがあった――。素晴らしくも不思議な「性の進化論」について、その根本から丁寧に解き明かす!

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Posted by ブクログ

性がなぜあるのか。
結局、答えはよくわからない。
今何かの役にたつからといって、
それが起源だとは限らないから。

進化は目的をもたない。
将来の備えのために進化はしない。


自然淘汰って、すごい力だな、
と改めて思わせてすれる。
個体間に差があって、子供の数が多いだけで
働き出すのだから。
結果、これだけの多様性が生まれているのだから。

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2022年01月06日

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