あらすじ
とある問題を起こし、αのエリート校から一般校へ転校してきた晴斗。
αというだけで目の色が変わるクラスで、隣席の生徒会長・雅だけは、やけに当たりが強く…?
「嫌な予感したんだ…」
そう言って突如、晴斗の目の前で大量の錠剤を嘔吐した雅。
介抱しながらも制服の隙間から覗く、あまりに細い身体が、晴斗の目に焼き付いて――。
その日から学校に来なくなった雅がどうにも気になり、家まで押しかけた晴斗が目にしたのは、ヒートで倒れている雅だった――。
世話焼きエリートα×愛を知らない孤高のΩ
《持てる者×持たざる者》が互いを求め合う、トワイライト・ラブストーリー!
※咲本崎の「崎」は「たつさき」が正式表記
感情タグBEST3
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シリアスにドキドキ
絵が好みでの購入でしたが読んでみると、オメガバースでした。
オメガバースはシリアスでいけ好かない部分もあり避けていましたが購入した以上読まないとなと正直そんな気持ちで始まり読んでみたら確かにシリアスですが主人公が世話焼きなのもあってか意外と楽しく読むことが出来ました(*Ü*)
雅って晴斗と出会う前も結構笑ってたんだね。でも全然意味の違う笑顔。嘘の。自分を守るための。そう思うと泣き叫んでも怒り狂っても、本気の表情を出せる相手(晴斗)と出会えてほんとによかった。晴斗がこれまた大き過ぎるいい男。全てを包んでくれるような。2人が出会えてよかった。
雅と晴斗の家が真逆という感じで、雅の育った環境が余計辛い。春斗が母親にΩのこと学んで雅に伝えたりと一生懸命で本当に良い子。
繊細な絵でシリアスな雰囲気に合っていて素敵です。雅くんが痛々しくて辛いのですが、晴斗くんが世話を焼いてくれるようになってだんだん素直になってきていい感じ。