あらすじ
電子限定特典『勝てるデザイン』壁紙付き!
【デザイン力を伸ばす! 15個のワーク収録】さぁ、ともに学ぼう。人気クリエイティブ集団を率いる元・任天堂デザイナーが、若きデザイナーへ向けその思考と技術を公開!
本質を見抜いて、そこに遊び心を足してくれるのが、前田さんのデザインだ――佐渡島庸平(編集者/コルク代表)
著者は、F1フェラーリ車体掲載のロゴ制作など第一線で活躍しながら、「ナスの形をした本」「モザイク柄のパンツ」といった、おもしろおかしいプロジェクトを行う人気クリエイティブ集団「前田デザイン室」を率いる、元・任天堂デザイナーです。
「Illustrator時短術」「おすすめフォント3選」などデザイナー必見の技術はもちろん、「ダサいデザインはなぜ生まれるのか? 」「プレゼンはラブレター」などデザインを武器にしたいビジネスマン必読の内容が詰まっています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
私はGデザイナーでは無いが、新しい事業や商品企画も、それを作り上げる全てがデザインだと感じています。この本には全てに通じた事が書かれていて共感できます。
Posted by ブクログ
デザインのお仕事からしばらく離れていましたが、改めてデザインって身近だし、面白いなと感じました。著者のセミナーやサロンも気になりましたので、タイミングが合えば参加していきたい考えです。
Posted by ブクログ
「クライアントも巻き込んで一緒にデザインを作っていく」というスタンスに共感した。
相手とのコミュニケーションを大切にしている姿がとても素敵だと感じた。
「わくわく」「楽しみ」を土台にでき上がる前田さんのデザイン。
「〇〇さんだからデザインを任せたんだ」と選んでもらえるよう日々精進したい!!
私自身、デザインのご依頼をいただいたけど、納期に追われ、思ったようなものができずに悔しい思いをしてきた過去があるので、前田さんように「デザインすることを楽しむ」をモットーに制作していきたいなぁと思った。
さらに印象的だったのは、前田さんの働き方。
「お金になるからやる」のではなく「楽しんでやっていたら、いつの間にか仕事になっていた」というスタイルは、私が目指している働き方そのもの。
夢中で取り組んだことが、結果として仕事になり、人の役に立っていく…
そんないい循環ができたら素敵だよね。
Posted by ブクログ
読みやすかった。
私はデザイナーではないけれど、会社の資料作りとかに活かしていきたいと思う。
何かを極めたいときに、良いものだけを吸収したいというひとからは、情熱を感じません。
極めるということは、選り好みせずに端から端までそれに向き合うことです。
→そうだと思う。吸いも甘いもってやつですね。
ゴミの名刺のデザインが好きです。
いや、ゴミ違うっていうツッコミを思わずしたくなる。
「もっとよくなるかもしれない」これを常に自問自答し続けるだけでデザインは見違えるように良くなる。頭の回転の速い遅いはどうしようもないが、考えることをやめないことは誰にでもできる。
→とても刺さった。遅くても良いから考え続けよう。
Posted by ブクログ
個性的な書、デザイナーの一人がたりのような内容で、理詰めではなく感性で読まなくてはならないと感じました
構成は、3章からなっていて、シンプルです。
第1章 デザインは何のためにあるのか
第2章 「ならでは」のデザインをするために
第3章 興味を奪え
気になった言葉は、次の通りです
・片っ端から真似てみました。プライドなどかなぐり捨てて、とにかく必死にやりました
・造形のうつくしさは、読みやすく、形がいびつじゃない
・作ったものは見た人の評価で決まるものだからこそ、客観視できるかどうかが大事になる
・プレゼンは、ラブレター
・お客様目線は、デザインをよくする最大の要素
巻末に、勝てるデザインワークというのがついていて、遊び感覚満載です。
Posted by ブクログ
よかった!もう一度読みたい
前田さんがロゴができるまでのプロセスや、失敗談、いけてないデザイン例などを惜しみなく公開していて、アマチュアデザイナーには宝のような一冊。
私は独学でデザインをやっていたせいか、世に出すものに自身がなく、「これでいいのかな?」と不安に思っていたが、
自分でも作品ができるまでのプロセスや「何を伝えたいのか」を言語化してプレゼンできるようにしようと思った。
読んでいてわくわくした。サロンにも興味を持ちました。
Posted by ブクログ
【印象に残った話】
・良い企画とは、「幸せになる人の数が多い」企画のことである
・自分を指名して仕事をもらえるようになるために、自分を知ってもらうためのコツは以下の通り
・自分がやっていることをブログやSNSを通して積極的に発信する
・自分が知っていること、できることのノウハウを出し惜しみしない
【アクションプラン】
・自分の知識経験は減るものではないのだから、出し惜しみせずに出す
Posted by ブクログ
この本は著者の経験をふまえ、意味と効果のある「勝てるデザイン」の作り方を説明しています。
最も印象に残ったのは、「思考と造形を行ったり来たりしなくてはいけない」です。私は思考を固めてから造形をつくることが正しいのだと思っていたので、印象に残りました。どちらが正しいのかは分かりませんが、様々な考えを知ることができ、この本を読んでよかったと思います。
Posted by ブクログ
元任天堂デザイナーによる指南書。デザイン事例なども満載で読みやすく、オススメのフォントや力を伸ばすためのワークなどもあり、実践的なレクチャーも多い。また、事例紹介も役立つ。
― うまくいっていても絶えず考え続け成功した事例として、僕はよく「鼻セレブ」のパッケージの話をします。通常のティッシュよりも柔らかくて肌触りがいいことが売りの「セレブ」。高機能であるがゆえ通常のティッシュよりも高額ですが、人気があり順調に売り上げを伸ばしています。この「鼻セレブ」の飛躍にはデザインが大きく関わっていると僕は感じています・・・シンプルで洗練されたデザインです。この時は名前も「ネピアモイスチャーテイシュ」で、今ほど爆発的なヒット商品ではなかったものの、ユーザーからの支持は根強かったらしいです。2004年にパッケージデザインとネーミングがリニューアルされました。それが白いふわふわうさぎのデザインです。前のデザインも良いものでしたが、こちらの方がもっといいと思います。鼻セレブの肌触りの良さがふわふわのうさぎを使うことにより一発で伝わります。デザインをリニューアルしてから、「鼻セレブ」はさらに爆発的に売れたそうです。
デザインもそうだが、ネーミングセンスも重要。消費者は合理的に判断するのではなく、何だか楽しそうものや、印象に残るものに惹きつけられる。人の評価もそうだが、世の中は概ね「印象論」で判断されていて、その判断基準に対して「デザイン」や「ネーミング」は重要なのだ。
デザイン論ではないが、下記の啓発的な表現も気に入ったのでメモをした。
― そこでうっすらと気づきました。自分の理想の環境を求めて色々と行動しましたが、そもそも自分の理想の環境なんて誰かが用意してくれているわけがない。自分で理想の環境を作るしかないのだ、と。環境のせいにしたり、人任せにしすぎたりしていた、自分の傲慢さに気づいたのです。
深く考えさせられる類の本ではないと思うが、肩の力を抜いて読める実用書だった。
Posted by ブクログ
良い企画とは? 幸せになる人の数が多い
デザインは文字が9割
ダメなものは何となく全部が大きい 視線の設計が必要
Avenir Next 中間 Heivetica ふつう Futura ポップ
Reross 丸くてポップ
Bebas 縦長 ほんのり甘み
思考に偏りすぎるとダサくなる 思考と造形を往復する
印籠=コンセプト+説得力・共感 で伝える
もっとこうしたらどうなるだろうと、最適解を選び続けるのがデザイナー
しつこさが、質を濃くする
デザインの必殺技を10個つくれ!
Posted by ブクログ
著者がデザイナーになりそこからどのように今の立場に至ったのか、その思考や行動を全て包み隠さず公開していると言う点は、著者も自分で書いている通り、革新的だと思います。すぐに役に立つノウハウ本みたいに綺麗にまとまりすぎたものでなく、気持ちの葛藤やもがいている様子なんかも書かれているのは人間味があって素晴らしいです。
後半はフリーランスになってからの著者自身の歩みを振り返っているような内容でした。正直なところこのあたりはあまり一般化できる話ではないので、著者から学びたいという気持ちを既に持っている人のための文章な気がしました。著者の性格や生い立ちによる部分が多く関係していると思います。
ですので全体的には、心持ちは学べる点が沢山あると思いますが、誰のための何のための本なのか?と言われると、うーんやっぱり前田高志ファンのための本かな?と言わざるを得ないような…
Posted by ブクログ
SNSで話題になっていた本で、強いタイトルに惹かれ購入しました。
いくつか耳に痛いワードがありましたが、特に心に残ったのは「デザインの必殺技を増やせ」と「それは、デザイン案ではない。」の部分でした。
書いてある意見全てに同意できるかと言うと正直難しかったですが、自分にはない視点の話が多くて参考になりました。デザインワークも載っているのが良いと思います。
思ってたのと違った
全体の6〜7割が自分語りなので、ノウハウを学ぶというよりは自叙伝的を読んでいるようだった。
そこから役立つ情報を拾い上げるのが大変過ぎて、心折れてしまった。
前田さんのデザインは本当にすばらしいが、文章力や構成力は専門外ということだろうな。