あらすじ
「偏り」こそがぼくの個性──そう認めた瞬間、それまで問題児と言われていた人生が輝き始めた!「いま、会いにゆきます」で世界的ブレイクを果たした著者による、大好評の朝日新書『ぼくが発達障害だからできたこと』に、その後の5年分の生活を大幅加筆。
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Posted by ブクログ
あの小説たちがどのように生み出せれたのか、そのバックグラウンドを知れた気がする。小説内に出てくるものをじっさいにその目で見られたらうれしいだろうなぁ。。。
Posted by ブクログ
「いま会いにゆきます」の作家である著者が自らの半生を語る。発達障害を抱えていたがゆえに、本人はくそ真面目だが、周囲から浮いてしまい、超問題児とされていた学校時代。マザコンであり影響が強かった躁鬱を抱えていた母との関係。高校時代に知り合って結婚した妻との現在の非常に対話の多い現在。小説がヒットするまでの経過…非常にドラマティックな人生だと思う。「いま会いにゆきます」を奥さんが書店でサクラ購入し、武田鉄矢に会い、「ここで渡さなかったら後悔する」と意を決して、「坂本さん、夫の本です。読んでください。」と言って渡したというエピソード、微笑ましい話だ。武田はその頃、坂本龍馬役をしていたが故の間違い。それが大ヒットに繋がっていったという。更に英語にも翻訳されて世界でも知られる作家になっている!発達障害でこのように成功する人もいるんだ!最後にクリスチャンだという心療内科医の解説者・星野仁彦が織田信長、ダヴィンチ、ゴッホ、ベートーベン、アインシュタイン、その他多くの文学者たちも発達障碍者だったとの説明があり、この文脈の流れの中で凄く理解できた。