あらすじ
黒獅子頭を持つ王子のお前に、相応しい花嫁を用意しよう――呪われた息子を厭う王が指名したのは小人族。人間の半分の背丈しかなく、娘のいない我らに一体なぜ…? 困惑する中で立候補したのは、族長の息子・リラ。王宮で孤独に生きるダルガート王子の味方になりたい――戦から村を救われて以来、密かに王子に憧れていたリラに、ダルガートは「私の運命に巻き込んですまない」と告げてきて!? ※口絵・イラスト収録あり
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哀しい人獣の王と小人族のお妃
このお話を語ると完全にネタバレになります。ご注意ください。
人獣の王様と小人族のお妃のお話なので、そういう国同士の婚姻かと思いきや、人獣王への嫌がらせの為にわざわざ小人族の男の子を娶せた、とは穏やかではなかった。
そもそも黒獅子の頭になった原因が、祖父と父のせいだったのに。これはめちゃくちゃ腹が立った。でも、おかげで2人は夫婦になれた。これはハッピーエンド。
ちょっと捻くれたファンタジーだった。
Posted by ブクログ
初読み作家さん。
タイトル花嫁だし表紙の受があまりに美少女然としているし、で、ちょっと不安でしたが見事に裏切られました。
BLで久々にちゃんとファンタジーを読んだ感じ。
ただ前王とか前々王とかにはしっかり反省してから旅立ってほしかったね!