【感想・ネタバレ】日本史の法則のレビュー

あらすじ

日本は一つ、ではない。歴史も一つ、ではない。日本の歴史は、ぬるい……この国の歴史はこういうふうに動いてきた! 研究生活40年を経て辿り着いた6つの法則とは? 本郷日本史の集大成

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Posted by ブクログ

ネタバレ

すごく自由にのびのびと語られているように思った。その点に個性があってよかった。
非戦闘員を戦わせるために、豪傑が真っ先に敵陣に攻め込むことが重要になるという古い時代の戦場の話が怖かった。どうして農民が戦おうと思えるのか不思議だったけれど、考えてみればそうだ。こういった戦争の歴史においては「もしも」を考えることはかなり意味のあることだと私も思う。犠牲者を出さないために考え抜かなければならない。
日本人と宗教の話も面白かった。宗教本来の厳しさのようなものが、日本では根付きにくいように思えるのが不思議。日本人はこれが普通だと思い込んでいて同調圧力もあるけれど、世界的に見れば特殊なのかもしれない。
日本史を考えていくきっかけになるような本だった。歴史の可能性を探っていくような見方をしてみると、遠い過去の時代が身近な疑問に変わったりもして、興味が出てきた。そういう意味でよい刺激になった。

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2026年01月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

<目次>
第1章  日本は一つ、ではない~この国は西高東低
第2章  歴史も一つ、ではない~もしも、あのとき…
第3章  日本の歴史はぬるい~変わるときは外圧
第4章  信じる者は、救われない~信じると大虐殺が…
第5章  地位より、血より家~世襲が、強い
第6章  日本社会は平等より平和を選び、自由をはぐくんでいた

<内容>
日本の歴史学者としては、かなり勇気を持った本だと思う。個々の事件などを緻密に論証するのではなく、俯瞰して、創造力を使って、そして勇気をもって「日本の歴史は…」と語った本。従来の歴史好きや学者には、好まれる書き方でもない。ただ、こういう本はもっとあってもよいと思う。もちろん書き手を選ぶ。一般のライターやジャーナリストではだめだ。ちゃんと歴史の中で学んだ人が書かないと信憑性に欠ける。そこは評価する。今回の内容については、ちょっと荒っぽいかな?と感じた。

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2021年08月26日

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