【感想・ネタバレ】子どもの本で平和をつくる ~イエラ・レップマンの目ざしたこと~のレビュー

あらすじ

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子どもの本を通して希望の種をまく。

戦後、混乱した街中で大きな建物の前に人びとの列を見つけ、少女は、弟の手を引いて建物に入りました。すると、そこにはたくさんの本が並べてありました。そして、ステキな女性と出会います。その人こそ、イエラ・レップマンでした。

イエラ・レップマンは、国際児童図書評議会(IBBY)、世界で初めての国際児童図書館(ミュンヘン国際児童図書館)を創設した人です。

どのようにして、子どもの図書展をスタートしたのかを語ることで、子ども本の大切さを伝えています。

巻末に、イエラ・レップマンや、図書展についての解説もあります。

※この作品はカラー版です。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

"希望"というテーマの本を紹介されたときに、大好きな馬の表紙に惹かれて読むことにしました。
ホロコースト後のドイツで、ドイツの子どもたちのために本を集めたユダヤ人の女性の伝えたかったことが絵本になっています。
立ち上がれないような困難にぶつかったとき、人は本に救われることがあるのだと、それを実感した読み手として、大いに共感し泣きそうになりました。

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2022年10月13日

Posted by ブクログ

戦争により貧しさ、悲しさの中にいた子ども達の心に灯された小さな光。それは本によって灯された光だった。
ナチスの迫害から逃れた女性が終戦後にドイツに戻り始めた「子ども達に本を」という運動は、やがて多くの国を動かし、今につながる大きなものとなっていった。
ひとりの人間の思い、行動の凄さ尊さを改めて知る。

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2022年05月20日

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