【感想・ネタバレ】きみは本当に僕の天使なのか 2のレビュー

あらすじ

ripqle再結成!?もう一人のアイドル。

「あたし……やっぱりripqleを再結成したい」

裏接待問題の一部を暴いたことによって、麗の目標は再び杏樹とのペアユニット再開へと向かい出す。
「マネージャーのマネージャー」として真央のアシスタント業務を請け負うこととなった優羽。
麗のマネジメントで手一杯な真央の代わりに、杏樹の再スタートのための足掛かりを、優羽は少しずつ探り出す。
杏樹を追い詰めた諸悪の根源は取り除かれ、彼女は麗の元へ戻ってくるのかと思われたが……。

「私……本当は、アイドル業界から逃げたんじゃない」

アイドルに戻ってほしいと告げた優羽に、杏樹が言い放ったのは衝撃的な一言だった。

「麗から逃げたんだよ」

杏樹の柔らかな表情の奥、その相貌には、昏い影がかかっている。

「だから、私はもう、ripqleには戻れない」

コンビを再結成したい麗、自分にはアイドルの資格がないと言う杏樹、そして、その両方の気持ちの間で揺れる優羽。
“瀬在麗”というアイドルの闘いであった『伝説のライブ』のその後、もう一人の少女の闘いが――始まる。

※「ガ報」付き!

※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

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夢の実現を目指して邁進した者、その夢を一緒に見た筈なのに逃げ出した者、その夢の実現を後押ししつつ自らの運命を託した者、硝子の向こうの世界の夢として見る事で精神的安定を得ていた者、その夢を高い位置から俯瞰し操る者、その夢に絶望した振りをする者。
なかなか魅力的なキャラが形作られてきていたのに、ストーリーは少し陳腐な感が否めないところが…。
それでも、最後まで読ませてしまう文章表現力は流石と言った処でしょうか。

あとがきで「とんでもないスケジュール」と記されていましたが、その影響なのか校正の見逃しと思われる箇所が数箇所…、読んでて気持ちが上がってきたタイミングで現れるので、一寸残念。

最後の最後に瀬在麗は瀬戸内玲って判明したけど、途中で気付かなかったのかな?
この巻の発売から日数が大分経ってしまっているけど、瀬在麗(瀬戸内玲)と沖田優羽とがメインでの続巻の予定でも有ったのだろうか?

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2023年12月09日

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