【感想・ネタバレ】顔のない花嫁のレビュー

あらすじ

不気味なお化け屋敷へようこそ。

毎年10月になると町で開催される「お化け屋敷コンテスト」。

優勝をねらう少年ケヴィンは、コンテストの準備中、屋敷にあった真っ白なドレス姿のマネキンをこわしてしまう。その日から、ケヴィンの周囲で不可解な、おぞましい出来事が次々と起こるように……。

必死で怖くないと自分に言い聞かせながら、ついに迎えたコンテスト当日。ケヴィンとその仲間たちは、そこで自分たちが取り返しのつかないことをしたのだと知る――。

ベストセラー作家が手がける、〈こども向け本格ホラー〉です。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

壊してしまった花嫁のマネキンをお化け屋敷の道具に使おうとしたケヴィンに襲いかかる不可思議な恐怖。
しっかりホラー。でも児童書ならではの物語の展開。このバランスが絶妙。希望を見せつつ不安を誘う結末も巧妙なのです。
またケヴィンに「ふたりのパパたち」がいることも、さらりと書かれているのです。そこに何の意味も持たせない。そのことが実に素敵なのです。

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2025年05月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自分のアイデアが具現化していく恐怖と花嫁の悲痛な叫びがひしひし伝わる。
頭おかしい両親のせいで成仏どころか永遠に閉じ込められてたところに見世物にされちゃあ怒るわな。
しかし、安心した後に最後ゾワッとしたんだけど結局捕まったってこと??いつでも捕まえられるからなの脅し??

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2023年11月09日

Posted by ブクログ

タイトルと表紙の絵からわかるとおり、ホラーである。こども向けホラーなのでめっちゃ怖いってわけではないけど、私はホラーが苦手だ。しかし、装丁がアルビレオさん、翻訳が金原瑞人さんとどちらも私の好きな方々なので、読まないわけにはいかぬ。おばけコンテスト当日に閉じ込められてしまうこどもたち。抜けだした方法が本当に勇気のある行動だ。

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2021年10月28日

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