あらすじ
エビデンスに基づく心のトレーニングがここに!
ハーバード大学の医療現場や世界各国が実践する「人生の満足度を上げる」科学的トレーニングを実践できる一冊!
不安やストレスが減り、良好な対人関係や健康的なライフスタイルを選択できる。
セルフ・コンパッションとは、他の人を思いやるように、自分のことを思いやる、という考えで、現在英語圏を中心に非常に発展・研究されています。
困難な状況、ストレスを感じる場面で、多くの人は自己批判の思考を繰り返してしまいがち。
しかしそうした場面でも、自分に思いやりの気持ちを向けられる人ほど、困難に対応する力や周囲と調和した行動力があり、自己を成長させるモチベーションや幸福感が高いことが明らかになっています。
セルフ・コンパッションは意識して、伸ばすことができます。
本書では、そのセルフ・コンパッションを高める方法をわかりやすく丁寧に紹介します。
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Posted by ブクログ
他者を思いやるように自分も思いやること。理論と実践が書かれていて、自分に自信がないときや人間関係に悩んでいるときに実践すると効果を感じそうな気がしました。マインドフル・セルフ・コンパッションの入門としてわかりやすかったです。
Posted by ブクログ
自分を好きになりたくて、啓発本、スピ、自分を大事にすること等色々と勉強してきたけどなんだかうまくいかずだったが、私に足りなかったのはこうゆうことだったんだと気がついた。ゆっくりお茶したりあったかいお風呂に浸かっていてもいつも自分批判が頭の中を飛び交っていた。
人に慈悲の心を向けたことはあるけれど、自分へ向けたことがなかった。
誰かなんとかしてよ!ではなくて、私が自分の傷をケアできるんだ。
私がここにいることをゆるせますように。
私が完璧ではない自分に優しくできますように。
自分で作ったいくつかのフレーズを唱えると、心がすごくあたたかくなる。
Posted by ブクログ
セルフコンパッションとは自分自身を他の人を思いやるように自分自身を思いやる考え。マインドフルネスとは瞑想により自身への気づき。セルフコンパッションは瞑想的要素に加え、トレーニング的な要素により具体的に自身へ思いやるアプローチをしていく手法。
セッション1−7と、自身への思いやり、つらい感情への気づき、慈しみ、自己批判と思いやり、自分の強さや価値観、恥への思いやり、人間関係の痛み、感謝に分かれている。
内容的には実践的で、かなり重い。実際に行ってみるとかなりの疲労感を感じる。しかし、その疲労感を感じながらも、自身の中でぼんやりとした感情が明確になり、そこへ思いやりを向けると涙が止まらなくなった。まだ問題の解決には至っていないが、自身を知るきっかけにはなるだろう。
マインドフルネス瞑想に加え、具体的に問題解決をしたい方。様々な瞑想について学びたい方。自己肯定感が低く悩んでいる方の助けとなるだろう。
Posted by ブクログ
自分が苦しんでいるときに、心から愛する誰かをケアしてあげるように、自分自身をケアすること。セルフコンパッション。
自分を愛するとは、とても難しいですね。
Posted by ブクログ
正直なところ、実践するのは難しそうだなぁと思いました。ですが、自分のことを含め、あらゆることを許す考え方は、とても大事ですし、取り入れていきたい考え方だと思いました。
この本の中で述べられている自分が自分のことを否定するのは、自分を守るためだったというのは、非常に説得力を感じました。
誰かに嫌われた時、何かに失敗した時、自分が傷つかないように、先回りして自分にネガティブな言葉をかけているのは、そのためだったのかと、合点がいきました。
今後はそういう自分も否定せずに付き合っていきたいです。