【感想・ネタバレ】時代を撃つノンフィクション100のレビュー

あらすじ

ノンフィクションは,ひろく市民リテラシーを生み出すジャンルとして,戦後日本社会に貢献した.社会を見つめる眼を養い,いま自分たちはどのような時代にいるのか,状況への問いかけを発する精神を鍛えてきた.古典的名著から,二〇一〇年代の作品まで,時代を撃ち続ける一〇〇冊を選び抜いたブックガイド.

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

以前同様の趣向で上梓されたものを読んで、以降の読書ガイドとして活用させてもらっているクチだし、本書に先だって読んだ、望月さんとの共著新書も相変わらず素晴らしかったしってことで、本作を手に取らない理由はない。作品そのものでなく、その著者の経歴や業績に割かれる行も多く、翻って、作品自体のインパクトがあまり感じられなくなってしまうものもいくつかあったけど、それはまあご愛敬って感じかな。それを差し引いても、本当に熱そうな作品満載で、また読みたい本が増えてしまいました。

0
2021年04月28日

Posted by ブクログ

ここに取り上げられたノンフィクション小説(一部事実に基づいた内容)は概ね、政治家と金・権力、そこに貪る利権企業群、メディアとの利害関係からくる権力と私物化、それと、戦争とその背景に携わる政治家・軍部関係者、損得の利害関係である。 昭和の初期から指摘しているのは近代も腐敗した政治とその利害関係が存続していることだ。今の菅政権もそうだが、それ以前から政治は政治家の為(権力と金)だけのものであって決して国民を守ることでは無いことがはっきりしていることだ。その理由は文中にもある「政治家が非能力であっても国民が優秀であれば経済は動く」ということだ。これはコロナ禍で確証していると思う。

0
2021年07月13日

Posted by ブクログ

ノンフィクション本を開拓したくて購入。
メディア・歴史・現代社会にカテゴライズされて紹介される100冊はほとんどが知らない本。
それぞれ興味を惹かれるような紹介文になってるかと言えばそうでもない気もするんだけど、この本片手に一日中本屋を遊びまわることができそう。

岩波新書なので、紹介されている本も全て岩波から出てる本なのかなと思っていたら全然そんなこともなく、大小問わない出版社の本が分け隔てなく紹介されており懐が深い。さすが岩波パイセンです。

これ持って本屋行って自分で本を選んで買ってその本を読むまでがこの本の読書です。本屋に行こう。

0
2021年05月10日

Posted by ブクログ

どうしても書かずにいられない、ローアングルで人間や社会をとらやた作品、70〜00年代。格差社会、アウトロー、宗教、現代アジアと日本、科学と市民、格闘するメディア、メディアのなかの個性、戦争、朝鮮・中国の歴史と日本社会、近代史。

戦前・戦中・戦後、すごい変化の時代が、すぐ近くにあったのだと再認識しました。

0
2022年01月15日

Posted by ブクログ

週刊東洋経済での書評・著者インタビュー欄から興味を持って購入。ここで取り上げられたものから読んでいきたい。

0
2021年06月27日

Posted by ブクログ

この本を読まなければ出会わなかった本もあったと思う。さっそく、何冊かネットで注文した。

ただ、一つ一つの文章が、内容の紹介、読ませたくする仕掛け、どちらも改善の余地があるような気がした。

0
2021年05月09日

「小説」ランキング