【感想・ネタバレ】戦後政治史 第四版のレビュー

あらすじ

的確かつ簡潔な叙述で定評のある通史に一〇年分を増補した最新版.民主党政権下で起きた東日本大震災から,安倍政権の復活と長期化,そしてコロナ危機に揺れる現在までの軌跡をたどる.それは,自民党「一強」と野党の弱体化が進み,政治的幻滅が拡大する時代であった.衆参両院の全選挙結果も収めた必携の一冊.

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Posted by ブクログ

戦後政治史を概観するコンパクトな通史。日本政治の歩みを辿る読書は大変楽しかった。索引や選挙データも充実しており、辞書としても活用出来そうだ。

特に、第二次安倍政権の記述が素晴らしかった。8年にも渡る長期政権の複雑な軌跡が経済・安全保障・外交を主に分かりやすく纏められており、毀誉褒貶激しい安倍政権をフラットな視点で捉え直す良い機会となった。

著者の山口二郎氏はリベラル派の闘士であるが、中立な立場から本書を記しており、氏の学者としての力量が窺い知れた。

第5版の出版は6年後だろうか。楽しみにしたい。

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2025年07月02日

Posted by ブクログ

戦後政治をポイントを押さえつつ簡潔に概観しています。折に触れて読み返して、時代の流れやポイントを復習するのに良いですね。

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2021年07月31日

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