【感想・ネタバレ】P+D BOOKS 小説陸軍(上)のレビュー

あらすじ

巨大組織「陸軍」を、ある家族の視点で活写。

幕末、小倉で質屋を営んでいた高木商店の跡取り息子・友之丞は、「異人に、おくにをけがされて、たまるか」という思いで奇兵隊に入隊。隊の「勤王、殉忠報国、攘夷、四民皆兵」という思想に感動し、以来、それが高木家の家風となっていく。
その長男・友彦は陸軍士官学校を経て日露戦争に従軍するものの、病気がちで戦闘には参加できなかったので、息子・伸太郎の陸軍入営には万感の思いを抱いていた――。
『麦と兵隊』など「兵隊3部作」で知られる著者が、自らの軍隊生活と従軍作家としての経験をもとに綴った、ある一家の3代、約70年にわたる壮大な物語。

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Posted by ブクログ

最初は主人公始め登場人物が目まぐるしく、なかなか繋がらなかったが、一国民家族の目線で当時の生活を活写しつつ軍国の雰囲気が生々しく描かれており、これまで読んだ戦争題材の作品とはまた違った味わいを感じた。

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2024年09月21日

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