【感想・ネタバレ】拝み屋備忘録 怪談火だるま乙女のレビュー

あらすじ

拝み屋シリーズ最凶の悪霊!

「焼身自殺をした娘が悪霊になって…」
初めて世に公表される、封印されし禍話「火だるま乙女」収録!

東北の拝み屋・郷内心瞳が綴る大人気シリーズ〈拝み屋備忘録〉第5弾!
・入院中の著者自身に起きた戦慄の恐怖の数々…「白ビル送り」「白き異界」ほか
・若き時分に見舞われた恐ろしくも手痛い怪事…「視えるを描く」
・〈全身火だるまとなった世にも恐ろしい姿で…〉地元の屋敷に纏わる嘘の恐怖譚をでっち上げた少年の周りで不可解で恐ろしい出来事が起き―事態の凄惨さから著者が長年封印していた最凶の禍話…「火だるま乙女」

――など、拝み屋稼業で見聞きした怪異譚や実体験談を多数収録!
おぞましい怪異は、誰の身にも等しく起こりうる…。

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Posted by ブクログ

表題のお話はしんどい。
収録されている中では食事処が山岳怪談で知られる「鯉こく」の話と似ていてほっこりするが、やはりそれは黄泉戸喫なのではなかろうかとも思いゾッとする。

最後は、しかし、そういうことなのだろうか。

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2021年08月08日

Posted by ブクログ

「焔人」「赤い女と青い家」「禁魚を飼う」「跳ね返る」が怖く記憶に残った4作。
タイトルの「火だるま乙女」は怖さよりも、後悔というかやるせなさが強いです。

これまでの郷内さんの実話怪談の中では、怖さという点では、一段落ちる印象。
本人の体調の変化もあってか、怖さが「軽め」の怪談を集めた一冊になっていますね。たまには、こういうのもいいと思います。

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2021年09月02日

購入済み

編集担当者は何してる?

タイトルにもなっている「火だるま乙女」は戦慄の内容で、期待を裏切らない話だった。

が、今回はいつにも増して誤字や脱字や言葉の誤用が半端なく多い。いつもならあっても数ヵ所だが、今回は数十ヵ所。
郷内さんは今夏に3冊同時に上梓されるそうだが、一足先に出た角川ホラー文庫の「緋色の女」は誤字脱字はほぼなし。
郷内さんのせいというよりは、竹書房の担当者の手がまわっていないんじゃないかという気がする。
長年のファンで郷内さんのシリーズは全て読んできているが、この火だるま乙女はあまりにも校正不十分(というかしてないんじゃないか?)で、読むのに集中できないほどでした。
その点だけが残念です。

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2021年07月29日

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