あらすじ
今、“DX(デジタルトランスフォーメーション)”の現場では何が起きているのか――3行政機関+7社の本音を取材。「IT後進国ニッポン」「なぜGAFAやBATHと渡り合える企業が生まれず、オードリー・タンが現れないのか……」世論に乗じて、そうわかりやすく悲観的な言葉で片付けるのは待ってほしい。事実、この国にはDXと正面から向き合い、本気で未来を変えようとしている人たちがいる。DX最前線に立つ人々を取材し、私たちが目指すべき「真のデジタル化」への道筋を探る。
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Posted by ブクログ
DXは文房具の延長ではない。
従来型の日本企業は形式的なことに興味を持つ。
自分の考え方は古い、と認識することが第一歩。
大企業の社員である、といういびつな満足感がある。
アジャイルを本質的に理解するのは、簡単ではない。
みずほの統合プロジェクトは、IT業界のサグラダファミリアと言われた。
ベンダーに依存した組織はこれからは分が悪い。
slackはメールの代替ではない。圧倒的に早い。
コープさっぽろがシステムを内製化。
1システム1億、がクラウドなら一人でできる。
IT業界は多重下請け構造。実際にコーディングするエンジニアは、何を作っているのかわからない。
売れる売り場の常識が正しいか。有名なキットカットでも、奥ではなく目立つところにおいて衝動買いを誘うこと。
アリの行列から渋滞はみんなが急ぐから起きると考えた。中間値の定理。
日本では、失敗したらどうするんだ、オランダではだめだったらその時考えよう、というスタンス。会議はやってから。日本ではやる前。
Maasは、縦割り行政だとうまくいかない。
味の素、カゴメ、ハウス食品、日清オイリオが、F-LINEという共同物流会社を立ち上げた。
CSIRT(シーサート)=企業組織のセキュリティを監視し復旧する役割。
小銭チャージ機はマネタイズモデルが描けなくて2年で撤退。
DXは二つのステップ=デジタイゼーションとデジタライゼーション。デジタル技術で業務を効率化、デジタル技術で自社のビジネスモデルを変革する。
音声技術で声優の仕事が奪われる。一方で、合成音声でビジネス機会が生み出される。死んだあとも声が再現できる。喉の負担が減る。
Posted by ブクログ
だれ一人取り残さない思いやりが30年の遅れを招いた
国家公務員は労働基準法の適用外
2025年=昭和100年
IT企業と共創するユーザー企業
役所の仕事のトレーサビリティ
自分の考えは古いと自覚する 形式重視から実質重視へ 遠い世界と接する
時間をかけて愚直にやる から デジタルで時間の使い方を変える
東京大学 西成教授 「渋滞学」
アリは渋滞しない 自動運転の技術へ 対向車から情報をとると先までわかる
新しい技術はやってデータを得てから議論する 失敗から学べる
商品は競争しても、運ぶのは一緒でいい
セブン銀行
収益の90%は提携銀行からのATM手数料
IT部門=最高の業務コンサルタント システム内製化へ
アクロスエンタテインメント
AI合成音声 多言語化 自由発話のスマートスピーカー
発声権 音声に音をかぶせ符号を割り出す