【感想・ネタバレ】アリスの国の殺人<新装版>のレビュー

あらすじ

「このミス」「週刊文春ベスト10」「ミステリが読みたい」2021年版で3冠達成の著者の代表作。日本推理作家協会賞受賞作!
「このミス」「週刊文春ミステリーベスト10」「ミステリが読みたい!」2021年版で3冠を達成した著者の代表作!
日本推理作家協会賞受賞作品!
コミック雑誌創刊に向けて鬼編集長にしごかれる編集者の綿畑克二。ある日、行きつけのスナック「蟻巣」で眠りこけ、夢の中で美少女アリスと出会う。そして彼女との結婚式のさなか、チェシャ猫殺害の容疑者として追われるはめになった。目が醒めると、現実世界では鬼編集長が殺害されており、ここでも殺人の嫌疑をかけられてしまう。二つの世界で無実を証すために事件の真相を追うことになった。日本推理作家協会賞受賞の長篇ミステリー。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

現実の殺人事件と、不思議の国でのチェシャ猫殺しが交互に展開される物語。
不思議の国はアリス達だけではなく、ニャロメ、鉄人28号、ヒゲオヤジなども登場するカオスっぷりw
アニメ脚本をしていた辻先生ならではの展開か。
ただかなりバタバタしたり、言葉遊びが多かったりで読みにくいのはご愛嬌w
40年以上前にこんな作品があったなんて…

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2025年07月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

難しかった。
現実と不思議の国の両方で殺人事件が起こり、その真相に迫るお話。
現実と不思議の国でのリンクは特になし。
序盤から登場人物が多く、なかなか物語に入り込めなかったが、だんだん入り込めるようになり、謎解き部分は面白かった。
ハッピーエンドではないし、ラストは人によって解釈が変わるかも。
理解した上でもう1回読むのも面白そう。

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2024年04月18日

Posted by ブクログ

本書もたまたま見かけたものである。
ファンシーなデザインや、大小さまざまのフォントや鏡文字など、見かけ上でも楽しい工夫がされていたし、アリスの世界における謎解きも、不思議の国におけるある意味筋の通った(?)推理が展開されていて面白かった。ただ、不思議の世界の醸し出す雰囲気と、「現実」との最後の落差に少し驚いたというのが正直なところであった。著者の作品はほかにも多くあるようなので、他のものもぜひ読んでみたいと思う。

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2022年11月28日

Posted by ブクログ

ワンダーランドと現実世界を行き来しながら繰り広げられる2つの事件。ラストは逃避なのか、それとも病的な何かに飲まれたのか。
アリスの世界観ならではの言葉遊びやタイポグラフィー等の工夫が面白い。

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2022年11月22日

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