あらすじ
個性の強い子どもたち。突出した才能に恵まれても、いくらかは問題児扱いされて居場所を失い、結果として不登校になりがちだ。そんな彼らに学びの場を提供するのが東大先端研「異才発掘プロジェクト」で、そこでディレクターを務めるのが中邑教授である。「成績が良ければ優秀」な時代は過ぎた? 学校や親が子どもとの間に築いた“壁”を越える方法とは? 「全ては見守ること」という主張や最先端の研究の場で得られた知見を一冊に集約し、子どもの才能を伸ばす子育て法を伝授。今こそ、仲間外れの先に広がる可能性に向き合え!
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Posted by ブクログ
今の社会や学校教育、家庭の問題点を深く理解されている方だと思った。とても共感できたし勉強になった。自分の生き方や考え方、子供達への接し方を変えていく指針になる本。何度も読み返したい。
ROCKETの授業は楽しそう。子供達の生きる力を伸ばしていくために、家庭でできる教育がたくさんあるんだなと改めて感じさせられた。
Posted by ブクログ
異才発掘プロジェクトの中邑先生が書かれた本で、興味深く読んだ。子育てや教育に「絶対これが正しい」方法はないけれど、対話をし、考え、試し、修正する。先生もそうされているとの一文にホッとした。子供たちとの関わりの中で、その子に対する愛情と深く向き合っていきたいという思いが、まず第一歩と感じた。またこれからは、決まった解答をすばやく正確に出せる人材よりは、想定外の事態にフレキシブルに対応できる人材が必要とされるだろう、との一文にも目が留まった。
Posted by ブクログ
子供の特性について、
●ユニークと捉えること
●同じ型にハマった子が育つ先に「破壊的創造」は生まれない
●そのため、親も自身の枠を緩やかに持つ必要があるし、ラベルを貼らないようにすることが必要。
高齢者社会が進み、安心安全が先行しすぎて、
社会が硬直化しているという考えは
たしかにそうだと思います。