あらすじ
しゃべるな可愛い!
俺をよしよししろ!
忌み子と蔑まれていた王女サフィーヤは祖父に騙され、
慕っていた狼獣人リカルドに服従を強いる腕輪をつけ隷属させてしまう。
戦争で国が滅び、離ればなれになった数年後。
マフィアの首領となったリカルドは隷属から解放されるため、
サフィーヤを探し出し殺そうとするが、
なぜか「よしよし」をねだった自分に困惑する。
憎悪を滾らせているのに、リカルドは彼女の世話を焼き、外敵から守らずにいられない。
さらには抑えきれない衝動に囚われて――。
狼獣人マフィア×薄幸の(元)王女、絶対服従の枷を壊すまでは溺愛おあずけ!?
【目次】
序章
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
第七章
終章
あとがき
感情タグBEST3
獣人もの
形態が変化するタイプで、普段から耳と尻尾が出てるレベルの獣人ものです。私はあまり獣人好きではないのですが、リカルドは可愛かった…そこかしこに耳と尻尾の表現がされており…かわいい!たまりませんね。
イラストがあまりヒロインが可愛くなくて残念でした。ヒーローは良かった。
ギャップがすごい
けっこうヒーロー、ヒロイン共に過去が重い。
読み始めはヒーローのヒロインへの扱いというか憎しみが痛々しいけれど、その狭間にちょいちょい出てくる「よしよし」がものすごいギャップでした。