あらすじ
テレワークで社員の生産性が下がるのはなぜか?
多くの企業では、経営環境が激変し、新しい働き方の模索が続いている。そのなかで、社員の自律やモチベーションの低下に悩む管理職は多い。
「成果目標や役割をわかりやすく示した」「高機能の業務管理システムを導入した」――。社員の自律を促す工夫をしても、多くの企業では期待したほどの効果が出ない。むしろ、上司の指示に真面目に従うだけの社員ばかりが増えていないだろうか。
いまこそ、自立支援の再考が必要なとき。社員がポテンシャルを存分に発揮するのは、仕事の面白さを自覚したときから。いつもの仕事に「遊び」を呼び込み、その面白さを実感してもらおう!
いまひとつモチベーションが上がらない社員にとって何が足りないのか、どんなきっかけが社員を動かすのか――。著者自身の企業でのフィールドワークに基づくコンサルティング経験に裏打ちされた事例をとおして、課題の所在と具体的な改善策をわかりやすく解説。
真面目さの向こうに活路を見出す、新しいマネジメントを提示する。
■目次
第1章 進まない社員の自律
第2章 「真面目さ」を超えよう
第3章 自分に合わせて仕事をクラフトする
第4章 管理者は仕事を面白くできる
第5章 社員が自律していく組織へ
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
思っていた以上に良い本だった。
書名の「遊ばせる技術」というのは若干ミスリードな感じがある。
もちろん読み終わった今なら言いたいことはわかる。
「あそび」や「ゆとり」が重要で、そしてそれを作り出すことは「技術」なので天与の才がなくてもある程度上達して身につけることができる類のものである、ということがいいたんだと思うのだけど、「遊ばせる」というとちょっと語感が違うかなと。
あと、実践的に使えるテクニックやプラクティスを求めるとこの本は期待はずれかもしれない。考え方、が中心。
他の人と意見を言い合いながら読みたいタイプの本でもあった。
Posted by ブクログ
拡散、調整、統合、
主力事業、成長事業、パイロット事業
真面目型、自立型、停滞型、線引き型
タイトルから期待した内容とは異なりましたが、非常に体系的で戦略的なマネジメントの話です。