【感想・ネタバレ】おれたちと大砲のレビュー

あらすじ

将軍様の尿筒役、草履持、髪結之職に御駕籠之者、馬方爪髪役……代々将軍の身の回りの世話をする家の跡取りに生まれた若者五人。まだ正式に家代々のお役に就けないうちに大政奉還となる。将軍慶喜様をなんとか助けようと端役ながらも東奔西走する彼らを時代は待ってくれるのか。爆笑と哀愁の幕末青春グラフィティ。

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力まないで読みました

うらやましいくらいの人々ののんきな暮らしと抱腹するような事件が連続していて肩の荷が下りました

#カッコいい #シュール #憧れる

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2024年06月08日

Posted by ブクログ

幕末、将軍に近い仕事をする家柄ながら、無役の若者5人の話。子どものころ、悪さをした仲間が徐々に集まり、将軍、慶喜公のために働くことで役を得ようと奮闘。花火で薩摩の船に放火しようなど、ドタバタの話で面白い。東海道中膝栗毛を読んでいるような感じである。

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2021年07月04日

Posted by ブクログ

★3.0

『世の中の馬鹿をおれたち四人が代表で請け負ってるみてえだ』(五人)
という一言に尽きる。
幕末、将軍慶喜を助けるために立ち上がった『黒手組』五人の仲間のドタバタ珍道中。

井上ひさし氏の頭の中はどんな風になっているのだと思いながら時々吹き出しつつ、歴史の空気を感じながら読むのは氏の作品らしさ。
計算高くも常軌を逸した的外れっぷりで、でも仲間思い、そして一所懸命な登場人物たち…そしていつも最後は切なくなる。 

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2021年11月24日

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